双子育児で垣間みた、仕事の優先度づけ

こんにちは

自立に向けて、とにかく手を動かしたいとっとです。


仕事の優先づけっていろいろな考え方があるとおもいます。


たとえば7つの習慣でも謳われている、

重要度の高い低い × 緊急度の高い低い

で決まる4ケースに分類し、誰がどれから

手を付けるべきか、といった優先づけは

代表的な考え方の一つとおもいます。


先日、双子のミルクをつくっているときに、

この仕事の優先づけについて

ふと考えさせられたことがあったので、

シェアしたいとおもいます。


双子が2ヶ月半になりました

今年の7月に双子がうまれ、絶賛4人の子供の育児中です。


双子はうまれて2か月半がたち、

ミルクをのむ量も増えてきました。

順調におおきくなってくれていて、うれしいことです。


いまは、一人当たり120mlのみます。

ミルクキューブ一つが40ml相当なので、

一回あたり、一人3個、二人で6個、消費します。


仕事の優先づけができたと思った出来事

先日のできごとですが、

いつものようにミルクをつくろうと、

ふたつ哺乳瓶を用意して、

それぞれ3個ずつキューブを入れ、

電気ポットから片方の哺乳瓶に120mlお湯をそそぎました。


もう片方の哺乳瓶にも120mlお湯を注ごうとしたのですが、

ぎりぎり、100mlほどのところでポットのお湯がなくなりました


一瞬、まよいます。

案1)ちょっとだけ濃いけど、片方はこれで我慢してもらうか
案2)さきに注いだ120mlのほうからすこし分けて、110ml×2にして二人とも若干濃いので公平にいくか


そもそも、毎回きっちり120mlで

できてるわけではないので、

案1があたまをよぎりましたが、

それほどギャン泣き状態ではなかったため、

おちついてポットに水を継ぎ足して沸かすことにしました。


そこで、ポットに水を足そうと、ポットの蓋をあけて

ガスレンジの下にある引き出しから

大きめの鍋をとりだした瞬間、

鍋の取っ手が若干、油にまみれていることに

気付きました。


超~きもちわるかったので、反射的にすぐ

手を洗おうとしたところで、

仕事の優先づけをふと考えました。


・今ポットの蓋があいていて、ポットが水をいれるのをまっている。
・もとい、待っているのはポットじゃなくて双子であり、
 水を沸かすのも一瞬ではできず、水を入れてから沸かしだす。
・水を入れるのが遅くなればその分お湯ができるのも遅くなる。
・ひょっとするとその間に双子がギャン泣き状態に入るリスクあり。
・幸い、鍋の容器部分は油は無くきれい。

(つまらない話ですが、もう少しお付き合いください)


そこで、左手があぶらでぐにゅっとした気持ち悪いのを

グっとがまんし、先にそのままポットに水を入れ、

その後で鍋の取っ手を洗い、もとの引き出しに仕舞いました。


7つの習慣を完全に実践した気分でした。


これは本当につまらない例ですし、そもそもポットのお湯が

切れないようにメンテする、が正解だとおもいます。


ただ、わたしとしては反射的に手を洗うのではなく、

先にポットに水をいれることができたのは、

かなり自分なりによくやったとおもったので、

紹介させていただきました。


本当は、今回のように一瞬まよって考えたことを、

考えることすらせず、まよわず先にポットに水を入れる

ことができれば、プロだと思います。


実際の職場でも

実際の職場において、今回の例でいう

反射的に手を洗っている人、は多くいます。

私もそうでしたし、今でもそういうことがあります。


その時に一瞬でも考える時間がもったいないと感じたり

目の前でやりとりしている相手の言うことを聞こうとしたり

本質を見失う要素はいっぱいあり、訓練しないと難しいことです。


ましてそれが反射的に行動に直結できるようになるには、

わたしなどまだまだ修行が足りません。


元々やろうとしていたこと自体が目先の仕事なのに、

ちょっとしたことで、さらに別のことが

より目の前の仕事になってしまい、

それを先に処理しようとしてしまうんです。

(その結果が残業に)


わたしは仕事でも、頭の中では

7つの習慣的なことは考えますが、

最近はどちらかというと今回の例とは異なり、

「重要だが緊急でない仕事」

を率先してやるようにしています。


今回の例で言えば、

いざミルクを作るときにポットのお湯が

切れないように、ポットの残りが

300ml(←1回分の双子のミルク + α)より

少なくなったら、どうやって自動で

アラームをあげようか、と考えることです。


重要ですが、今すぐになくても大丈夫なので、

後回しにされがちな仕事の典型です。


本来この分類に当てはまる仕事は、

経営陣や管理職がやっていくべき、

となにかで見た気がします。

そのとおりだとおもいます。


でも、実際にはなかなか上司たちに、

今あなたのやるべきことはこれですよ、

って言いづらいので(言ってますが)、

本当に思ったら自分がやります。


でもそれができるのは、優秀な後輩がついてくれて、

彼が目の前の「重要で緊急な仕事」をどんどん

やってくれているからであり、すごく感謝しています。


おわりに

全ての事柄が優先づけで処理できるわけではないと

おもいますが、そう考えると子育てなんて、

最も重要で、緊急でもあり緊急でない、

とても大変なことかもしれません。



最後まで見ていただき、ありがとうございました!



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