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【共働き・都内】同棲の家探しマニュアル〜心構え・事前準備編
初めまして、Zundaです。
パートナーと同棲をすることになったのですが、いまいちフワッとした記事以外に、実体験ベースのリアルな情報がまとまっているページが少ないと思い、今回の同棲家探しを振り返ってマニュアル的にまとめてみることにしました。今後、お金編、条件編などシリーズでまとめていきたいと思います。
同棲を検討しているカップルのご参考になると嬉しいです。
なお、この記事を書いている私の状況は下記の通り。男性目線の部分もありますが、ご容赦ください。
30代前半の男性
入籍前
都内で共働き(二人とも出社メイン・勤務場所は全然違う)
世帯年収は1200万くらい
引越しは23区内から23区内
【心構え1】同棲の意思確認(〜3ヶ月前)
大前提として、お互いが同棲することに納得していないと後々トラブルの元です。話が進んでから「同棲の話は軽い気持ちで話題にしただけでそこまで本気じゃなかった」とか別れ話などになると悲惨です。ここはお互いの価値観も含めてどの程度の本気度なのかよくよく擦り合わせておきましょう。
いずれにしてもお互いが、同棲は一時的なもので結婚のための生活基盤の安定、結婚の助走期間だと思って臨むくらいがベストです。
【心構え2】親への挨拶(2ヶ月前くらい)
ネットで調べると、親に同棲の挨拶(了承)をするかは賛否両論のようです。というのも「結婚前に同棲なんてありえない」や「結婚でもないのにわざわざ挨拶なんていらないよ」など相手の親の価値観が分からないから、ということのようです。
ただ、将来を見据えている相手ならば同棲の挨拶も可能な限りしておくべきだと思います。ただ、当然、事前にパートナーから探りを入れてもらい、その感触を聞いた上で臨みましょう。
当然その結果、挨拶が難しそうな場合もあるかもしれませんが、先々の結婚の挨拶はしなくてはならないことや、急病時、災害・事件事故時、相手の親の突然の訪問などの可能性を考えると、挨拶をしないメリットより、挨拶をしておいたメリットの方がはるかに大きいと思います。
(同棲挨拶の話は割愛しますが、死ぬほど緊張しますよね。ただ私も知人の話を聞いても、会ってみたら意外と楽しい時間が過ごせたという話が多いです。)
さて、親への挨拶まで済ませればあとはもうお互いの問題だけです。
具体的な家探しの準備に移っていきましょう。
【事前準備1】スケジュール(2ヶ月前くらい)
意外と噛み合わないのが引越しのタイミングです。
お互いが別の会社や部署の場合、繁忙期のタイミングが違っていたり、週末や夜間の勤務があったりと、引越しのタイミングをはかるのが難しいです。
ただ、この段階では引越しのタイミングはざっくりとで大丈夫です。
なぜなら、ここから先の要素でタイミングが変動してくるからです。
【事前準備2】更新月と解約予告期間と日割計算
さて、お金とタイミングを左右する大切な話に移っていきましょう。
同棲を考えているそこのあなた、今の住まいの賃貸借期間と解約予告期間を把握していますか?
わからなければ、急いで賃貸借契約書を引っ張り出して確認しましょう。
賃貸借期間更新に伴う更新料
一般的に賃貸契約の多くは2年ごとの契約ですので、2年を超えて現居に住む場合は、更新料(賃料1ヶ月分が一般的)や更新保証料などがかかります。つまり更新月は単純に言えば2ヶ月分の家賃+αを支払うわけですね。解約予告期間
となると、「あ、もうすぐ更新月だから、急いで引越しするぞ!」という方もいるかもしれませんが、慌てずに契約書の契約解除事項の部分も見てください。
ここに「2ヶ月前までに貸主に対して申し入れる、もしくは賃料2ヶ月分を支払うことで直ちに解約できる」的なことが書いてありませんか?
つまり、解約予定日が2ヶ月より前の場合、賃料の無駄払いが発生するというわけです。もちろん、1ヶ月前でOKな物件もあるかと思いますが、これがあるので【事前準備1】を2ヶ月前として、現時点の引越しスケジュールはざっくりでOKとしたわけです。退去日の計算が日割り計算かどうか
加えて退去日の基準が日割りなのか、月割りなのかも確認しておきましょう。日割りであれば単純に2ヶ月先以降を退去日にすれば問題ありませんが、今の住まいが月割り物件の場合は引越し日(月末退去など)も考慮する必要があります。
【事前準備3】会社(家賃補助など)の制度を確認
もう一つ大事なのか、あなたやパートナーが勤めている会社の制度です。担当者でもなければ、そんなに細かく確認したことないですよね?
特に家賃補助手当が出る会社や、賃貸物件を法人名義で契約をする会社の場合、転勤と異なるタイミングでの引越しでは色々手続きが必要です。
また、通勤交通費の申請なども必要になってくるので、マニュアルページを読んだり、総務担当者に確認しておいたりしましょう。
例えば、双方が家賃補助手当のある会社に勤めている場合で、家賃補助が手厚い方の名義で契約することになるかと思います。その場合、当然家賃補助手当を申請する方の名義での契約になりますので、お互いに話し合っておいたり、誤って連名で契約したりしないように注意しましょう。
また、本格的に家探しに入る前に上司にも同棲のことは伝えておきましょう。「周りにバレるのが怖い、嫌だ」という方もいるかもしれませんが、コンプライアンス意識をもった管理職であれば、不用意に他言できないですし、人事異動の考慮事項として上に挙げてくれる可能性もあります。
さて、ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
次回からはより具体的な家探しにあたって、使えるWebサービスなど有益な情報も交えながらお届けしていきます。