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奇跡というプレゼント
「櫻庭露樹先生」がよく言っています。
いつも笑顔でご機嫌でいる人、綺麗な言葉しか言わない人にいいことはやってくる。
不平・不満・悪口・妬み・恨みなどネガティブなことばかり言っている人には、そういうことを言いたくなるような現象しかやってこないそうです。
実は私、思い当たる体験があるんですよね~。
暗黒の思春期
以前の記事でもお話したのですが、小学校5年・6年生のときに、一部の男の子から嫌がらせを受け、それから男の子が怖くなってしまいました。
残念ながら、未だにそのトラウマは消えていません。
中学生になると、付き合ってる子がでてきたりして、一緒に帰る姿が羨ましかったです。
男の子と一緒に手をつないで帰る姿に、憧れてしまいました。
男の子が怖いと感じてしまう私に、付き合うなんてとんでもない!
話をすることすらできないのですから。
悩みました。
悲しみました。
恨みました。
とってもとっても苦しい思春期でした。
素直になろう
とってもとっても悩んだすえに、中学2年生の私が出した答えは『素直になろう』でした。
何がきっかけになったかは覚えていないのですが、『素直』が最強なんじゃないのかと考えたのです。
櫻庭大王も、神様は「アホと素直が好き」と言っているので、間違ってはいなかったんですね。
『素直』とは?
と考えに考え、素直になるにはどうしたらいいかを常に考えていました。
そして、たどりついた答えが、
いつも笑顔でいよう
人の悪口は言わない
怒らない
この3つを心がけようと決めました。
自分との約束ですね。
急にキャラ変
今思うと、さすが中学生だな、と自分でも思います。
あそこまで自分を変えるなんて、純粋ってスゴイですね。
自分で決めた3つの約束を守るため、ある日突然、人格を変えました。
とにかく怒らないように努力しました。
それまでの私はとても怒りっぽく、すぐに口調がきつくなってしまう子だったのですが、自分を見つめ直したときに反省しました。
怒るという感情を封印。
人の悪口を言っている場所からは遠ざかるようにしましたし、いつも笑顔でいることを心がけました。
たぶん仲の良い友達は、内心ビックリしていたんじゃないかな、と思います。
すぐ怒る人が急に、いつも笑顔って、けっこう気持ち悪かったかもしれませんよね。
怒らないって楽かも
「いつも笑顔で怒らない」という、自分との約束はずっと守ることができていました。
それだけ変わりたかったんだと思います。
本当に『素直』になりたかったんだと思います。
『素直が最強』だと信じてやまなかったんですね、単純ですね。
怒らなくなってから、気持ちが楽になったんですよね。
疲れなくなったという方が近いかもしれません。
すぐ怒っていたときは、細かいことまで気にしすぎていたのだと思います。
怒るのって、けっこう体力つかうんだなー、ということも学びました。
私に起きた奇跡
心がけなくても、いつも笑顔でいること+怒らないことが当たり前になってきたころ、自分と約束してから1年くらい経っていたと思います。
中学3年生のときに告白されたんです。
まさに奇跡!
だって男の子と話すこともできないのに、告白されるなんて!
しかも違うクラスなのにー!
何を見て、好きになってくれたんでしょうか。
すっごい気になりますね。
いつか聞けるチャンスがあれば聞きたいですが、未だに同級生の男の子は特に怖いので叶いそうもないです。
告白してくれた男の子は、どちらかというと活発な男の子で、しかもイケメン、背は小さいけど。(一言多い、これがいかん)
(なぜか私は背の小さい男性に好かれます…聞いてない笑)
しかしシチュエーションがね、1対1ではなくてね、2対2というか…
私も友達といたし、相手も友達といて…
「コイツが好きなんだって」
って言われて…
とにかく驚いたし(どうしたらいいの?)って感じで…
何も言えなかったんですね…
私の思い描く告白とだいぶ違いますし、本人は黙って笑ってるだけだし、返事を求められているわけでもないし、久しぶりに男の子と話したし、頭の中がカオスすぎて…
…そのまま友達に連れられて帰りました。
帰りに私の友達に「どうするの?」って聞かれて、恥ずかしいし強がって『いや~、話したこともないし~、ないっしょ』みたいなこと言ってしまいました。
いつ返事を聞かれるのかな~と待ってたのに、いっこうに聞いてこなくて、しまいには私がフッたみたいになっていて…
めちゃくちゃ考えてたのに…めっちゃ悩んだのに…めっちゃドキドキしていたのに…
たぶん私の友達が「ない」と言っていたと伝えたんだと思います。
肝心なときに『素直』になれず、強がってしまいました。
今思うとあれは、神様からのお試し兼贈り物だったんじゃないか、と思うんですよね。
「本当にお前は素直になれたのかい?本当になれているのなら彼氏をプレゼントしてやろう」みたいな?
(あのとき素直に嬉しいと言えていたら、人生は変わっていたかもしれない)と今でも思うくらい後悔しています。
進化
中学2年生のときの自分との約束は、私にしては珍しくずっと守れていました。
大学生になっても、社会人になっても守っていました。
人の悪口を言いそうになると、犯罪でも犯すような気分になって、絶対に言えなくなっていました。
いいことですよね。
進化もとげていました。
仲間外れになっている人や、いつも1人でいる人を放っておけなくなりました。(女の子限定)
女の子って、急に「仲間外れにしよう」みたいなの、あるじゃないですか。
あれを見ると心苦しくて、声をかけてしまいます。
一時しのぎでもいいんです。
誰かといるってだけで安心するじゃないですか。
ほろぼりが冷めたら戻っていったらいいんです。
思い返すと、けっこういい子だったんじゃないかな、と思います。(自分で笑)
「いい子だね」
オンニ(韓国語で年上のお姉さん)からは、よく言われていました。
(韓国ドラマ大好きなので、つい韓国語が出てしまいます)
結婚するまで約束守ってたのになぁ
問題は結婚してからです。
夫への不満を吐き出すようになってしまいまいした。
あんなに人のグチを言わなかったのに、夫のグチは止まることを知りません。
怒りっぽい私に戻ってしまいました。
言葉遣いもだんだん悪くなる一方で、自分で自分が嫌になるほどなのに、止まりません。
これはもう「邪気」のせいだ、そうに違いない!
自分の非を認めたくないんです、自分が悪いのは重々承知なんですが。
悪循環ですね。
最近は気を付けるようにしています。
夫のグチを誰かに言うのは控えています。
事実をたんたんと述べるだけにしています。(往生際が悪すぎる)
やめられないのが『夫への小言』です。
我慢してはいるんです。
我慢して、我慢して、我慢して、我慢して、爆発してしまいます。
言い出すと止まりません。
「あれもこれもそれもあれも!」
溜めるのはよくないですね。
我慢ではなくどうしたらいいのでしょう。
話し合おうと思っても、夫は「う~ん」しか言いません。
きっと私が怖いのです。
やはり私がまいた種なんです。
どうやって刈り取りましょう。
難しいです。
この口!この口をなんとかしなければ!
子どもにも悪影響ですもんね。
綺麗な言葉しか使いません!
部屋を綺麗にします。
断捨離します。(全捨離の勇気がまだ出ません)
雪がなくなったら…もう少し暖かくなったら…
この期に及んで、寒さにかまける私です。
言葉遣いは、寒さに関係ないので、今から気を付けますよ~。