音感トレーニング実践講座|メロディ編① ~調をマスターする~
ここではすべての基礎である調についての扱いと、移動ド唱法による階名インプットトレーニングについて詳しく解説しています。動画や図解、音源のサンプルも豊富に用意しわかりやすくスムーズに進められるようになっています。例題に挑戦しながら実践的に学んでいきましょう。
この記事のトレーニングはずっしーのサイトの耳コピアレンジ習得法「音感の鍛え方~音階編つづき~」を読んで理解したうえで取り組んでください。
Ⅰ.調を特定する
まず何はともあれスタート地点は「調を特定すること」です。
調が大事、調が大事と何度もしつこく言ってきたのはそれほど重要な部分だからです。音感トレーニングの一番の土台になるところなのでここがクリアできなければ先へ進めません。
調を特定するのに最も簡単で速い方法は「主音ドの位置を特定する」ということでしたね。忘れてしまった人は「音感の鍛え方~音階編つづき~」の記事を見直しましょう。
先の解説記事では「主音ドを思い浮かべる」というポイントを簡単に流してしまいましたがここでつまづく人も多いかもしれません。上手く思い浮かべるコツは「一番落ち着く音」「曲の終わりをイメージする」の二つですが、そうは言っても難しいよ・・・という人もいるでしょう。
ここは非常に大事なところなのでここでは主音ドがうまく取れないよという人向けに実践的な対策を紹介します。
▶ 曲を聴いてもドの音を思い浮かべられない
「単純にドの音なんて全然イメージできないんですけど」というパターン。このタイプに該当する人はそもそもキー、調というものにあまり意識を向けたことがないというのが原因かもしれません。
なので今一度、調というものを感じてもらうために下の動画を見ていただきましょう。調の引力、調性音楽の主音ドに戻りたがるという性質を実感してみましょう。↓ ↓
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