不死樹王国徹底解説!
…いやぁ、まさか最後の記事から
9ヶ月も経っているとは。
月の流れと赤単我我我は爆速で
過ぎていきますね、筆餅ずんだです。
六花亭の栗金団がおいしい季節になりました。
冬に向かって寒くなる昨今、アツく
激しいデュエマで暖をとっていきましょう。
ということで今回も今回とて、デッキ解説に
参りましょうか。
【はじめに】
さて、今回から『十王シリーズ』と
題しまして、十王編すべてのチーム・王国
デッキの解説を始めたいと思います。
これが十王編にどハマりした男の末路だ。
全10デッキ、すべて自分で考えて
作成した完全オリジナルのデッキとなって
おります。
友人間でやりとりするにはちょうどいい
デッキパワーですし、一部を除いて
非常に安価なものですので、
興味が湧きましたら是非是非お作りください。
【十王デッキの“縛り”】
デッキ解説の前に、私が十王デッキを作る上で
設けている「縛り」について解説します。
それは、
メインデッキにチーム/王国の持つ文明以外の
色のカードは使わない(例外:サイキック/GR)
というものです。
より「十王編」に没入するため、変な色の
混ぜ物は基本行いません。
ですので、「なんでこれにデドダムを〜」
とか「なんでこれに「極楽鳥を〜」とかは
やめてください。
そういうコンセプトです。
【デッキリスト】
では、今回のデッキ、「不死樹王国」の
デッキ解説に移ります。
リストはこちら。
では、各カードの採用理由と解説をば。
【メインデッキ】
<悪魔妖精ベラドンナ>×4
<ダーク・ライフ>×4
初動。絶対に8枚採用しましょう。
どちらも序盤の動きになる他、「龍頭星雲人」
の肥やしになる闇文明持ち。
また、ベラドンナをポン置きしてそのまま
フシギバースすることも結構あります。
地味な1ハンデスもかなり強力ですね。
<ダンディ・ナスオ>×1
アホ。絶対に採用しましょう。
フシギバース先やマナ召喚したいカード、
果てには「実質0コスのクソカバ」まで、
ありとあらゆるものをデッキから
公開領域に叩き落とします。
さらにフシギバースの種にもなるおまけつき。
なんなんだこいつ。
<終断γドルブロ/
ボーンおどりチャージャー>×4
<ライマー・ドルイド>×4
<邪狩!不死樹MAX>×2
中盤のルーター。どれも急速に墓地を
肥やしながらマナを増やします。
このデッキは墓地が手札みたいなモノ
なので、積極的に撃ちまくりましょう。
また、邪狩とドルブロは強力なトリガー
である他、ドルブロをP侵略してBSRにし、
超低コストでフシギバースすることも
可能です。
<カラフル・ダンス>×1
アホその2。絶対に採用しましょう。
マナ落ちによっては0マナで5枚、
お好きなカードを墓地へテイクアウト。
ハッピーセットはライマーランサー&
ブラキオ龍樹で決まり。
相手にとっては超アンハッピーセットです。
<陰陽の舞>×1
アホその3。絶対に以下略。
最強のフシギバース元。マナから任意の
クソでかクリーチャーを落としつつ
ライマー・ランサーにフシギバースして
気持ちよくなれます。
P殿したらこのデッキが構築から変わる
レベルのイカれカードです。
<盗掘人形モールス>×1
アホその4。以下同文。
爆速で墓地が溜まる都合上、このカードの
採用は必然。落ちてちゃ困るカードを
手札に戻してフシギバース、ドマンモ
龍樹で使い回し。
引ければ圧倒的アドバンテージを
獲得できます。
<龍装鬼 オブザ08号/終焉の開闢>×4
<龍頭星雲人/零誕祭>×4
めっちゃ軽く出てくるクソでか。
こいつらのコストは1です。覚えましょう。
目的はシンプル、超低コストでの
フシギバースです。
それぞれオマケみたいに持ってる
パワーマイナスとハンデスも、なかなか
いい仕事をします。
また、オブザは初動、龍頭はトリガー
として、超有用な働きをします。
入れない理由がありませんね。
<ドマンモ龍樹>×2
超有能ルーター。こいつのマナ召喚で、
前述した「低コスト召喚ができる
クリーチャー」が火を吹きます。
いやもはや爆発。ビッグバン。
フシギバースのためになったルーターの
再召喚は勿論、モアイランドなどの召喚
なんて朝飯前。
オマケの1ハンデスで、相手の立て直しすら
許しません。
こんなやべーヤツが十王編当時は
300円だったの、なんか時代を感じますよね。
<ダクライ龍樹>×1
クソ厄介。
超高パワーで面処理に加えマナ・墓地肥やし、
さらにpigでナチュラルトラップ。
処理が難し過ぎます。
「ブラキオ?ドルファ立ってたら殴れんべ!
