NYブロードウェイ観劇遠征
進撃の巨人のミュージカルがブロードウェイで上演
この一報をTwitterで見たその日、ズマは思った。
私が行かずして誰が見届けるのかと…
2.5次元のブロードウェイ進出を……
ミュージカル及び2.5次元舞台を心より愛し最近では仕事までたどり着いたこのズマが行かずしてどうするんだ!!もはや使命感によりNYを遠征を決定。
(人生で一度はブロードウェイで生でミュージカル見たいと思ってたし!)
これは紛れもなくズマが始めた物語(遠征)である。
実はそもそも進撃の巨人のミュージカル自体に強く思い入れがあった。
以前に2023年観劇まとめnoteを書いているのだが、2023年ベスト舞台に進撃をあげている。2023年の頭に見たのにもう絶対今年1やんこれ…絶望…とまで思った作品なのである。
NY遠征はもはや天啓かもしれない。
しかしこのズマ、海外旅行は高校の修学旅行以来経験なし、旅行嫌い、遠征嫌い(ドリライの兵庫すらマジで億劫だったのに初日見ないと…という使命感でギリ行った。)、旅行というのは大変な準備の必要なエンタメで、面倒であり同時にほんとうにすごく不安で何度も諦めようかと思った。
(ずっとTwi…Xで不安を撒き散らかしておりました)
長くなるのでもう何が不安だったかどう解決したかは一旦端折りまして一言、
とにかく、ほんとうに行って良かった!
NYはとにかく夢の街という感じで、色んなコンテンツや人の憧れとして、行き着く先として登場する理由を肌で体感した。
I♥️NYを完全に理解した。あのデザイン、人々の心を最もミニマムに表現した、究極のデザインである。
NYに行って帰ってきてのわたしの感想を最も短く表現するならまさにI♥️NYになるのである。デザイナーとして、ロゴを作る身としても、あの究極はもはや憧れであり、尊敬であり、身が引き締まる思いである(?)
Attack on Titanの話をしよう。
到着した日の夜(9日)
俺に時差ボケなどねえ!と自信満々にすぐにマンハッタンに繰り出し、ピザを食い、劇場を下見、タイムズスクエアの広告を確認。
ちなみにオリーブの乗ったピザを指さし注文し、『☆ー%○♪=$』と言われ、聞き取れなすぎるしわたしのピザは果たしてメニューのどれかも分からねえので、店員の顔を見ながら1ドル札を1枚ずつ置いて4枚置いたところで回収されて銀貨が2枚返ってきた。
3.5、つまり表現するならばサーティーフィフスだった。th(サ)聞き取れねえ!.5でフィフスなんだ!首をちょん切るかんじのポーズ付きで!YouTubeでここ2年分のNY旅行Vlog見て予習したのに誰も教えてくれんかったやん‼️
以下、劇場下見時の写真。
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NYも退館時間は決まっているのだろうか?
ほんとうにAttack on Titanが上演されるという実感が少し湧いた。
![](https://assets.st-note.com/img/1729265274-oGdbjMORqFmiQtT5P1BhSUHx.jpg?width=1200)
マジであった。すごい。
ちなみに初見ではどこからどこまでがタイムズスクエアか分からないのだが、厳密にはどこからどこまでとかじゃなくここらへんがタイムズスクエアって感じっぽいので、おまえがタイムズスクエアを感じたとこからがタイムズスクエアだ。
しかしこの↓縦に長い建物(上の画像の引き)こそタイムズスクエアの中でも最もタイムズスクエアだ。
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Attack onTitan初日の前日(10日)
朝からニューヨーク公共図書館の閲覧室→ブロードウェイ美術館→初ブロードウェイのThe Outsiders観劇→出待ちにノリと勢いで参加してみて爆上がり→チェルシーマーケット散策→FIVE GUYSで店員と拳を合わせる→Sunset Blvd.観劇
の鬼スケジュールをこなしたらほんとうにSunset Blvd.の記憶が30分くらいしかない。チケ代2万円以上。ブロードウェイの二階ドセンで熟睡する金髪アジア人女性にブロードウェイ側も引いていたかもしれない。
ちなみに今回の観劇レパートリーは順番に
①The Outsiders
②Sunset Blvd.
