【#ずんだもんの東大文系合格マニュアル】vol.4 科目別東大合格体験記:数学編 《偏差値36からの逆転劇》
みなさんこんにちは、ずんだもんなのだ。2017文III現役合格→2024年に卒業、いまは塾講師とかその他の生業で露命を繋ぐ身なのだ。
聞き手の四国めたんです。一浪で2022年文I合格→法学部三年生です。よろしくお願いします。
そういえば最近本郷キャンパスの学食内にオープンしたハンバーガーショップがいろんな意味で話題だよね。めたんはもう行ったのだ?
いろいろ噂を聞いたので行ってないわね。まぁでもああいうのは在学生向けというよりも、観光客とかオープンキャンパスで来る人向けだろうから、ある程度観光地価格になるのはしょうがないんじゃないかしら。
まぁそうなんだけど、学生が普段使いできない店が学食に入ってるのってどうなの?って思ってしまうのだ。
たしかに学食に高い店誘致するよりも、丸亀うどんかはなまるうどんみたいな早くてリーズナブルな店を入れてほしいという東大生の声は多いわよね。
うどんチェーンの出店はボクも心待ちにしてたけど、実現しないまま卒業してしまったのだ。そういえば2018年くらいは本郷の学食にポムの樹が入ってたこともあったよ。
ポムの樹って、たしかオムライスの店だったかしら。世代的に私は知らないのよね。
値段の割にオムライスが小さすぎて、東大生たちから虚無の樹と揶揄されてたのだ。
オムライスがいかに小さくとも、存在している時点で虚無ではなくない?って思うけど、まぁ雑談はこのくらいにして、そろそろ本題へ行きましょうか。
そうだね。今回は合格体験記にしようと思うよ。ただ、普通の合格体験記は平凡すぎて面白くないから、ちょっとひねって科目別合格体験記というのを思いついたので、それで行こうと思うよ。
なるほど、それで第一回は数学なのね。私は現役でも浪人でも、数学はそこまで苦手ではなかったけど、前見せてもらったずんだもん先輩の開示の数学も、合格者の中ではじゅうぶん合格点に達してたわよね。
結果だけを見れば確かにそうなのだ。でもそこに至るまでは長い試行錯誤と失敗の連続だったのだ。具体的には夏の東大実戦は数学の得点が3/80、偏差値36の憂き目を見たのだ。
テストで3点、まるでおジャ魔女カーニバルね。そういえば今回ずんだもん先輩は実家にいるから、当時の模試成績とかも参考資料として貼ってくれるのよね。
そうなのだ。ボクは高2くらいから受験を目指した数学の勉強を始めて、途中までは好調だったんだけど、高2後半〜高3夏の勉強がことごとく的を外して伸び悩んだのだ。
ずんだもん先輩は塾に通ってなかったっていうから、ある程度仕方ないというか、時に逸脱した道に迷い込んでしまうのは、独学者の宿命なんじゃないかしら。
まぁ確かにそうかもしれないね。一応この記事は、合格体験記ではあるけど、失敗した部分も多いから、ボクの勉強法における、真似してはいけない部分を教訓として、読者兄貴姉貴にはより良い道を辿ってもらいたいと思うのだ。
ずんだの屍を越えて行け
いちおう最後の最後で帳尻を合わせたから屍になってはいないと思うのだ・・・
高2夏:数弱、青チャートを始める
東大受験を本格的に意識して勉強し始めたのは、2年の6月頃だったのだ。この頃のボクの数学の学力がどれくらいだったか、高1の3月の駿台マークと、高2の6月の駿台全国の模試結果があるから、晒しておくのだ。
ここから先は
¥ 300
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?