
トレードノート
ずんやで🤓
さて今回のnoteは「トレードノート」について。わいはトレードノートつけてないんだけど、「もし書くなら」って感じで。
過去のnoteでは「過去検証しない、トレードノートつけない」って言っちゃってるし🤫
実際にわいがやってないことを記事にするのはなんだかなぁと思ったけど、一定の需要がありそうだから書くことにした。確かにわいはトレードノートをつけてないけど、同じことを頭の中でしてるだけだからまあ大丈夫でしょ🤔
今回こそはなるべく簡潔に書く!!(N回目
農業やってるおいたん👨🌾
トレードノートをつけたほうがいいのか
この問いには「YES」と答える。初心者~中級者の場合はとくにそう。詳しい理由はあとから書くけど、自分がエントリーや決済をした根拠を記録として残してといたほうがいいに決まってるよね。デメリットなんてほとんどない。
いまのわいにとってはトレードノートは必要ないからつけていないだけで、もしいまからサロン生を募集(笑)したりコンサルを始めるなら間違いなく【トレードノートをつけてもらう】。
トレードノートをつける目的は【トレードの根拠や心理状態を言語化して記録に残す】ことによって【次回以降のエントリーに活かす】こと。
簡単にメリットとデメリットを考えてみた。
🔷メリット
・記録に残しておけば後からいつでも見直すことができる
・自分のトレード根拠や心理状態を言語化するクセがつく
・適当なトレードをしなくなる
・トレードルールの再確認と修正ができる
・負け/失敗トレードの判別ができるようになる
・必ず成長を感じることができる
・たとえばノートが〇冊たまったときにはそれが自信につながる
🔶デメリット
・書くのがドチャクソめんどい
・ノートつけるのに時間がかかるから次のトレードができない
・スキャの場合はとくに難しい(不可能ではない)
・地味な努力ってなんかカッコ悪い気がする
・中途半端なトレードノートはむしろ害悪
んーー。やっぱりきちんとメリットとデメリットを言語化すると、勝ててないひとには是非トレードノートをつけてみてほしい。
デメリットについてはネガティブマインドになるから深く掘り下げないけど、メリットについて詳しく説明してみる。
🔷メリット
・記録に残しておけば後からいつでも見直すことができる
ふとしたときに振り返ることができるのは良いこと。人間って都合の良いことは鮮明に覚えていて、都合が悪いことはすぐに忘れてしまう生き物。それは不自然なことではなくて、精神を正常に保つための正常な働き。
金を借りたことは忘れがちだけど貸したことは覚えてたり、パチやスロで勝った記憶は鮮明に残るけど負けたらなかったことにしたり。
トレードノートをつけることによって事実を残し、客観的に分析することができる。
・自分のトレード根拠や心理状態を言語化するクセがつく
なにも考えずにポチポチとトレードを繰り返してもスキルは習得しづらい。それは根拠がなんとなくであり言語化できていないから。自分がなぜこの位置でエントリーをしたのか、なぜあのタイミングで決済をしたのか、そういった「なぜ」をきちんと言語化することが大切。そうすることによって精度が格段にあがる。
トレードの根拠だけではなく当時の心理状態も言語化すると良い。エントリーが早すぎたときの後悔とか、含み損のときの悲壮感とか、含み益になったときに早く決済したいという焦燥感とか。そういったメンタルの部分を記録に残すことで「慣れる」であったり「客観的に自己分析」することができる。
・適当なトレードをしなくなる
あらかじめトレードノートをつけると分かっていたら、それなりの根拠がないとエントリーしない。だから適当にエントリーはできないしポジポジ病の予防にもなる。適当なトレードをしたらトレードノートで反省しなきゃいけないことが分かりきってるからできない。ある意味強迫観念としての役割。
・トレードルールの再確認と修正ができる
自分が決めたトレードルールをきちんと守っているかどうかの確認。人間とは弱い生き物だから(N回目)まず間違いなくルールを破る。しかしルールを破ったことを反省する機会があれば次に活かすことができる。
ルールを破ったにも関わらずそれを振り返らなかったらまた同じ失敗をしてしまう。自分のトレードを定期的に振り返ることで、ルールを守っているかの確認やルールの修正をすることも可能。
・負け/失敗トレードの判別ができるようになる
