ボンバーガール 謎の界隈用語集

こんばんは、づーやんです。
今週は特に役に立たない内容なんですが、ボンバーガール界隈で使われる謎の用語を由来と共に解説していきます。

初年度からプレイしている古参なので、由来含めて結構把握しているつもりですが、認識が間違っている可能性はあります。

先に断っておきますが、ほぼネタ記事みたいなものなので、ボンバーガールのプレイに役立つ内容ではありません。

グリッチ関連

将棋

広義の意味として、ラグを利用して歩数有利を取るグリッチの事。
一般的には上記のグリッチを使ってネックを無償で抜ける行為を指す。

詳細や対策は以前解説した事があるので以下の記事を参考

ラグ前提のグリッチで、Twitterには今日も将棋に対する怨嗟が溢れている。あまりにも有名なグリッチだがスクリュー将棋はOKなど人に寄っての線引きは曖昧。狭義の将棋と広義の将棋で人によって将棋の定義が分かれるので注意

言葉の由来については長くなるのだが、昔ボンバーガールはボムブロの手数や弾のリキャストの回収など、詰め筋を辿っていく将棋のようなゲームだよ。という様な発言をしていたプレイヤーがいた。
彼が予備ボムを活かして誘爆のサイクルを変える事で防衛のロングスタンを狙ったり、ボムブロミスを誘発したら通れるよ。という事を発信していたのだが、仕様についての研究が進み、グリッチである事が判明したため、提唱した彼を揶揄しつつ「将棋」と呼ばれるようになった。

グリッチの定義や扱いは難しい部分があるが、ボンバーガールコミュニティでは少なくとも狭義の将棋は基本的に禁じ手とされるテクニックなので、気を付けよう。

逆将棋

防衛側の行う将棋の事。
主にネックを飛び出したあと、何故かネックに戻れてしまう現象の事。
実は将棋は上記の対策記事でも書いた通り、対処法を知って入ればむしろカモられてしまう、弱いグリッチなのだが、逆将棋は根本的な対策が難しい、将棋の数段上のパワーを持つグリッチ。

気付かずやっているケースもあるので、防衛メインが将棋についてお気持ちばっかり発すると、特大ブーメランになっている可能性あるので気を付けよう。


透明ボム

ラグが原因でボムの爆発周期の同期がズレ、それが原因で見えないボムが生まれる事。
防衛の画面では爆発していないが、前衛の画面では既に爆発したボムがあったとすると、防衛の画面ではそのボムの爆発後に再度ボムを置きなおしするが、そこで置かれたボムを前衛側が誘爆等で消すと、前衛側ではボムが無いが、防衛側ではボムが残っている。ような状況が生まれるため、防衛側からすると明らかに発生しているボムの上を前衛が歩いて来るような状況が起きる。

こう言うと複雑だがおそらく一度はシロのSUBが爆発していないのに、付近のブロックが壊れてアイテムが出る状況を見た事があると思う。これはシロの画面では即爆しているが、防衛側の画面では爆発しておらず、シロ側の画面でソフトブロックを破壊した情報が先に送られてくるために起こっている現象。

基本的に爆発ギリギリにボムを繋げるとラグの関係で起きやすい。色々と誘発させやすい方法はあるが割愛。

ラグが悪いのだが画面が非同期の状態はまともなゲームにならないので、相手の挙動がおかしかったら一度お互いボムを置かずに起点をリセットして画面の同期を合わせる方がベター。

正直わざとじゃなくても出来る時は出来るので、あまり目くじら立てすぎない方が良いとは思っているが、出来る可能性が高い行為を繰り返すと流石にお気持ちを表明されても仕方無いのでは…と思っている。

やろうと思えば意図的に透明ボムを作る事は出来るし、歩数差以上に起爆点がズレるとゲームが成立しないので個人的な考えだと意図的な透明ボムは将棋を越える凶悪なグリッチだと思っている。

ファイアーマン

赤ボムを喰らいながら被弾中にボムを連打してボムを即爆させながら走り回り、火柱を纏って走ってくる様の事。
透明ボムの欄でも話したが単純に遅めに誘爆を繋げると透明が出来やすいのだが、これをやると持続の終わり際まで爆風を繋げる事になるので高確率で透明が出来る。

