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東京 欧州 NY


やほやほ。

今回は「市場の切り替わりを意識してみてね」というお話し。

なるべくリアルトレードで使えるようなことを書くつもりだけど、実際に使えるかどうかは自分で検証してからにして😎


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為替(FX)は基本的に平日は24時間ずっと休みなくチャートが動き続けている。

わいのフォロワーはGOLDを触るひとが多いんだけど、GOLDはCFDだからちょっと勝手が違う。
市場開始は夏時間だと7:00~翌朝5:55までで、朝は約1時間ほどチャートが停まっている。(上記はタイタンの場合。ゲムは7:15~5:45=クソ)


「24時間」という時間を、おおまかに「東京」「欧州」「NY(ニューヨーク)」という3つの時間に分けていることは初心者さんでも知っていると思う。


これは適当にググった早見表。欧州とNYは冬時間と夏時間で時間が変わることに注意。(来年から欧州のサマータイムなくなるんだっけ?)

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為替(CFD含む)は24時間稼働してて世界中のひと達が参加するからこそ、それぞれの時間帯に特徴があるし、市場の切り替わりでトレンドが切り替わることはしょっちゅうある。

考えてみれば当たり前だよね。トレードするひと達がゴソっと入れ替わるなら、いままで「上昇トレンドだ!ロングロング!」って言ってた「東京人」がいなくなって冷静な目でみる新規参加者「欧州人」に入れ替わったときにトレンドが変わることもあるハズ。知らんけど。



ちなみに各市場の中での動きとして、さらに時間帯を分けて細かく言いたいこともあるんだけどそれは今回は割愛する。

簡単にいうと東京時間は比較的にボラが少ないと言われているけど、すべての時間がそういうわけではない。

東京時間は9:00~17:00くらい。仲値が9:55だから前半の9:00~12:00くらいまでは荒れやすい傾向にある。
※とくに日本円絡みの通貨ペアとか。ゴトー日だとなおさら。窓がある月曜日も。あとは香港や中国も参加してくるし。

中盤である12:00~15:00くらいが比較的安定している時間。ここで大きく動くことはあまりないということを覚えておくとトレードするときのヒントになる。(ボラはないけど素直に動くからここだけトレードするひともいるくらい。)

15:00~17:00は東京終盤だから利確や損切りなどのトレード量が増え、さらに欧州が参加してくるからまたすこし荒れる
みたいな感じに、東京時間の中でもさらに時間を区分けして特徴をつけることができる。


細かいことについてはまたいつか詳しく書くかも(たぶん書かない)だけど今回はもっと大きな目線として3つの市場の切り替わりについて。



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結論をいうと、市場の切り替わりを意識してねってだけ。特にデイトレーダーは。



さっき軽く説明したとおり、市場が変わるタイミング(東京→欧州、欧州→NY、NY→東京)はトレンドが変わることが多いから。

絶対の法則とかではないから、「可能性があるな」くらいで頭に入れておくだけでいいよ。

これを意識するのとしないのとでは雲泥の差だと思っている。中級者以上には当たり前のことだけど、意外と意識できていないひとも多い。



メンドクサイからチャートは貼らないけど、10/1~10/6くらいのチャートは東京時間に下がって、欧州からNYのタイミングで上がるってパターンが多かったね。

世界中の多くのひとが24時間をワンセットとして意識している。

デイトレでもスイングでも日足が一番重要なのは言うまでもない(スキャのわいですら日足はきちんと見ている)



だからこそ、24時間というスパン(期間)をひとつの区切りとして、その間にチャートがどんな動きをするのかを意識しているひとが多いのではないかと。(これを含めていまから書くことは個人の意見)



欧州や米国の市場参加者は何を参考にしてトレードをするのか。

それは24時間が始まってから(日足始値〜)の東京時間でどう動いたかを見ている。

よほど強いトレンドではない限り基本的にはレンジになる。

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欧州参加者は東京時間のみの動きを見るけど、NY参加者は「東京と欧州」の動きを見てからトレードする。これによって市場の切り替わりでのトレンド反転が起こる。

※これが24時間周期を意識したトレード。東京時間にトレードするひとは、前日の欧州とNYを参考にはするけどそこまで意識はしない(意識するときは、前日の東京欧州NY)。NY参加者は「今日一日の動き(日足始値~終値)」を意識する。24時間スパンの最終局面であるNYは1日の動きの集大成であるからこその動きをすることも多い。



まあこれも絶対じゃなく、東京、欧州、NYと全同じ方向にいくときもちょいちょいある。だからべつに逆張りを推奨しているわけではなく、市場単位で動きすぎたときは注意しろってこと。

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とくに東京時間に落ちすぎて欧州に突入するときや、東京欧州と上がり続けてNY時間になるときなどは注意。「トレンドは続くんや!」というのは確かにその通りなんだけど、市場が変わるタイミングでは他の要素も入って調整波になることも多い。


わいがリアルトレードで「ロングを狙いたい」と考えてるときの思考は漠然とこんな感じ。ショート狙うときは逆ね。

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「ロングを狙いたい」んだから、②④⑥はめちゃくちゃ意識するし、ロングをするタイミングを見極めるために準備する。(準備するだけで状況によっては見逃す。だって落ちてる状況だから。でもチャンス。)

ロングしたいのに③みたいに上がり続けてたら、NYでのロングは本命ロットでは打てない。雇用統計とかの「よほど強いトレンド」でない限り、一日中上がり続けることはあまりないから。



もちろんトレンドの強さ(ナナメの角度)にもよるしダウ理論とかも関係してるからこれが全てではないけどひとつの考えとして。

東京時間ずっと横ばい(レンジ)とかもあるからこんなキレイなチャートにならないけど、わいの頭の中のイメージを言語化するとこんな感じ。




参考になるかどうかは知らないけどいろいろ自分でも検証してみて!!




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おまけ


ちなみに前回「チャートが動く仕組み」について書いたけど、参加者がいまロングとショートどちらを狙っているのかが大切で、自分が強い勢力のほうにいれば勝てるみたいなことを言った。


別視点から結構大事なことを言うけど、欧州やNY時間でトレードするなら欧米人の考えに寄せなきゃいけないよ。(まさに美人投票)


東京時間しかやらないならアジア人のことだけ考えておけばいいからいまのままの思考回路でいいけど、欧州やNY時間のメイン参加者って欧米人でしょ?

多数決の勢力に加わりたいハズなのに日本でしか通用しないインジケーター使ってても意味ないし、日本人特有?の逆張り脳だったら市場に合ってないから淘汰されるよね。



わいが上のほうで書いた内容は実は日足ピボットのことに少し関係している。24時間周期の考え方や、時間軸を上げた逆張り(短期的な逆張りじゃなく、市場単位レベルの大きな視点)とかね。

日本人はピボットほとんど意識しないし、東京時間は24時間周期の前半で情報も少ないから、東京時間ではピボットは効きにくい。

欧米ではめちゃくちゃピボット使っているひとが多いし、欧州やNY時間では24時間スパンの後半ってこともあってピボットが効く場合が多い。

ってことで気になるひとはピボット調べてみてねー。




おわり


ずん


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