自分のトレードを振り返るときに「トレードをパターン別に分ける」ことでトレード力が格段に向上する。特に意識して欲しいのはそのトレードが【成功なのか失敗なのか】ということ。
わいは自分のトレードを「成功×勝ち」「成功×負け」「失敗×勝ち」「失敗×負け」の4パターンに分けている。
わい的にはめちゃくちゃ良いこと書いてるつもりだから、ぜひこのnoteを見て欲しい。失敗トレードを撲滅するためには自分のトレードを客観的に分析できるトレードノートが一番現実的。
・必ず成長を感じることができる
人間って継続することで必ず少しは成長することができる。そのためには過去にどんなエントリーをしていたのか、どんなことを考えながらトレードしていたのかを記録として残すことが大切。わいも環境認識やnoteを継続して書くことで成長できた。
大人になったらなかなか成長することがなくてしんどいよね。だから成長できるような趣味とかは楽しいんだよ。FXに限らず、ゴルフのスコアアップとか、腕立てやベンチプレスの回数が増えるとか、成長を感じたら嬉しいよね。
FXだってトレードノートをつけていたら、過去の自分と見比べたときに「必ず成長できた部分を発見」することができるはず。全く成長できてないならセンスないからすぐにトレードなんてやめなさい。
・たとえばノートが〇冊たまったときにはそれが自信につながる
トレードが上手くなるためにはメンタルが大事だとは耳にタコができるほど聞いたことあると思う。でもそう簡単にメンタルって鍛えることはできない。メンタルはある日突然強くなるわけではない。
ではどうやったらいいのかというと、コツコツとした地味な努力がメンタルを作り上げるんだよね。
トレードノートをつけることによって、「オレはいままでこんなに頑張ってきた」という自信になる。頑張れば頑張った分だけゆるぎない自信につながる。それによって軸が一本通ったような一貫したトレードができるようになる。
ほな具体的にどんなトレードノートをつければいいのか?
トレードノートは紙?データ?
まずはどの媒体でトレードノートをつけるのかを考えることが大切。大まかに2つに分けることができ、「紙かデータか」というくくり。
これはどっちもメリットデメリットがあったりするから、両方やってみて自分に合うものを探してみるしかないかも。
簡単にそれぞれの特徴を書くと、
🔶紙(ノート)
メリット
・絵や図も描けるから自由度が高い
・内容がデータよりも濃くなる
・手書きだとデータよりも頭に残りやすい
・やりきったときの満足度はこちらの方が高い
デメリット
・めちゃくちゃめんどい
・チャート画像の貼り付けが基本的にできないから文字のみになり視覚的に分かりづらい
・後から見直したときに分かりづらい
・勝率や獲得pipsまで書いた場合、あとから集計するのがめんどい(エクセルならラク)
🔶データ
メリット
・慣れているひとにとっては簡単
・エクセル等にチャート貼り付けもできる
・管理しやすいし数字の集計もしやすい
・外出先でもスマホ等で書ける
デメリット
・コピペなどを使いだすと変化がなくマンネリになりやすい。
・チャートに描きこみやエクセルでpips管理とかだと、ある一定のPCスキルが必要。
・手軽だからこそ飽きやすく惰性での継続になりがち。
こればっかりは「そもそもスマホトレーダーなのかパソコントレーダーなのか」でも違ってくるし、スマホやパソコンの編集スキルにもよるからなんとも言えない。
その辺は自分に合うものをしっかり考えてみてほしい。
トレードノートのつけ方
では実際にトレードノートをつけるとしたら、どんな内容を記録として残すのがいいのか。単純なトレード結果の数値というのはそもそもデータに残るからそれらを重点的に書くのは意味がないと思ってる。例えばエントリーや決済の価格、獲得pips数などはわざわざ書かなくても見ればわかる。(もちろん書くけどね)
重要なのはエントリーや決済の根拠であったり、そのときにどのように考えていたのかという思考(心理状態)の記録。そのトレードが成功なのか失敗なのか、失敗だとしたら反省すべきところはどこか。
これらを記録として残すことによってあとから振り返ることができる。「自分のトレードルールが守られているのかどうかの確認」や「失敗トレード撲滅にむけての改善」をすることができる。
トレードノートをつける目的は、そのトレードの「根拠と心理状態を言語化」することによって、次回以降のエントリーに活かすこと。
