運動嫌い。ダンス歴0。Zumbaにハマった大人 3話
Zumbaか施設か
最初に体験した衝撃が大きく、通うようになったが、他の先生のところにも体験したくなった。だって、ズンバは楽しいけど、施設が老舗すぎてここに通うよりは、近場でもう少しきれいな施設がよかった。
が、私の家の近くは平日昼しかなく働く時間が取りずらい私の生活にあうのがなかった。ただ、祝日にあたった日に、Zumbaがあった!
隣街だし、チャリで行ける!
ここでまた踊れる!
落胆
ズンバを週一通って間もない私は、その時知らなかった真実を知る。
スタジオはきれいで祝日ということもあるが、10名ほど参加者がいた。ご年配もいつものスタジオより多く感じた。
私は、やっと覚えた『くーにゃ』(前回書いたけど、タイトルもあってんのかどうかわからないけど自分でそう呼んでた)は踊れる!とはりきって挑んだ。
曲が流れる。。。
私が知らないどころか、夏色のナンシーがZumba風にアレンジされた曲が入ってたり、聞いたことのある曲でも振り付けが違う。戸惑いながら踊ると大好きな『くーにゃ』で完璧に心が折れた
私の知ってる踊りじゃない!!
後で知ったけど、決められた曲以外は先生がそれぞれ好きな曲をチョイスできるらしく、振り付けも先生がそれぞれオリジナルが入っているらしい・・・
そのあと私がやっと見つけた好きな曲も私の知らない振り付けで私は満たされないまま終了。
踊りたかった踊りができず、ストレスがたまった。
誰も悪くない。わかってる。その地域にそった参加者にあった振り付けをするんだろうから今考えると初心者の私には、入りとしては、こっちが良かった気がするが、私は容赦ない強くて太陽のような先生のダンスを知ってしまったから、そっちで踊りたい!という自分の気持ちがわかった。
インストラクターは属人してしまう。みんなタイプが違うし自分に合う先生なんてそう簡単にすぐ会えない。
闇でさまよっている私には先生の明るさと強さが必要だった。
『あれやれ』『これやれ』は今はいらなかった。ただ、踊りたかった。
Zumbaは、強制がなかったから始められたと思う。
そのうち、もっとうまくなりたい!!!ってなって求めていくんだけどね(笑)
マスクの下で泣きながら踊った曲
私は『くーにゃ』以外にも好きになった、この曲は振り付けを覚えていく中で涙がでた。明るいZumbaなのに踊るとたまに涙が出ながら踊ることがあった。浄化されたのか。これが経験できたことで私はZumbaで心か解放され、はまっていった。私が毎週通う先生のZumbaがしたい。老舗のジムでかまわない。あの先生にZumbaを習いたい。
仕事、人間関係で傷ついて何度言っても聞いてくれなない、信用しない、そんな上司や何も変わらない会社に、おかしくなりそうな私を取り戻す時間だった。そして、いつもの私にもどる。自分が腐るなら辞めて新天地を見つける!と、自分らしさが戻りつつある。私の個性が潰されてたまるか。
もっと踊りたい
私にはZumbaしかない!そして今日わかった。あの先生しかだめだ!
そしてもっと踊って理不尽な社会に染まらない自分でいたい。
週一しかないスタジオに物足りなく、先生のスタジオを探すことになった・・