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株式会社findの成り立ちとビジネスモデル ~落とし物×AIで革新を起こす~
はじめに
こんにちは!
今回は、落とし物管理の常識を覆す革新的なスタートアップ、株式会社findの魅力的なストーリーをご紹介します。
AIを活用して落とし物の課題を解決する彼らの挑戦は、まさに今の時代にピッタリなんです。
【起業秘話】理想を追い続けた創業期の物語
創業者たちの物語は、多くのスタートアップとは少し違った展開から始まります。普通のスタートアップは「この課題を解決したい!」という強い思いから始まることが多いのですが、findの場合は違いました。
友人同士だった創業者たちは、「まず起業ありき」で話を始めたんです。
でも、そこから生まれたアイデアが素晴らしかった。共同創業者の高島さんの経験から生まれた「落とし物」というテーマは、誰もが一度は経験したことのある身近な課題でした。
2021年12月の設立当初は、具体的な解決手段も定かではありませんでした。でも、二人は諦めることなく、銀行を回り続け、アイデアを磨き上げていきました。
【現場から学ぶ】プロダクト開発の道のり
findのチームが最初に取り組んだのは、現場の理解でした。
京王電鉄の「お忘れ物取扱所」での実習を通じて、落とし物管理の複雑さと、スタッフの皆さんの献身的な努力を目の当たりにしました。
この経験を基に、AIを活用した落とし物クラウド「find」の開発がスタート。
特筆すべきは、若手エンジニアやカスタマーサクセス担当者が、無償で協力してくれたこと。プロジェクトの可能性を信じ、共に歩んでくれる仲間が集まってきたんです。
【ビジネスの革新】独自のモデルで成長を加速
findのビジネスモデルは、とてもユニークです。
落とし物管理に課題を抱える企業向けに、サブスクリプション形式でサービスを提供。顧客企業の返却率向上と業務効率化に大きく貢献しています。
驚くべきは、広告費がゼロだということ。約8割の新規導入が既存顧客からの紹介によるもので、顧客との強いパートナーシップが成長を支えています。
前期の年間収益:1億7千万円
今期の見込み:7億6千万円
標準的な月額料金:80万円
【未来への展望】さらなる可能性を追求
2025年には、フリマアプリとの提携という新たな挑戦が控えています。
落とし物のデータベース化を加速させ、二次流通市場への進出を目指します。
人材面では、営業職とカスタマーサクセス職の増員を計画中。
現在約50人の組織を、2年で3倍規模に拡大する予定です。
でも、数だけではありません。findが大切にしているのは、顧客との信頼関係を築き、共に成長していくという姿勢です。
まとめ:落とし物×AIはアツい!
findは「落とし物が必ず見つかる世界」という大きな夢を追いかけています。現在、日本の遺失物の10%しか登録されていませんが、100%を目指して挑戦を続けています。
このビジョンに共感される方、一緒に未来を創っていきませんか?
findのオフィスは見学も歓迎しているそうです。
新しい仲間との出会いを、心待ちにしているとのこと。
さいごに
みなさんの印象的な落とし物のエピソードは?
findのようなサービスがあれば、どんなシーンで活用したいですか?
コメント欄で、ぜひ、体験や思いをシェアしてください!