③Attack on Titan
④The Book of Mormon
⑤MJ
⑥Little Shop Of Horrors
⑦& Juliet
⑧The Great Gatsby
⑨Hamilton
の9本である‼️
各々の感想は別でまとめよう。
2本目はまあほとんど寝たと言えど2回はブロードウェイを既に観劇、拍手や歓声、スタオベの勢い等空気感もバッチリ掴んだ。(ちなみにサンセット大通りは主演女優の1曲目で若干スタオベ起こっててそんな事あるの?!?!ってなってた。)どの形のエンタメにも自在に順応していくのがズマの持ち味である。
ブロードウェイ美術館にも行ってブロードウェイに整いまくりの状態である、かかってこい、Attack on Titan。(アニの構え)
今回のNY旅行でど金髪だったのもしかしたら不在のはずのアニだったのかもしれん!
Attack onTitan初日当日(11日)
いざ劇場、New York City Centerへ。
客層の偵察のため開場時間より少し前に到着したが、既にもう現地のAttack on Titanファンたちが20人くらい居た。到着した瞬間調査兵団コスの現地人が何人もおり、わたしは嬉しさとコンテンツの強さを改めて噛み締めながらも心はすっかりニューヨーカー、劇場前の道路から入場列をガン見しながら駅前のファミマくらいあるDUNKIN'のドーナツを食ったのち入場列っぽいものに並ぶ。
プレスも1-2組来ており、わたしの前に並んでいたリヴァイコスの男の子がずっと取材受けてた。何言ってたんだろう。聞き取りたかった。教えてくれ、おまえの想いを。
入場開始、たくさんのモニターと心臓を捧げた写真を撮る人々。
思ったより日本人女性結構来ておりすごい。
ちなみに今回泊めていただいた日本人夫婦はわたしの熱量に興味を持ってくれて事前にチケット取って一緒に来てくれたのですが、たまたまその友達も観劇してくれていたらしい!嬉しい!このようにNY在住の日本人も何人か来ていたんだと思う。
客層は他のブロードウェイと比べると若干若めではある、くらいで、日本から来てるであろう女性を抜いたらなんなら男女比若干男性の方が多いのでは?くらいに感じた。(他ブロードウェイはマジで男女比トントンくらい、日本ではあんまない。下北とか行くと男女比トントンなやつあるけど、ブロードウェイのほうがもっと様々な雰囲気の老若男女いる気がする)
親子連れ、男の子3人組、若いカップル、夫婦など様々。普段女が98%、グラミュでも基本8割は女、というの中で観劇をしており、もはやそれが普通だと思っていた中で、2.5次元ミュージカルでこんな景色が見れるなんて!2.5ってこんな可能性があったのだと、驚きと希望に満ちた感覚になった。
ロビー巡回して1番アツかったのは『CARD TRADING』と表示したスマホを掲げた男性と女性の3人組がいたこと。あまりにもアツすぎる。カード交換などジャパニーズオタク仕草だと思っていた、You達誰が欲しいんや!!!と突撃すればよかった。生憎Tシャツしか買っていなかったので交換できるカードを持ち合わせていなかったのだが、国籍を超えたカード交換にチャレンジできる貴重な機会を逃してしまったことは後悔している。そんな体験できるなら誰でも差し出す覚悟、あります(ランダムカードを捧げながら)
座席に着くとめっちゃデカいまさかの原作絵のポスターが。知らんかった。まあAttack on Titanにおいてデカさとは恐怖であり強さでもあるからな。
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斜め後ろにリヴァイの子おって、一瞬あげようか迷ったが、わたしも今回Attack on Titanは初日のみなので自分で持ち帰ることにした。
ちなみに千秋楽も見ようかと思ったが、2.5次元ミュージカルがブロードウェイに幕を開ける瞬間を見届けることが最大の目的であり、あとはせっかくだから時間の許す限りブロードウェイみたいし…と思い断念。まあこの日アドレナリン出すぎて翌日も劇場で寝るんですけど。
前日見たアウトサイダーの出待ちで『オレ コレガ ブロードウェイミュージカル ハジメテ』と英語で伝えたらめっちゃ喜んでくれたあの体験が思い出すぎたのでAttack on Titanの出待ちもあるなら参加したかったが千秋楽だけだった。チッ(サシャの芋のシーン仕草)
ちなみに日本では出待ちってあんまいい印象ないけど、ブロードウェイにおいては全くそうでは無い。『オマエ マジスゴイ ヤクシャ!』などと観客が伝えて爆盛り上がり&サイン&写真&ツーショもガンガン可という感じである。マジでそこにいる人間一人一人にサインくれる。作品によるかもだが。手厚すぎるよブロードウェイ。
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ブロードウェイでは劇場に入るとこのPLAYBILLという冊子を貰えるのだが、ここには他の舞台の広告や今回の舞台の役者の写真やプロフィールが載っている。よく見ると『𝑱𝑼𝑵𝑶𝑵𝑩𝑶𝒀』とか書いてある。JUNONBOYもビックリである。
ちなみに劇場内で座席を案内してくれる係員的な人に話しかけられないと貰えない!今後ブロードウェイに行く者は気をつけるように。
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開演直前。
会場アナウンスの途中に巨人に襲われて止まるみたいな演出もかなり会場をあたためていた。はぁ。めちゃくちゃ緊張。日本の2.5次元ミュージカルは果たしてブロードウェイで受け入れられるのだろうか。拍手と歓声が起きても起きなくても、わたしは、泣く。
いざ開演!