俺の勝ちや!」
とイキリ散らしたディスペクター使いの
希望を一切合切粉砕します。
コストも高過ぎないので、何度もドマンモ
効果でマナから出ては嫌がらせしてきます。
最悪。
<ライマー・ランサー>×3
このデッキのメインエンジン。
ありとあらゆるジャイアント・ドラゴンを
2〜4コストにしてしまう、超有能社員です。
基本1枚めくれればヒッポと共に大暴れ、
2枚ストックしていようものなら、
大抵の抵抗は些事と言わんばかりに
ダノスやブラキオを呼んできます。
身内専用の制限カードができるとしたら、
真っ先にこいつはイかれるでしょうね。
<ガンヴィー龍樹>×2
アホその5。唯一の非殿堂アホ。
ランサーを噛ませるとたった3コストで
墓地を7枚肥やし、さらに場合によって
大量の面処理とハンデス。
マナハンデスなのでマッドネスすら許しません。
しかし、こんなものはオマケ効果でしか
ありません。
こいつの本質は、超えた墓地からたった
2、3マナでロッククリーチャーを
ぶちかませること。
出たら基本相手は詰みます。
<ブラキオ龍樹>×2
<古代楽園 モアイランド>×1
<大樹王 ギガンディダノス>×2
本デッキ至高の切り札群。
出りゃ勝ちます。冗談じゃなく勝ちます。
どれも極悪なロックを相手に強制し、
逆転を許しません。
「ならタマシードは?」という問いには、
「二体立てりゃなんもできねーだろ!オラッ!」
の精神で複数体並べ、圧殺しましょう。
この三体を揃えてシールドを削り切るのが、
このデッキのゴールと言えます。
<滅界の魔将 バフォロメア>×3
<じゅくしていないゾンビバナナ>×4
<罠の超人>×4
受け札。バナナと超人は即フシギバースの
種にでき、バフォロメアはこのデッキの
苦手とするメタや小粒を壊滅します。
正直自由度の高い枠ですが、こいつらは
クセもなく使いやすいため、かなり
おススメです。
【超次元】
<13番目の計画>×3
枚数増やし。
それ以外の役割は特にありません。
<時空の禁断 レッドゾーンX>×3
ドルブロからの侵略専用カード。
単純に盾から出てからのアドバンテージの
稼ぎ方が異常ということで採用。
使えれば強いです。
<蒼き覚醒 ドギラゴンX>×2
一応のサブフィニッシャー。
どうしようもねぇなーと思ったら、
ドマンモとかからチェンジして
カチコミかけましょう。割と勝てます。
正直、採用する意味は薄いので、
他にパラレル系が出れば変更の可能性大。
【回し方】
序盤はライフ、開闢、ドルイドなどで、
墓地を肥やしながらマナを確保。
6、7マナ確保時点で、盤面のバフォロメアや
陰陽の舞などからランサーにフシギバース。
まずブラキオ龍樹を出し、クリーチャーを
ロックします。
マナが潤沢なら、ガンヴィー龍樹で後続を
確保してからロックするといいでしょう。
以降は「ドマンモ龍樹」を出して
アドバンテージを稼ぎながら、
ダクライ龍樹での盤面処理をかけ、
ダノスで攻撃をロックします。
(マナの龍頭星雲人や、オブザ08号が
とてもいいフシギバースの種になります)
最後はマナ、手札からモアイランドを
引っ張り、タマシードとGストライク
以外の全てをケアしてダイレクトまで
持っていきます。
ギガンディダノスからブレイクすれば、
相手はタマシード以外トリガーの
宣言ができないため、だいたい通ります。
心配症なあなたは、ブラキオ龍樹を2体
立ててから殴りましょう。勝ちます。
実際の挙動はこちらをご覧ください。
<投稿次第URLを貼ります>
【デッキ価格】
皆様の気になるデッキ価格のコーナーです。
参考にするのは、「デッキメーカー」の
価格シュミレーション。
早速シュミレーションしてみましょう。
たっっっっけぇ。
割とハイレートかつネットショップの価格
ですし、店売りだともう少し安くはなると
思いますが、
それでも三万くらいはかかっちゃいそう。
恐らく、十王編メインで組んで最も高価な
テーマデッキでしょう。
しかし、一定以上の強さは保証済み。
資金に余裕があるロック使いの皆様、
ぜひ組んでみてください。
【あとがき】
ということで、不死樹王国の解説でした。
どでかいクリーチャーで相手をロック、
デザイナーズコンボがロック勝利という、
なんか凄いデッキです。
ロック・墓地ソース使いの方なら必ず
お気に召すと思うので、まずプロキシで
回して、興味が湧いたらぜひ組んで下さい。
一生使えるデッキになりますから。
このデッキは、いずれ解説動画を
Youtubeに投稿予定です。
そちらもぜひご覧ください。
<投稿次第ここにURLを貼ります>
では最後に、このデッキの入れ替え候補カード
たちを眺めながら、〆とさせていただきます。
皆様、本記事を閲覧頂き、ありがとう
ございました。