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現代のSNSは発信が逆に手軽では無くなった?

ここ最近のSNSに感じている一つの違和感がある。特にコロナ騒動が起きてからその違和感が増してしまったのだが
現代のSNSは発信のハードルが上がってしまったのでないか?ということ

個々の発信の方向性が無差別にSNSにぶち込まれることSNS上でのコミュニケーションが成り立たなくなってきているのではないかと思っている。

アカウント同士の間違った方向への解釈により炎上騒動というのも日常茶飯事になっている。これがSNS上でのコミュニケーションが成り立たなくなってきているのでは?と感じることのわかりやすい例だ。

今までのSNSはローカルなタイムラインを作ろうと思えば可能だったと思うのだが企業アカウントや広告ツイートなどの商業アカウントからの一般アカウントへのダイレクトマーケティングは3~5年ほど前のSNSではさほど感じられることが無かったが今ではもはや当たり前のようになっている。
それほどまでにネットの影響力は急速に広がっているのだと僕は思う。

肌感覚として感じられるのが今のSNSはコミュニケーションの距離感がめちゃくちゃ近いこの近すぎる距離感の中で不特定多数の会ったこともない人と文面のやり取りだけでコミュニーケーションを成り立たさせることは簡単ではない気がしている。
SNSで一方的に淡々と自分の発信をすることは可能なのだろうけどもTwitterで言う所のリプライに対して返答をしないことに嫌な気持ちを感じる人もよくいるはずだ。内容によってはリプライに対して返答をしないことも必要だと思うのだが
僕自身も返答しなかったことがあり、それでシカトされたというように誤解されてしまったこともある。
もちろん相手を嫌な気分にさせてしまい申し訳ない気分もあるが毎回リプライに対して返答しなければならないことやフォローされたらフォローを返すなど、他にも具体例は色々あるがここ数年でSNSの暗黙のルールやマナーが出来上がった気がしてならない。
これもSNSで発信をすることへのハードルが上がったわかりやすい例ではないだろうか。

そしてもう一つあるのだが現代のネットは情報量がものすごく多く、人間の処理能力が追いついてないんじゃないか?ということ。
相当な情報リテラシーがある人は普段の生活をする中で無意識に訓練されて処理能力の向上や情報判別ができるようになっている気がする。
この情報処理能力が追いついていないという状態のわかりやすい例がSNSを見ていたら気がついたら何時間も経っていたという事例だと思う。
たどり着きたい情報を探すが故に見つけたとしてもそれを処理するためにさらにSNSの大量の情報の中を彷徨っている状態なのだろう。
こういったことが日常的に当たり前のように誰しもが起きていると思うから現代のSNSとの向き合い方を今一度、考え直して自分なりの上手なSNSの利用方法を構築していきたいと思う。

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