若しくはラグいプレイヤーがギリギリに誘爆を繋げながら走る事で、対面視点では火の上を走ってくる様に見える様の事を指している時もある。

透明ボムが出来て同期がズレたせいで火柱を纏いながら走ってくるケースも含まれていそうなので、単なる言葉だけで何が原因でどういう現象が起きているかは判断しづらい。

由来はボンバーマン本家のパワーアップアイテムで、これを手にすると爆風を受けてもダメージを受けずに上記の現象を起こせるようになる。

稼働初日の詩織は植樹の無敵中に青ボムを受けても短スタンしなかったため、16秒間ファイアーマンとなりながら走り回る事ができ、その世紀末の様を示したコピペが広まった事で僕はこのゲームを知りました。

戦術・テクニック

バイジャンフォーメーション

シューターがネックを守り、ブロッカーがそのネックの先で暴れるフォーメーションの事。
非常に強力な陣形でボマーはまともに通る事が難しいし、アタッカーもブリンクスキルか無敵2枚を強要される事が多い。
ポケモンバトルとも言われる状況で、詳細は以下の記事を参照

冷静に考えて特別な事はしておらず、至って普通の陣形なのだが何故か特別なフォーメーションのように名前が付いていて、そのギャップと語感の良さから割と使われている気がする。
実際に会話の中ではバイジャンする、バイジャンなどと略される事が多い。

由来は名古屋レジャーランド内田橋配信で、アゼルバイジャンさんがプレイ中に多分タコスさんあたりが言い始めたのが発端。

シューターが前、ブロッカーが後ろの状況は逆バイジャンフォーメーションと呼ばれている。

ベータマンシステム

ボンバーガール無印で存在したタワー後折り戦術の事。
ボンバーガール無印ではタワー破壊によるダメージが500ダメージ、かつボイス等でその分のダメージを回復可能であった。
そのため攻めパインをピックした上で残り30秒などのボイスが2回使えない時間帯でタワーを折り、その後に防衛に入って自分はボイスを2回回す事でこちらは完封可能だが、相手はベースを完封に持っていけないという状況を作る事ができ、極論ノーベースインでも勝てる戦法である。

関西のプレイヤーであるベータマンさんが好んで使った戦法のため、ベータマンシステムと呼ばれている。

ボンバーガールレインボーになってからはタワーダメージが回復出来ない仕様になったため、この戦術は成立しなくなった

パチマンブロック

タワー内を経由しながら下がり防衛するマップにおける、タワー裏のソフトブロックの事。
一本道のマップでタワーが中央にある形状のマップの場合、シューターが下がり防衛をする最適ルートはタワー内を経由するルートになる。
そうやって下がり防衛をした時、タワー裏のソフトブロックを事前に破壊しておかないと下がれずに後逸してしまう事になる。

そのため、アクア城1、ボムタウン7等の上記の条件に当てはまるマップでは、初動で掘り進める際にそのブロックを壊しておこう。

言葉の由来はパチマンJさんが上記のリスクがあるからアクア城1は初動でちゃんとこのソフトブロックを壊そうね!と情報発信をしていて、パチマンさんが壊そうと情報発信したソフトブロックのためにパチマンブロックと呼ばれている。

昔と比べてマップも増えており、上記の注意喚起自体も知らないプレイヤーが増えたと思うが、ボムタウン7は現在でも採用されるマップであり、GA帯でもこのブロックを壊していないプレイヤーが散見されるので、しっかりと壊した上でタワーを経由して下がり防衛しよう。

短スタン抜け

スタン中はスタンの情報が上書きされない。という仕組みを利用して短スタン中に本来強スタンする爆風をやり過ごす事で、ボトルネックを無償で抜けるテクニックの事。

 ボ   💣 
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手抜きの図の上に赤ボムと青ボムが分かりづらくて大変恐縮だが、予備ボムを用意した上で、相手のネック下ボムの爆風を防ぐためにネック真ん中に青ボムを置き、横に用意した予備ボムで短スタンしている間に、ネック下ボムに誘爆した隣接する青ボムの爆風をやり過ごす事で、無償のネック抜けが成立する。

