出来ないことを出来るようにするには「練習あるのみ」です
EAPメンタルヘルスカウンセラーを目指す づめさん です。
EAPメンタルヘルススクールでの授業は、うつ病などの基礎知識やカウンセリングの技術を学ぶ座学と、受講生同士でペアになってカウンセリングを行う実践の2種類に分かれています。
知識だけ学んでもカウンセリングができるようにはなりません。
先生の説明を「ふんふん」と聞きながら分かったつもりになっていても、いざ「それではペアになってやってみてください」と言われてもちっとも上手くできません。
これは実践してみた人にしか分からない感覚だと思いますが、あまりの出来なさにほんとーーーに驚きます。
それでも、出来ない経験を毎週重ねているうちに、少しずつできることが増えてきたように思います。
例えば、わたしは穏やかに聞きすぎるクセがありました。
相手が一生懸命身振り手振りをまじえながら話をしてくれているのに、わたしは微動だにしないのです。
ミラーリングという言葉を聞いたことがあるかと思います。
まるで鏡になったかのように相手の仕草や言葉を真似すると、相手に対して親近感を与えることができます。
※わざとらしくならないように、さりげなく真似するのがコツです!
相手が盛り上がって一生懸命話しているのに対して、こちらが微動だにしないということは鏡写しにはなっていないのですね。そうすると効果的に親近感を与えることができません。
カウンセリングでは、クライエントと親近感、共感、信頼を築くことがとても大事です。(カウンセリングだけでなく、どんな人間関係においても大事なことですよね)
とは言っても、長年染みついた会話のクセはそう簡単には直せません。
毎週カウンセリングの実践を行い、先生や他の受講生からフィードバックをもらって少しずつ形になってきました。
先週にようやく「ミラーリングがきちんと出来ていた」と言ってもらえました。
何事も練習あるのみですね。
ところが、わたしはこの「練習あるのみ」がとても苦手だったのです。。。
次回に詳しくお話したいと思います。
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