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「教員の仕事は見返りを求めてはいけない」

先日教員の研修に行ってきました。

そこでは教師の仕事の在り方についてお話を受け、なんだかなあって思ったことがあったので綴ります。
あっ、これは教員は給料低いの愚痴投稿です笑

「教師の仕事は生徒に見返りを求めてはいけない」と言っていました。ここに関してはとても同意です。

もちろんその上で感謝されたり、生徒が成長したと感じることが我々の喜びでもあることは間違いないです。
とにかくこちらが悪者になろうがなんだろうが、彼らの未来が少しでも明るくなるように信じた教育をするのみなのです。

なので見返りを求める相手が違います。国や県です。
私たちは教えることが仕事であり、その見返りに給料をもらっている。
だから生徒にその見返りを求めるのはおかしいし、求めるならば雇い主であるべきなのです。

その研修では「見返りを求めず、生徒を信じてもっと一生懸命、教材研究や自己啓発をたくさんして、素晴らしい先生になってください。でなければ生徒に失礼です」と、このようなことを続けていました。

もちろん教師が学び続けそれを仕事に還元していくことはあるべき姿だと思います。努力なしで向き合うとするのはたしかに失礼だとも思います。

ただ一方で私たちの仕事はいくらそこに心血注いで時間外だろうが、生徒のためにがんばっても見返りが変わらないんです。

結果的に生徒からの感謝などはもらえますが、どれだけがんばっても毎年1回の昇給があるのみですし、大した増額ではありません。残業代だってありません。浪費するのは心と時間です。

当然仕事に向き合わなければ生徒に失礼です。でもそれ以上に、これだけ残業して生徒の未来を思い描きがんばっている私たち教員に相応の報酬を与えないのは失礼ではないでしょうか?

こちらには理想を押し付けるだけ押し付け、その十分な対価を与えない。横暴甚だしいもんです。

よくニュースなどで教員の職場改善がどうとか、教員不足だとか報じられています。
ぼくは一番の改善点を給料だと思います。
給料が見合ったものになれば辞める人も減るし、もっとまともな人がたくさん入ると思うんですよね。
それが職場改善にもつながるし、職員ももっと生き生きするのではないでしょうか?

不満をたらたら言いましたが、一応ぼくはぼくなりに自身の仕事に誇りを持っていますし、生徒に大して全力で向き合っています。素敵でやりがいはとてもある仕事です。夢がある仕事だとも思います。

だからこそ今日の研修を聞いていて、なんだかなーって思ってしまいました。
ぜんぜんまとまった文ではないですが失礼しました。

せめて残業代くれるか副業をさせてください!!!!

Zumimic



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