AKB48
こんにちは 。
AKB48の山根涼羽です !
昨日はAKB48として
本当に、本当に、最後の日でした 。
小学生の頃にテレビで見つけた
AKB48に一目惚れをして、夢中になって
ずっとファンとして追いかけてきた日々も
AKBに入るために交通費を貯めたくて始めたバイトも
バイトができるようにという理由だけで決めた高校も
高校の面接で「 私はAKB48になりたいです 」と
無謀なことを言って、変な空気が流れたあの日も
オーディションをたくさん受けていたあの頃も
全てが1本の映画みたいな、夢みたいな物語でした 。
AKB48になれることが
どれだけ大変で、奇跡で、有難いことか、
身に染みて感じてきた中で
7年経っても、何度言っても、
ずっと夢みたいだなと思いながら
"AKB48の山根涼羽です"と言ってきました 。
AKB48というグループにいるという事実だけに
助けられて、生きてきた人生だったので
今日からAKB48ではないことも不思議で
これからの人生が未知なことが今、とても楽しみです 。
どんな自分になるのかな 、どきどき 。
KLP48への移籍が発表された日から
"環境の変化が苦手な私が生きていけるのか"
"体調は大丈夫なのか"
"無理に行かせられるんじゃないか"と
たくさんの言葉に目を通させていただきました 。
私なりには、
これ以上ないくらいの7年半を過ごしてきました 。
たくさんの姿を見せてきたからこその
優しさの心配なのかな、と 。ありがとう 。
世界って広いーって思ってみたい !
いま以上の大きな人生経験をできそう ! おもしろそう !
これが「 KLP48、興味ありませんか? 」と
お話をいただいたときの率直な感想でした 。
ここ最近は
慎重に慎重に生きてきた日々だったので
こんな気持ちになれたのは新しくて、ひさしぶりで …
なので、自分のこの気持ちを
大切にしてみたいなと思って移籍を決めました 。
その中で、次のアイドル人生では
「 無理をせず、自分を大切に
リアルタイムで楽しみながらアイドルをする 」
が、いちばんの目標になっています 。
環境の変化もゆっくりと慣れつつ
体調についても、KLP48側のスタッフさんに
しっかりお話をして、活動しようと思っています 。
あとは、もうすでにたくさんのフォローを
運営さんにしていただいているのと
向こうでの生活面、アイドルとして活動していく上での
大切なものを一緒に大切にしていただけるので
そこは安心していただけたらなと思います !
もうこれ以上はやってみないと分からない
行ってみないとわからないことが多いと思うので
新しい場所で、楽しむしかない ! と思っています !
そして 。
最後の公演、握手会
本当に、ありがとうございました 。
人間って自分が大切にされていることに
気づけないことが多いと思うんです 。そのときに 。
もう十分にしあわせで
これ以上ないくらい愛されてる ! って思えることは
本当に難しいなって思っていたのですが
この世界で生きてきて、23歳という年齢で
"いま、十分に愛されているな"って
"大切にしてもらうってこういうことか"と
移籍発表をしてから、最後の3日間で気づけました 。
ファンの方へのお返しがなかなか叶えられず
気持ちが難しくなる日の方が多いことがあったけれど
たくさん泣いた日も、ぐちゃぐちゃになった日も
今日のためのその日だったのかなと思えます 。
AKB48にいる間の全てが、報われた気がしました 。
それはきっと
ファンのみんながいないとなれなかった気持ちなので
最後にわたしの夢を叶えてくれて 、ありがとう 。
自分のことを傷つけることでしか
生きていることを感じられなかったときも
ベランダに何回も立ちながら
ファンのみんなと家族を思い出して部屋に戻れた日も
今でも笑い話にできないくらい
そんなことで終わらせたくないって思うくらい
自分のことを守れなかったときも
ずっと変わらず見守ってくれて
わたしのことを大切にしてくれて、ありがとう。
距離は離れると思うけれど、好きでいてくださる限り
わたしは変わらずずっと、あなたの味方です 。
もしなにかあったときには
「 わたしはずんちゃんに大切にされている 」
って心の中で念じて、踏ん張ってほしいな !
わたしもこの世界を生き続けるので
これからもいっしょに生きていけたらいいなって 、
そして、アイドル人生はこれからも続きます。
今以上にたくさんの夢をお届けできるように
みんなの生活にきらきらが舞うような
そんなアイドルになれるように楽しみます !
そして、AKB48で見つけた夢よりも
もっと大きく叶えたい夢
「 KLP48を国民的アイドルにする 」
に向かって、行ってきます !
AKB48の山根涼羽でした 。またね 。
そして、KLP48の山根涼羽です 。よろしくね !
p.s 自分のエッセイ本を出す夢は、ずっと心にあるので、このまま日本語でnoteも書き続けていきます 。本屋さんに私の名前がある日まで、いっしょに 。