またちゃいろの話
10月4日はちゃいろの本体がいなくなってしまった日なのでどうしても思い出してしまう。普段は思い出すと目から汁が出て来て止まらなくなるのであまり思い出さないようにしている。
それでも思い出しちゃうんだけど。
なぜなら、ちゃいろがしていたことをまるでなぞるように、残されたヅラがやるようになってるから。
でもまあ同じことをしても、ふわふわでほわほわでふにゃふにゃのちゃいろがするのと、むちむちでみちみちでぱつぱつのヅラがやるのとは全く印象が違うので、そのへんヅラがかわいそうだなあとは思う。
得してたよね、ちゃいろ。その見た目で。
いなくなったと言ってもこうしていつまでもわたしの中にいるので、実際はいなくなっていないんじゃないかと思う。
それはちゃいろだけじゃなく、ちゃいろの先代のワタちゃんやミヤちゃんや代々のコロちゃんも同じようにわたしの中にいる。
ただちゃいろがいなくなったのがメンバーの中ではいちばん近々だというだけ。
絶対にもっと長生きさせてあげられたはずなのに、という後悔の気持ちは
これからもずっと持ち続けると思うけど。
その分ヅラには、という闘志のようなものすらある。
まあそれが本猫に伝わってるかどうかは微妙なところで、彼は賢いので、かえって迷惑に感じているのではという気もする。
ま、飼い主の心ねこ知らず、とも言うくらいなので仕方ない。
ちゃいろ、かわいかった。
何回でも言うけど。
かわいくて変なやつだった。
それに比べればヅラはかなりまっとうなねこ。
ちゃいろの分まで、ずっとわたしと一緒にいてほしい。
たのむ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?