不安など一切不要だった。もう誰が出てきても歓声歓声歓声!!!!!!!!!!!!である。他のブロードウェイでも主役出てきただけで拍手も歓声も起こるが、やはり熱気が違った。
これは終わってから数日経って気づいた事だが、多分あそこにいた現地ファンたちは、たぶんブロードウェイで普段めちゃくちゃ観劇する層ではなかったと思う。シンプルにAttack on Titanのファンが来ていた。ブロードウェイの観客たちは基本終わった瞬間秒で立ってFuuuuu!!になるが、『これ、もう立ってええやつ?立つ?立つよな?』的な雰囲気になっていたように感じた。つまりまじで原作に熱狂したファンたちの集まりであり、だからこそあの歓声は自分が心底愛したキャラクターが今目の前にいる!という、極めて2.5的な感動ゆえだったんだと思う。
シンプルに目の前にあのキャラが!!という感動って、ふつうに男の子にもあるんや、という気づきも得た。そうよな、目の前にリヴァイ出てきたらサイコーだよね、そこに男女の感覚の差って無かったんか。頭が固くなっていたのはこちらだったのか。
リヴァイコスの男の子、役者出てくる度にウォーー!言うてたのでわたしも嬉しくなって毎回振り返って良かったな👍しそうになった。ジャパニーズ女オタクがキモいと思われてはいけないのでやめた。
あとあの、やっぱり、シンプルに進撃の巨人のミュージカル、まじで普通に本当に面白すぎた。一生新鮮におもろくてすごい。さすが、私の2023年ベスト舞台である。己の感性に間違いなどないと自信がついた(?)
まあベスト舞台という割に、どこまでやるの?って聞かれて、岩置くとこまです!って答えてたら、置く前までだった。それくらい『良すぎた』という感情だけでここまで来た。
日本でやった青年館との演出の違いでいくと、巨人スーツ着たアンサンブルをステージ上で生カメでで撮影して、巨人として背景に合成して見せる演出が無くなっていたことが大きいかな。
なんか、最初に巨人が腕で壁壊すとこも実際壁が壊れていたような気がするがそれも無かった、気がするだけかもしれません。良すぎて逆に1回しか見てなかったから、実に1年半以上ぶりの進撃ミュなのである。
会場の横幅が青年館よりかなり狭くなった印象なのだが、その分巨人の顔やパペット巨人エレンがデカく感じて迫力は増したように思った。こちらも出てくる度大盛り上がりであった。巨人エレンに対しては『いけー!!』みたいな歓声だった!応援上映である。応援上映文化、外国でめちゃくちゃウケそうなのでやればいいのに、と思ったけど、ほっといても常応援上映なのか。
あと色んな人が言っている笑いのツボが違う、という話で行くと、わたしもそう思いはしたのだが、進撃の巨人見てから他のブロードウェイ見て、ただ単に海外の方が笑いのツボが浅いというか、声出して笑うまでのハードルが低いんかなと思った。日本人からすると、という話だが。基本そっちの方が盛り上がるし楽しいので、ブロードウェイの観客全体がどシリアスなシーン以外は基本的に笑いに行ってるような感じはあった。
役者、ロングランなのに毎度笑わせに行かないといけないの大変だな!と思ったけど、テニミュみたいに短期間に同じ客が何度も来るわけじゃないから同じこと言ってもウケるのかも!でもクスッと笑わせる技量もブロードウェイ俳優には間違いなく必要なスキルなんだろうと思った、セリフの間合いとか表情とか、秀逸である。ウィットの育ちが違うわ。
明らかにウケポイントとしての違いを感じたのは1曲目のアルミンが外の世界にある海について歌いエレンとデュエット〜的なシーン、アルミンが本を開けると海というか空というか的なキラキラぽわぽわ映像が出てくるんだけど、そこで笑いが起こっており、こ、この映像っておもろかったんか、、!というギャップは感じた。ブロードウェイ、マジで映像無いか、あっても背景の森とか花火バーン!とかが基本(&JulietでドーンってVERONAとかってオシャレに出たのが唯一見た文字な気がする)なので、ああいったエフェクト表現は日本の2.5ぽいポイントなんだな〜と。ブロードウェイ、別に技とか使わんもんな。歌詞も出ないし。でもこういうのも2.5のスタンダードだけど世界から見たら新鮮な点になるので良いと思った。
1番いい体験をしたな〜と思ったのがアルミンが立派な敬礼で演説するシーン。あそこマジで青年館で見た時も魂の演技すぎて震えたんだけど、ブロードウェイでももちろん凄まじかった。凄まじいと思っていたら、目の前の現地人カップルの男性が涙を拭ったのだ。
もちろんここに居るくらいなので原作は履修済みで、サイドモニターの字幕もあるし何を言ってるかはだいたい理解出来ているだろうが、それでも違う言語でも迫真の演技に胸を打たれて涙を流すことがあるんだ、と。魂の演技が国境と言語の壁を越えた瞬間であった!