目的もなく漠然とトレードノートをつけるだけではダメ、次回以降のトレードに活かせなければ無意味。
わいがトレードの前後によく考えているのは以下のようなこと。思いつきのノリで書いてるから全然足りないかもしれないけどw
①トレード前
・環境認識してるか(マルチタイムフレーム)
・ロウソク足やインジのカタチはどうか
・エントリー根拠を言語化できているか(複数根拠が望ましい)
・利確目標と損切り位置を決めているか
・リスクリワードは適正か
・ロットは適正か(損失許容額〇%)
・予想勝率は何%か(これ大事)
・ナンピン計画はあるか
・エントリーする直前の心理状態の言語化
・複数のシナリオを持っているか
・エントリーする直前(した直後)のスクショ
②トレード中
・エントリーした直後の心理状態の言語化
・根拠が続いているのか
・ロウソク足やインジケーターの動きのチェック
・ビビリ利確しようとしてないか
・含み損のときにビビッてないか
・複数のシナリオを持っているか
・エントリー中の心理状態の変化
・エントリー中で気になるところがあればその都度スクショ
③トレード終了直後
・決済の根拠はなにかという言語化
・決済直後のスクショ
・決済直後の心理状態の言語化
・この時点での良い点悪い点の言語化(トレードの反省)
・ルールを守れたかどうかの確認
・成功トレード失敗トレードの切り分け
・これからどう動くかを予想
④トレード終了してしばらく経過
・チャートが半分くらい進んだらスクショ
・あとから見たときのエントリーと決済の感想
・あとから見たときの良い点悪い点の言語化(トレードの反省)
・ルールを守れたかどうか
・成功トレード失敗トレードの切り分け
・失敗の場合は改善点の洗い出し
・総評
簡単に書いたけどこんな感じ。
このすべてをトレードノートにつけるわけではないけど、とくに大事なのはしっかりとトレードの根拠と心理状態を書いておくこと。
トレードスタイルが決まってきたらだいたい似たような場面でトレードすることが多くなる。そのときにこういったことを記録しておけば頭の中に残りやすい。
あとは③トレード直後と④しばらくたってからでは全く違う見え方をするはずだから、それぞれ分けて考えることが重要。
また、言葉だけでは弱いから視覚的に記録に残すのが望ましい。スマホでもパソコンでもいいからスクショを撮っておく。
①エントリー時
②エントリー中で気になることがあれば
③決済直後
④決済してからチャートが半分以上進んだあと
これらの全ての瞬間にスクショを撮ることで、当時なぜ自分がエントリーや決済をしたのかを視覚的に振り返ることができる。
わいが大事にしているのは③と④を両方やること。①と③は結構するひとが多いけど、③と④では見えている景色が全く違うから心理状態も違うので絶対に両方やるべきだと思ってる。
なるべく①~④までで見える景色のズレをなくすことが理想。なかなかできることではないけど、トレードノートにそのズレ(違和感)を言語化して残すことで、次回以降のトレードに活かすことができる。
トレードノートに文章だけ書いてもそこまで意味がない。だって次回のエントリーは文章ではなくチャートを見ながらエントリーなんだから。
だから視覚的に振り返るためにその都度スクショをとっておいたほうがいい。
大学ノートに書いてる場合はチャートをプリントアウトしてノリで貼り付けるのはしんどすぎるけど😱
また、トレードノートを書いたことに満足してしまうことにも注意。なぜトレードノートをつけるのかというと「トレードの根拠や心理状態を言語化するため」だけど、今後のトレードに活かせなければ全く意味がない。
よくありがちなのが、トレードノートをつけるだけで満足してしまい、トレードが上手くなったと勘違いすること。わいもそうだったけどマジで気をつけて。トレードノートをつけるのはスタートラインであり、それをうまく活用することでトレードスキルがアップする。
まあこのnoteも文章だけでは分かりづらいだろうからいくつか例を出してみる。
大学ノートでトレードノート
手書きでやるなら大学ノートがオススメ。チマチマやってもしかたないから、わいなら1トレードに2ページを使って大きく書く。スキマがうまれるならわざと文字を大きくしても全然大丈夫!!最初は「オレ頑張った感」をだすためにも2ページ使うべき。ノートなんて1冊100円以下で買えるんだからケチケチしない!