これだけ見ると強いテクニックのように見えるが、単純にタイミングがめちゃくちゃ難しい。少なくとも相手がネック下ボムを置くタイミングを完璧に把握しないと難しい気がする。

レジャーランド内田橋のグラマス達がこのテクニックを磨いているイメージがあり、この前COM落ちで3:4の試合になった時、3側で守っていたら延々と練習台にされて、その上毎回成功していたので素直に凄いと思った。

派生形としてシロで飛んでけSUBをした後、SUBの起爆前の短スタンしておく事で投げたSUBの爆風の中を走っていくテクニックもある。
こちらは飛んでけの起爆時間延長もあって、結構セットプレイとして実践的な印象

ぽろぴ抜け

予備ボムを用意した上で、ネック真ん中のボムに対して遠ボム被弾した際の被弾無敵を利用し、予備ボムから再度相手のネック下置きなおしを誘爆させて手早くネック真ん中のボムに対してベースインを狙うテクニック。

ぽろぴさんが開発し、最初に実戦で投入し始めたテクニックのためにこの様に言われている。

被弾無敵中に予備ボムの青ボムを受けると極小スタンするので極小スタン抜け、とかとも言われたりするが、前述の短スタン抜けと性質が違うのに分かりづらかったりするので、ぽろぴ抜けという言葉の方が使われている印象。

強力なテクニックだが予備ボムを用意する関係上読まれやすく、防衛側も詰めればいくつか対策方法はあるので読み合いに持ち込もう。

男抜け

100ダメ払う食らい抜けの事。
ネックの通行料は50ダメで済むのに100ダメ払う男らしい様からこのように呼ばれている。
実際には100ダメ払う事で1歩分得するので、ネック真ん中のボムに対して即ベースインを狙えたり、最後の最後に無理やり近ボムをねじ込んだり、相手の不意を衝く事で後逸させたりなど効果的な場面も存在する。時間が大事な場面等では積極的に使って行こう。

発端はおそらく川崎モアーズ配信だと思うが詳細は不明

ハンマー

ネックを通る前衛をブロッカーのウォールで挟む事。
基本的に縦ウォールで狙う事になる。ボマーはハンマーをされた場合、スキルを使わないと他人が助けてくれない限りは機能停止するため、詰んだ場合は帰還した方が良いが、当然シューターの良い的のため帰らせてくれるとも限らない。諦めて足元にボムを置いてロングスタンした上で死を選ぶのも手。
スキルを使って足元にボムを置かずに壊せるのであればスキルを使って解決可能。具体的にはラインボム、ぶん投げボム、サンライトファイヤーボム
防衛ではないが、グレイもラインボムでネックを下がっていく防衛に対してハンマーを狙う事が可能。
こちらはそのまま大きなリターンが得られるのでグレイ対面は要注意。

3凸指示

マッチング画面でブロッカーが攻めようを連打する事。
1人で守るから3人で攻めて来いという意味を込めてのチャットである。
前衛メインが3~4人固まった時、おもむろにグリアロやアクアあたりが選ばれて攻めよう連打した場合は、こういう意図があるんだな。と思えば良い。

個人的には3:2の前衛と2:1の前衛だと明らかに後者の方が有利(ベース内で使える窪みの数は変わらないし、侵攻ルートが3手あるマップも少ない、ベース内が混雑するとデス等のリスクが増える)に思えるので、あまり積極的に取るべき戦法ではないと思っているが、前衛専門のプレイヤーが集まった場合はその方が良い事もあるのかもしれない。

3攻め側はボマー2:1アタッカー1にするのか、アタッカー2:ボマー1にすべきなのかはよく分かっていないが、ボマー2ならリーサル範囲の見極め、アタッカー2なら適切なタイミングでの防衛キルを意識すると勝ちやすい気がする。

コの字築城

ベース内の築城の事。良くコの字築城を作れ!!と色んな人が言っているが、コの字にベースを埋めろという事ではなく、片方の辺を埋めて相手の行動範囲がコの字になるような築城を作れ!という事である。

現代ボンバーガールでは必須のテクニックなのだが、正直単語として分かりづらくないか…?とは常々思っている。初めてこれを聞いた🍝のプレイヤーが6手掛けて3辺をコの字に埋める事を攻められるだろうか…?