あとエレン、ブロードウェイ比でもやはり歌が上手くて主役オーラがある!と思った。ブロードウェイ俳優は高音伸びやか声量デカタイプが多いのでブロードウェイど真ん中!という感じではないのかもしれないが、めちゃくちゃ存在感も主人公としての説得力も惹きつけ力もあった。アンサンブルも歌とダンスで会場を湧かせていたし、女性陣もマジでカッコいいので、日本の役者の層の厚さもブロードウェイに見せつけることができたと思う。
あとは特別なポイントで言うと撮影タイムがあった事だが、みんな撮って載せてくれてるので割愛。
大熱狂のうちに終演。
ほんとうに、良かった。自分が素晴らしいと思った2.5次元ミュージカルが、こうやって世界に羽ばたいて評価されるなんて。心から嬉しいばかりである。
前述したが、改めて2.5次元ミュージカルに可能性を感じる体験でもあった。
ちゃんとマジで面白い作品はマジで世界と戦えるのである。
また、客層が本当に新しい景色だった。日本でも男の子同士で友達誘ってとか、夫婦で仕事終わりに、とかで見に来てもらえるような、一つの文化になっていくきっかけになればいいなと思った。
まとめ〜今後の2.5次元への期待
ブロードウェイでいくつか、また、最近ではよく韓国ミュージカルが輸入されているのでいくつか見た中で感じているのは、海外産まれの作品は作品自体に思想や政治、時代性、社会問題などが題材として深く関わってメッセージ性が高いものが多いが、日本は(自分にも)革命とか宗教とかは身近なものではなく…。確かにその点でも最初にブロードウェイ進出したのがAttack on Titanなのもめちゃくちゃうまいわ(戦争を題材として扱っているので)。
しかし革命とか宗教とかが身近でないからこそ、日本の強みは圧倒的に原作の強さだ、と改めて確信した。と同時に、作品は十分クオリティ高いものがあるから、育てられてないのは観客側というか、大衆の舞台への興味関心/姿勢/印象なのかなとも感じた。だがここを解決するには長い年月がかかるし、今エンタメにポンと1万出せる余裕がない、みたいな経済事情もあり日本社会全体の話にもなってきてしまう。
だから、もう既に舞台に対する感性や興味、憧れ、世界に認められている高尚さ、など全ての土壌が整ったブロードウェイおよび海外に持っていくのは、これから文化的なものにしていく上でも、いろんな人に見てもらうためにも、円安という側面から見ても、総合的に見て今2.5次元舞台という存在に対して1番即効性のある手段だなと思った。
これからもっといろんな作品が世界に羽ばたいて欲しい!
個人的には演出がめちゃくちゃおもしろくて会場爆盛り上がりしそうと思っておりやって欲しいのはチェンソーマン(これは歌わないのでブロードウェイじゃないかも)。
あと、やっていることが2.5だが2.5作品とはギリ言わないと思っているSPY×FAMILY(日生で再演決まったので見てない人見て欲しい)も期待。こっちも舞台的にもロンドンがいいかも?作品買ってもらって現地キャストでの公演とかがあったらめちゃくちゃアツい。
ほんとになんでも出来る凄い役者が世界から大集結している場所なので、世界に対し日本の役者がどう勝負するか…と考えた時、殺陣のカッコ良さを見せつけて欲しい!と思ったので、是非日本の殺陣かっこよ役者を沢山連れて殺陣かっこよ2.5も上演して欲しい。
以上がブロードウェイでAttack on Titan見て私が感じたことである。
NY女一人旅についてや他のブロードウェイ作品についてはまた後日。
読んでくださりありがとうございました!
観劇エンジョイ!