紙の場合は思ったことや感じたことを書き殴っていい。エントリーと決済の根拠や当時の心理状態などを詳しく書くべき。手書きは自由度が高いんだから図や絵を使ってもいい。手書きでチャートを描いて、「こんなイメージでエントリーをした」とか「時間経過でこんなチャートになると思う」とかでもいいよね。
本当は実際のチャート画面をプリントアウトして貼るのが一番いいんだけど現実的にはめんどくさすぎて難しいと思う。だからわいなら「大事な局面でスマホでスクショを撮って、その撮影時間をノートに記載する」かな。
そうしたら後日トレードノートを見直すときに、当時のスクショがどれだったのかが分かりやすく振り返りがしやすい。スマホの画像フォルダがチャートだらけになるけどね🤣
パソコンでトレードノート
エクセルなどを使う。チャートに直接描きこむのもあり。たとえばわいならこんなことをするよっていう例。画像に書くだけだから全然情報量が足りないけど、もしやるならおそらくこれの10倍くらいの文章を書く。
〇トレード直前
トレンドラインタッチでエントリーしてしまった。いま考えると下位足の反転を待ってからでも良かったのではないか。
損切り位置が上すぎたか。トレンドライン上抜けで損切りでも良かったかもしれない。
〇トレード中
なにが予想勝率70%だよ。トレンドラインを上抜けたし微損の状態で切ったほうが損失が少ないから、いっそ手動で損切りするか悩む。どうしようどうしようどうしよう。やっぱりエントーが早すぎた。きちんと下位足での反転を待つべき。
〇決済直後
損切りしなくて良かった。やはりビビリ損切りはダメだと学んだ。エントリーが早すぎたから次は気をつける。波の右側でエントリーが正義。決済したけど利確が早すぎたかもしれない。まだまだ下に落ちるかもしれない。どやろか。
〇その後
これは「失敗×勝ちトレード」に分類。1週間後にもう一回このトレードを分析する。しっかり反省する必要あり。エントリーがまだまだ甘いから次回は気をつける。右側で入る。利確は欲張らない、最初にRRを決めたわけだからそこまでとれば十分。頑張れわい💪🔥
とかこんな感じ?この画像をエクセルに貼り付けてさらに細かくエントリー根拠や心理状態を書いてもいい。失敗トレードはいま反省した気になるのではなく必ず後日もう一回チェックする必要あり。なんども反復しないとすぐに忘れちゃうからね。
スマホでトレードノート
スマホの場合はチャートに絵や文字をかきこむことがしづらい。できるならやるべきだけどね。スマホで「トレード前~その後」までの履歴を残すならたぶんSNSを使うのが一番いいんじゃないか。
エントリ―した直後にスクショを撮って、エントリー根拠や心理状態などのひとことを添えてツイッターに投稿。エントリー中や決済直後についても同様にスクショを撮って感想を添えて投稿するだけ。後日ふりかえるときにも非常に分かりやすい。
いまのアカウントでつぶやくのが恥ずかしいなら、アカウントをもう一つ作って鍵をかけて自分だけ見れるようにしたらいいよ。わいも最初はそれやってた。誰にも見られてないから気楽にできるし、ツイッターを使い慣れているひとにとっては気軽に始めることができる。スクショと根拠と素直な気持ちを言語化するだけだからね。
冬の鍋は最&高 😭
さいごに
また長くなっちゃった??
ちなみにトレードノートをつけるのって「努力ではない」と思うんだよね。自分のエントリー根拠や心理状態を言語化すること、過去のトレードと真摯に向き合って次回以降のトレードに活かすことって「やって当たり前の行為」だと思ってる。
勝ちたいなら当然するべきこと(やって当たり前なこと)をしたくらいで「努力しました」なんて言ったら恥ずかしいよ。努力ってのはこれより全然上のレベルのことをすることだと思ってる。
「お金ほしい、勝ちたい、でも当たり前のことすらしたくない」って気持ちで勝てるほど甘い世界じゃないと思うけどね🤔
トレードでいまの月収よりも多く稼ぎたいと思ってるなら、いまの業務内容と同じかそれ以上の努力をしないと無理じゃない?毎日8時間働いているならトレードの勉強も毎日8時間すればいいじゃん。普通のひとなら絶対に無理だろうけど実際にやるひともいる。平日2時間、休日に30時間でもいいよ。それが努力。
まあ結局は自分次第。〇〇までに上手くなりたいというペースもあるからね。いま自分ができることをしたらいいと思うから頑張って!!
おわり
ずん