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【共働き・都内】同棲の家探しマニュアル〜お金編1

今日は同棲のお金の話です。
一番大事な話です。

家賃は月収の3割?トータル住出費で考える

「適正家賃」や、「家賃 年収別」を調べると色々な数字が出てきます。よく出てくるのは月収の3割までという言葉です。しかしこれは昔の基準です。手取り額が減る一方のこの時代は、手取り額ベースで考えた方が安全ですし、電気代や物価が高騰し、雇用も不安定な時代ですから、シビアにみておきましょう。特に目先の家賃に気を取られがちですが、電気ガス水道代などは同棲ともなるとそれなりの金額になります。トータルの”住”出費を意識し出せる上限額を決めておきましょう。

トータルの住出費に含まれる出費例は下記のイメージです

  1. 家賃・管理費

  2. 水道・ガス・電気

  3. インターネット接続費

  4. (ある場合)保証料手数料、会員サービス料など

  5. 契約時の礼金

個人的には5が結構大事だと思っています。

家探しを始めると、家賃1万の差で設備や環境のグレードが上がり悩むことがままあります。この時手元に帰ってこない礼金が0ヶ月か、1ヶ月なのか、2ヶ月なのかによって実質賃料が変わってきます。

例えば、敷金0円の物件と2ヶ月の物件に2年間住む計算で比較すると、敷金0・家賃21.6万の物件と、敷金2ヶ月・家賃20万の物件の実質的な支払額は同じになります。

もちろん、居住年数が長くなればこの礼金の割合は薄まっていくわけですが共働き同棲世帯で考えると、結婚、転職、転勤、出産などのライフステージの変化が多い属性ですので、さらに引っ越す可能性も高いです。もし、2、3年で引越しをする可能性がある場合はこの敷金も計算に含めておくと良いかもしれません。

さて、話を戻すと、個人的にはトータル住出費がお互いの合計手取り額3割に収まっていれば安全だと思います。
例えば、600万ずつ稼いでいる同棲カップルの場合、手取り額は役450万円で二人合わせて約900万。この3割、270万が年間のトータル住出費というイメージです。月にならすと22.5万です。
これを月の出費に落とし込むとこんな感じでしょうか。

家賃(共益費込):190,000円〜200,000円
水道代:5,000円
ガス代:5,000円
電気代:12,000円
通信費:5,000円

いやいや、私たちは色々遊びも食も楽しみたいから住にこんなにお金を使いたくないという方は、この割合を25%まで落とすと225万となり、住出費へのボーナス依存率も下がり、生活が楽になってくるかと思います。
ちなみにこの場合は家賃16万くらいまでで探すことになってきますが、今の23区内で築30年以内、45平米以上、駅徒歩10分以内のような条件で探し始めると苦戦し始める金額になってきます。

今回もご覧いただきありがとうございました。



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