小学校を休む長男7歳
今朝、小1の長男が珍しく
「小学校行きたくない」
と言うので、少し怒りましたが、結果的に休ませました。
休む場合は、あらかじめ決められたお友達に連絡帳をもっていってもらう手筈なのですが、もう登校時間をすぎていたので、私のほうでもっていき、校門に立っていた先生に直接手渡してきました。(休むなら早めに言いなさい、という観点でおこりました)
つい先日の記事ですが、コロナリスクの中、学校に行かせるか迷いながらも、小学校に行かせていたばかりなので、何かあったのか話してみました。
何故行きたくないのか聞いてみました
もしや、と若干焦りましたが、本人が言うには体がだるいとのこと。
でも、長男、元気そうなのはわかるので、改めてベッドに寝転がりながらよくよく話をきいてみると、本音は
勉強がつまらないから嫌
だそうです。
分からなくてついていけないのではなく、もう分かってることをやるのが、つまらないようです。
どう答えようか悩みましたが、勉強がつまらない、ではなく、学校に行きたくない、にフォーカスしてみました。
長男の言い分を聞いて私が思ったのは、勉強がつまらないだけで学校に行かない、というのが本当に最適な解か?という点です。
そこで、勉強がつまらないのは分かった、それとは別に、学校で楽しいことや面白いことは何かある?と聞いてみました。すると、以下のようなことが面白いそうです。
・休み時間に友達とドッジボールすること
・体育でドッジボールすること
・給食をたべること
・1年1組の教室の隣に、いつも閉まっていて入ったことが無い扉がある
・・・全くもって健全です。安心しました。
学校に行きたい理由は無いか
そこで、勉強はつまらないかもしれないけど、学校に行かないということは、そういう楽しいこともできなくなるということであり、勉強がつまらないだけで楽しいこともできなくなるのはもったいないのでは?
という話をしました。
その流れで、小学校行きたくてもいけない子がいるの知ってる?という話をしていきました。貧困問題とかの比較論ではなく、今しかできないこと、という点で話そうと思ったのです。
私:
「とっとはもう大人だから、小学校行きたくてももういけないんだ、だから、今小学生だからこそ行ける小学校で、楽しみたいと思えば行けばいい。」
「ただもし、勉強以外のこともすべて楽しくないなら、その時はまたこうやってお話して、小学校辞めさせるよ。どう思う?」
長男:
「明日は行く。」
※ちなみに本当に小学生に戻れればまた小学校行きたいと思ってます(笑)
直接的原因への対処
ただし、直接的な原因である、
”学校の授業が内容的に知ってることばかりなのでつまらない”
に対してもなにか処置をしなければなりません。
私自身、勉強だけなら家でもできる、と思っていますし、今回の説明の流れ上、このことは長男にも伝えてありました。
なので、勉強内容以外にも、学校で授業を受けることには価値があることを伝えてみようと思いました。
私もそうでしたが、小学生ってプリントの裏に何か書きますよね。(笑)
長男は漢字およびあみだくじ派です。ちなみに私は迷路派でした。
私:
プリントの裏に書いたもの、先生に見せて、褒められたりしない?
長男:
褒められる。
私:
またほめてもらいたいって思って、プリントの裏にまた書こうって思ったりすることある?
長男:
ある。
私もそうでした。プリントの表にある問題はさっさと終わらせて、いかに裏に描くアートに時間をかけるかが勝負です。
そしてそれを先生に見てもらいたい!っていう気持ちは一緒なのです。
つまり、与えられた仕事(表の問題への回答)は終わりがあるのに対して、自分で生み出すもの(裏の落書き)は、やればやるだけ素晴らしいものができてくるので、一所懸命になれる、ということを、子供のころから体得しているのかもしれません。
そういう楽しいことをやるために学校に行くんだよ、学校の先生は、勉強を教えてくれるだけじゃなくて、やったことを褒めてくれたり、勉強以外のことも教えてくれるんだよ、そういう大人がいるのは小学校だけなんだよ。
だから小学校に行く価値があるんだよ。
具体的に、授業中のつまらなさはどうすればいいかについても考えてみました。
先生の話し方ととっとの話し方、こういうところが違うな~とか、お友達はどんな風に聞いてるかな、とか、そういう観察をしてみると少し面白いかもよ、とアドバイスしてみました。
忘れるだろうけど
明日になったら、話した内容は忘れてるかもしれないですが、小学校に行ってみようと思えた自分の意志は、忘れないと思うので、また迷ったらじっくり話してみようと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?