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フロアルールが変わるらしい

◆ズンです

なんか変わるらしいです。

自分用のメモとしてこの時はこう、とか疑問に思うこととかを書こうと思います。

◆変わるところ①

第5章:使用できるカードについて
(変更前)
どのような大会でも、偽造されたカード(コピーや手作りによる代用カードを含む)を使用する事はできません。

(変更後)
どのような大会でも、偽造されたカード(コピーや手作りによる代用カードを含む)を使用することはできませんが、故意ではないカードの破損などにより、公平なゲームの継続が不可能だとジャッジが判断した場合のみ、破損したカードの代替となるもの(代用カード)の使用が認められます。
ただし、代用カードはジャッジが発行したもの、またはジャッジが承認したものに限ります。

シティリーグ等でもありますがカードが意図せず折れ曲がってしまい対戦続行が難しい場合の処理が明記されました。
店舗開催のシティだとお店で破損したカードを買ったりする対応が出来ますがお金も掛かることですしこのルールの追加はいいですね。
大型大会だと代わりのカードをその場で用意…って無理ですし。
変更②もそうですが海外の大会で行われているような対応方法が採用された感じですね。

大前提としてプロキシは使えない、ただし意図しない破損には柔軟に対応しますね、という事だと受け止めています。

ドオー折れちゃった?これ使いなぁ〜

◆変わるところ②

第11章:ペナルティについて 
③サイドペナルティ

(変更前)
このペナルティが科せられた場合、ジャッジまたは大会主催者の判断により、ペナルティを科せられたプレイヤーの対戦相手は、自分のサイドからカードを引く事ができます。このとき、サイドからカードを引く枚数は、ジャッジまたは大会主催者が違反の影響や状況により判断します。

このペナルティが科せられた場合、ジャッジまたは大会主催者の判断により、ペナルティを科せられたプレイヤーの対戦相手は、勝利のために必要なサイドの枚数が減ります。このときの枚数は、ジャッジまたは大会主催者が違反の影響や状況により判断します。

これまでの「サイドペナルティ」では科せられたプレイヤーの対戦相手がサイドを取り盤面の有利不利のバランスを取っていました。
しかし、これによる不具合…というか一部のカードでペナルティを科された側が得をしてしまう事がありました。
(※あくまでもルールは〝引く事ができる〟なのでそのような状況を危惧する場合は〝引かない〟という選択を取る事も出来ました。)
スタンダードで例を上げるなら「ツツジ」ですね。
相手に敢えてサイドを取らせてこういったカードのプレイを早める、といった戦法は以前から正攻法でもあります(特性による気絶など)が、ペナルティを受ける事で故意かどうかによらず捻じ曲がった試合展開になるケースが少なからずありました。

今回の変更ではペナルティを科されたプレイヤーの対戦相手が勝利に必要なサイドの枚数が減ります。
つまり、盤面は変化せず、勝つための条件が変更になるという事です。

箱根駅伝の2日目の繰り上げスタートみたいなものです
※違います

公式サイトにも例がありますが、勝つために必要なサイドの枚数が変わるだけ…なのでサイドペナルティを貰った側のサイド枚数は動かず、手札も増えません。
そのため〝サイド差〟がこのペナルティで生まれる事がなくなります。
まけんきハチマキが急に打点を上げる、なんて事も置きませんし、ツツジを打たれてペナルティ貰ったのに手札が2枚に…って事もなくなります。
他に例を上げるならガラルファイヤーのワザ〝もえあがるいかり〟などで参照する取得サイドの枚数も見たままの数になります。

個人的に気になっているのはシティリーグのトーナメント等で運用される〝時間切れ後の対応〟です。
延長戦に入るかどうかを判断する〝サイドが2枚以下のプレイヤーがいる場合〜〟という部分は勝利に必要なサイド枚数が減っているだけなのだから見た目通り判断してもいいのかな?と思っています。

具体的に言うと、
時間切れで後攻の番まで終わった時の状態が、
プレイヤーA 残りサイド3枚 ※先攻
プレイヤーB残りサイド3枚 ※後攻
で、プレイヤーBはサイドペナルティを貰い勝利に必要なサイドが4枚、だったとします。

この時、あと1枚サイドが取れればBは勝ちですが見た目のサイドは3枚あるのでこのまま延長戦…って事でいいと思うのですが皆さんはどうでしょうか?

◆終わりに

簡単に今回の変更点を読み返しましたが、4/1からの運用に向けて確認しておく事はまだまだありそうです。
なんかウルトラビーストとかサイドを云々するポケモン達がたくさんいるので…
疑問に思った事は公式に問い合わせる、などしてトラブルが起きないように遊びましょう。

今回の変更はプレイヤー目線でかなり寄り添ってくれた内容だと感じています。
公式も競技に対して前向きに取り組んでくれていますので我々プレイヤーもルールをしっかり把握して皆んなで良い大会を作りたいですね。

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