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【日記】仕事✖️子ども=車中泊

おはようございます。
自立に向けてログハウスづくりをはじめたとっとです。

先日、はじめて受注したミニログハウスが完成したので、引き渡し前にわが家の子どもたちと見に行ってきました。

とっとの仕事がどんなものかを子どもたちにすこしだけ感じてもらえた日になったので、その様子をシェアさせてください。


もうひとつの目的は車中泊

昨年の夏、まだ神奈川でサラリーマンをしていた頃、長男(当時小2)とわたし二人、実家のある九州宮崎にむけて車で出発し、途中の岡山で初めての車中泊をしたことがありました。

長男はこの時の体験がとても楽しかったようで、その後もまた機会があれば車中泊したいと言っていました。

あれから8ヶ月後・・・

その機会が訪れないまま、わが家は神奈川からわたしの地元である九州宮崎に移住してきたのでした。

とっとがサラリーマンを早期卒業し、地元九州にもどってログハウス事業を始めるためです。


移住後に初めて受注したミニログハウスの建築現場は、今住んでいる実家から片道1.5hほどかかる場所でした。

そこで、現場作業の終盤は一人で車中泊しながら、ガソリン代の経費を節約していたのでした。(本当は単に車中泊したかった)


建築現場がおわってミニログハウスが完成すると、引き渡し前にとっとのつくったログハウスを長男にも見せたいと思い立ちました。

本格的に冬になり寒くなる前のこの季節に、車中泊を前提に長男を誘ってみたのでした。


車中泊は子どもと一緒のほうがたのしい

行く気まんまんの長男と、出発する日にちを決めました。

出発したのは金曜の夕方。

その日、長男が小学校から帰ってくると、宿題をさっさと済ませます。


長男と二人で出発しようと玄関を出ると、

わたしも行きたい・・

と寂しそうにこちらをみる長女(5歳)。

わが家のセレナでは、長男とわたし二人で寝るのが限界だろうとおもっていましたが、まぁなんとかなるだろうと切り替え、長女もつれて行くことに。

いそいで長女の着替えも用意し、夕方に3人で出発します。

段取りとしてはこうです。

・地元にあるTRIAL(24h営業の大型スーパー)で食材購入
・ログハウスの建っている町に向かう
・現場近くの温泉に入る
・現場近くの公園で車中泊(宴会)
・翌朝、現場近くの川辺で朝食
・ログハウスを見学

とっとの車中泊計画 with 子ども


出発した車内。

夜何が食いたい?

と聞くと、

うどん

とのことで、うどんの材料を購入し、ログハウスの建つ町に向けて車をはしらせます。

1.5hほどの道中、二人は車内で寝てしまいましたが、温泉に着くとちゃんと起きることができました。

長女は恥ずかしいといいながらも、3人で男湯に入り、しっかりと体を温め、いざ車中泊する公園へ。

その公園は、今回入った温泉とは別の温泉の隣にあり、RVパーク(電源のあるサイト)も用意されています。

ログハウス建築中は、わたしも一人で何度か車中泊させていただきました。

RVパークではなく、無料の駐車スペースに駐めさせてもらい、さっそく車内でうどんの調理を開始します。

その名も牛すじ煮込みうどんです。(巾着入り)

子どもたちが大好きな天かすを大量投入すると、二人とも普段の3倍ほど平らげました。

子どもたちが小さい頃から教えてきたバッチグーが止まりません。

夜は、なんとか3人で川の字で寝ることができましたが、車中泊をするにはもう少しキャンピングカー要素(とか)を工夫しないといけないと感じました。


翌朝、公園の水道を借りて歯を磨き、顔を洗ってから、川辺に向かいます。

夜に残った、もはや天かすうどんをコンロで温めます。

それでも、川辺で食べるごはんは美味しいようで、二人ともぺろっと食べました。

ここからが朝食本番です。

そう、目玉焼きとベーコンです。

写真撮り忘れましたが、その名も「うまみ」というスパイス(ナフコで衝動買い)をふりかけ、ネギを少しいれてみました。

長男は2回おかわりし、長女はベーコンばっかり食います。


フライパンがフル稼働です。

厚みのある食パンもフライパンでひっくり返しながらかるく炙り、焦げ目ができてきたらチューブバターをたっぷりかけます。

コンロは一つでフライパンも小さいので、ベーコンを焼くスペースがありません。

パンがまだ布団かぶって寝てる・・と長女。

大満足の朝食タイムを終え、いざログハウスを見に出発です。


ミニログハウス見学

とはいっても、川辺から1分ほどのところにログハウスはあります。

まずは外観から。

バッチグーが止まりません

普段会話の中でしか交わることのない、とっとの仕事子どもたちが、現場で触れ合った瞬間です。

靴をぬいで、中も見せます。

小さな別荘ということで、家主さんが自ら購入したIKEAの小さな流し台が設置されています。

かわいいキッチン

室内はフィンランドから来たパイン材に360度囲まれ、入った瞬間いい匂いがします。


もしこれが自分の部屋だったら、どこに何を置く?

と聞くと、

窓辺にベッドで〜、ここがテレビで〜・・

長男と長女、それぞれ思い思いに考えているようでした。



帰りは少しだけ寄り道

一通り見終えても、まだ家に帰りたくない子どもたち。

Googleマップで調べてみると、帰り道を少しだけまわり道すれば、また別の町に法華嶽ほけだけ公園という大きな公園があるので寄ってみることにしました。

そこは草スキーができる公園で、リフトにのってみました。

上までつくと宮崎県央の様子が見渡せます。
下りのリフトはめちゃくちゃ怖かったです。

グラススキーはしませんでしたが、公園内をぐるっとまわり、ちょっとした電動カーや、

ソリで草滑りを楽しんだ子どもたちでした。

かならずバッチグーする子どもたち

お昼は車内に常備してあったサッポロ一番の塩ラーメンを煮て食べます。

不意打ちにもバッチグー対応する長女。長男は間に合わず。

食べ終わると、3人で車の中ですこし昼寝をしようと片付けます。

すると、バーベキューをしにきていた大学生と思しき女の子が二人話しかけてきました。


すみません、火をつけるものを忘れてしまって、なにかありませんか?


とのことで、ライターやチャッカマンを持っていればよかったのですが、無いのでカセットコンロを貸しました。

カセットコンロじゃ火をつけにくかったとおもいますが、しばらくするとお礼にウィンナーを持って返しにきてくれました。

また次の車中泊での朝食には、このウィンナーが焼かれるかもしれません。


まとめ

今回わたしが初めて受注したミニログハウスが完成したので、子どもたちに見せるため、車中泊をしてきました。

子どもたちはまた行きたいとのことで、よほど楽しかったようでよかったです。

車中泊に関しては、普通のセレナにどんな装備を積んで車中泊しているか、そのうち紹介する記事をまとめたいとおもっています。


一方のわたしも、自分の仕事の成果を直接子どもたちに見せることができることに、幸せだなぁと感じた一日となりました。


神奈川でサラリーマンをしていた頃も、人工衛星の開発秘話を子どもたちに聞かせたり、公開できる写真を見せたりはしていましたが、あまりピンと来ていない様子でしたし、なにより現場で衛星そのものを見せてあげられないことに、悶々としていました。

とっとがつくるものは人工衛星からログハウスに変わりましたが、これからはとっとがつくったものを子どもたちにたくさん見せて触れさせていこうと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!



ログハウス・ビルド23年の軌跡をYouTubeでも配信しています。もしよろしければ、こちらもぜひ覗いてやってください!






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