10年前新入社員だった僕へ
私は、現在、社会人10年目の会社員です。
10年前、新入社員だった自分は、右も左もわからず、本当に未熟者でした。
ノリと元気で全ては乗り切れる。
そんなスタンスで社会人生活をスタートさせていた覚えがあります。
そんな甘々な自分に伝えたい言葉に、この10年の社会人生活の中でたくさん出会いました。
10年で出会った言葉を自分でも振り返りつつ、今後のnoteで発信していきたいと思います。
今日は、自分が社会人5年目になったときの話。
だいぶ仕事にも慣れてきて、それなりに自分の仕事にも自信が出てきた時期だったと思います。抱えるプロジェクトも多くなる中、ひとつひとつの仕事を丁寧にやり遂げるというよりは、とにかくやって来る仕事を作業扱いして淡々と仕事に取り組んでいました。
自分が仕事をする上での視野は狭くなっており、顧客目線に立った企画・提案もできていませんでした。そして、何よりも顧客のために、自分が役に立ちたい・貢献したいという思いが薄まっていました。
そんなとき、一緒に仕事をしていた先輩から、自分の仕事ぶりを見て、言われたんです。
「お前、マザーテレサの言葉知ってるか?『マザーテレサ 名言』で検索してみろ」
言われたとおりに、WEB画面に表示されたのは次の言葉でした。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
ハッとさせられました。
自分の仕事のスタンス・意識は、無意識のうちに、必ず言葉となって発することになり、行動として表れるのだと。そして、その行動が続くことで自分の習慣・性格・運命が変わっていくのだと。
そして、周りの人は、自分の言葉や行動を見て、自分の思考や考え、スタンスに気付くのだと。
不器用な自分の場合、心の内を隠すことなんてできないので、きっと周りでいっしょに働く人たちには筒抜けだったのでしょう。
それ以来、少なくとも月に1回はこの言葉を見返して、自分の状態を確かめるようにしています。見返すことで、心の状態をリセットしてくれる言葉でもあります。
新入社員の頃から、この心持ちで仕事と向き合っていれば、今の自分の運命も少しは変わっていたのかもしれないです。
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