その他のプレー等に対する隠語

石田さん

無言で死ぬ事。
味方に心配を掛けるのは良くないため、恐怖の中で声を押し殺して無言で死んでいく優しさのある行為。

元ネタは賭博黙示録カイジでの石田さんの最後の姿。

何があってもごめんを打ちたくないのか一定石田さんのように死亡しても無言な人がいますが、死亡した時には死亡報告のチャットを打ちましょう。

地獄のよろろんにゃん

どう考えても1人で守れない状況でシューターに届く残酷な響きの事。
「よろしく」チャットは色んな意味で使われる事が多いが、基本的には今いる敵を任せるよ。という意味で使われる事が多い。

満タンのボマーを流してリスに走って行ったり、体力がミリなのにボイスを回さず前に行ったり、リーサルで埋めに行ったり…と様々な時に聞こえてくる。
シューター側もちゃんとヘルプは押しましょう。

アウトレンジベースアタック

ベース外からベースを攻撃する事。
ライトニングボム、ラインボム、コズミックレーザーボムやヴァンパイアキラーはベース外からベースを攻撃する事が可能であり、ローリスクでリターンを取る事が可能な行為。

ただスキルのリキャストを考えるとそれだけで十分なダメージを出す事は不可能に近いし、相手防衛のスキルも回ってくるので基本的には強い行動とは言えない。

ただ残り5秒などベースイン出来ない時にスキルが残っているのであれば、多少でもねじ込んだ方が当然良い。セピアのヴァンパイアキラー等は知らない人も多いが、完封ドローになりそうな試合でラストにこれで殴って勝った事が1回あるので覚えておくと少し得をするかもしれない。

由来は昔のボンバーガールWikiでグレイはライトニングボムとラインボムを活用したアウトレンジベースアタックが強み、と書かれていた事。
ラインボムは最後の押し込みや、無理にベースインする必要が無い時のハラス兼ダメージ手段など一概に間違いでも無いのだが、ライトニングボムは窪みにボムを置くだけでケア出来るし、基本的には地雷行為なのだが、あたかも強力な戦術のように紹介されていた事から定着した。

接着剤

熱くなってボンバーガールの台から離れられず、連コインしているプレイヤーが発する言い訳の事。
台から離れられないのは椅子に接着剤が塗ってあるからであって、自分の責任ではない。むしろ自分は被害者なのだ。

熱くなってプレイする事が良いか悪いかはともかく、それだけ熱中出来るという事は幸せな事かもしれない

バス

試合に勝たせてくれる存在の事。

特に自分が上手いプレーをしなくても、乗っていれば快適に目的地(勝利)へと運んでくれる存在、という意味合いがある。

明確なバスがあるなら自分が活躍するよりもそのプレイヤーが動けるようにした方が勝利に近づきやすい。盤面もバスとなるプレイヤーの方が見えているので、指示にも従うと良い。

バス側は乗客に50点の安定プレーしか求めていないのに、乗客側が上手い事やろうとして0点のプレーをするとバスも大破するので、50点のプレーで勝てる試合で無理して100点か0点になるようなリスキーな行動を取らないのが優秀な乗客。

由来はMOBA用語でLoLなどで昔から使われている言葉。
ボンバーガールもMOBA要素のあるゲームなので、MOBAの格言や考え方は結構参考に出来る部分がある。

賄賂

試合を決める利敵行為の事。
試合を決定づけた原因が誰かしらの利敵行為だった時、お前〇〇にいくら賄賂払った?等と言われたりしてしまう。
具体例としてはリーサルでリス埋めしたり、ベース内のアタッカーを貫通ボムやベース外コズミックでスタンさせたりする事。
キツい言葉だが、実際に自滅のような形で終わる試合は少なからず存在するため、自分が敗着の行動を取ってしまった場合はしっかりと反省しよう。

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