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【「はじめに」全文公開中】『まんがで身につく ずるい考え方』後編

売り悩む百貨店の企画課で働く入社5年目女子の前に突然現れたキツネ。
キツネのずるがしこさに翻弄されていくうちに、ラテラルシンキングが身につき、仕事も人生も家族もうまく回りだす。7万部突破「ずるい考え方」のマンガ化!

2021年1月10日発売『まんがで身につく ずるい考え方』( 木村 尚義 著 /星井 博文 シナリオ /たかうま創 イラスト)の「はじめに」を公開します!

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ムダから新しいことが生まれてきた

 1903年、ライト兄弟は、初飛行に成功しました。まだ、航空機産業なんてない時代。飛行機なんか役立たずで、道楽だと思われながらも、彼らは真剣に取り組み続け、成功したのです。
 2004年、マーク・ザッカーバーグは、ハーバード大学在学中にフェイススマッシュという女子大学生の人気投票を開発しました。単なる遊びと思えるこの仕組みが、今や世界中で活用されるコミュニケーションツール、Facebook(フェイスブック)の前身となりました。

 両者とも、世界を変えるような発展を遂げましたが、最初は世の中の役に立とうと考えていませんでした。
 単純に好奇心から、あるいは面白いからという動機でスタートし、結果として、世界に大きく影響するような状態になったのです。
 
楽しい、好きといった感情が世界を変える枠組みになる、こうしたことは実にたくさんあります。
 楽しいことで優秀な成績を収めたり、好きなことを仕事に選んだりすると、周りから見ると「ずるい」と思われるかもしれません。今までの常識からすれば、勉強はつらいものであり、仕事は苦労するものだからです。しかし、こうした「〇〇するのは、つらい」という考えも、「答えは1つ症候群」です。
 自由に、楽しい、好きといった感情に従って、別の枠組み、つらくない方法、ラクするやり方を見つければいいのです。

 本書では、日々の仕事、生活の中でどのように活用すればよいか、より具体的にイメージいただけるようにマンガと解説で”ずるい考え方”をご紹介しています。
 もともと2011年に『ずるい考え方』(あさ出版)を出版し、ずるい考え方の事例をご紹介したところ、7万人もの方々に手に取っていただき、たくさんの感想をいただきました。
その中で、実生活にどう生かしていけばよいかについても知りたいというお声も少なからずいただいたため、『ずるい考え方』をマンガ化し、実際の仕事、人間関係などでどう活用することができるかについてご紹介させていただくことになりました。それが本書です。
 ぜひ、ご覧いただき、ご活用ください。
                   
                             木村 尚義

ずるい考え方立体カバー

『まんがで身につく ずるい考え方』
刊行日:2021年1月10日(日) 価格:1,430円(税込)
著者名:木村 尚義 (著), 星井 博文(シナリオ),たかうま創(作画) 
ページ数:184ページ ISBN:978-4-86667-257-1

http://www.asa21.com/book/b552213.html

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