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社会人生活日記 vol.2


社会人になって初めてのバレンタインの前日、別の部署の同期がチームの人にお菓子を配っていて、かなり焦った
同じ部署の同期に、「明日バレンタインだけどなにもしないよね?」と確認をしたところ、「するわけない、今は女がチョコレートをもらう時代」と言われた
コイツと同じ部署に配属されてよかったと心から感じた


社会人生活日記vol.1で、チョコレートの観察を始めると書いた
その後わりとすぐ、隣の席の上司に、「チョコレート食べる?」と、例のチョコレートを差し出されたため、観察は早くも終了した
あまりにも早い終了だったので、会社の人に垢バレしてないか不安になった

チョコレート食べる?と問われ、私はあのチョコレートがいつの間にか開封されていたことに動揺して、「それずっとそこに置いてあったやつですよね?!○○さんのチョコレートだったんですか?!」と答えてしまい、いやしんぼ丸出しだった
「違うよ、お歳暮で貰ったやつじゃない?」と返ってきたが、お歳暮シーズンよりも遥かに前からそこにチョコレートがあったことを私は知っている
チョコレートに執着するやばい女だとバレたくなかったので、お歳暮か〜とか適当に相槌を打った



オフィスのフリースペースで作業していたら、社内の知らない人が上司らしき人に資料の進捗を確認されていた
「正直ベースで言うと、全く手をつけられてなくて」と悪びれず回答していた
要するに頼まれていた仕事をやっていなかったようだが、「正直ベースで言うと」という枕詞のおかげで、なんとなくかっこいい感じを出していたので、機会があれば真似しようと思う


建築学生時代に学んだことの一つに、「本当に帰りたい時間よりも早めの時間を周囲には伝えるべき」というものがある
先輩のお手伝いとか、研究室の共同作業とか、本当は22時には帰りたいなというときに、前もって21時には帰ります!と宣言しておく
大抵先輩とか同期というものは、21時をだいぶすぎてから「あっ💦まだ帰んなくて大丈夫?💦」と言ってくるし、そう言われた時には作業が中途半端で、キリのいいところまでやろうということになり、結果として22時にはちょうどよく帰れるというからくりだ
つんく♂の伝説の歌詞、「門限はわざと早い時間教えるものよ」の応用とも言える
社会人になってからもそのテクを使おうと思い、上司に「今日21時までには帰りたいです💦」と言ったら、良い人すぎて本当に21時前に帰してくれた
しかしこれは新入社員バフ 油断せず今後もテクを磨いていこう




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