ズマ君勉強会④ 僕から見た物理学
おはようございます。昨日は面白いことがいっぱいあってとても心が温かいkeep in touch ~「ふれる」を続ける~ 中嶋孝史です。
今まで週1回の土曜日にズマ君勉強会のnoteを上げていたのですが、一向にストックが減っていく気がしなくて、むしろどんどん増えていってるので、しばらくは水曜日と土曜日の週2回上げていこうかと思います。
(タイトル見ただけで嫌になって飛ばさないでね)
さて今日のテーマは「僕から見た物理学」です。
僕から見た物理学
皆さん物理学に対してどんなイメージを持っていますか?
何となく難しそう?
数式とかいっぱいあって無理?
見るだけで嫌気がさす?
こんな印象の人って結構いっぱいいるんじゃないかなと思います。
これは確かに自分も感じていて、高校くらいまでの数式なら見てもあーあれねってなるのですが、大学や院レベルになるとみるだけでナニコレってちょっと嫌な気分になるようなものも多々あります。
例えばこんなの
ただ物理って本来数式を解くものではなくて(数式を解きたい人は数学科へ)
目の前で起こっている現象を解明するってことに重きがあるのかなと思います。
簡単に言うと「木からリンゴは落ちてくるのになぜ太陽や月は落ちてこないんだろう」とか。
こんな感じで、実は知らないだけで身の回りで起こってる不思議っていっぱいあると思います。(何故携帯を使うと遠距離の人と会話ができるのだろうやなぜ電車は動くんだろ、なぜ人は生きているんだろなどなど)
それを一つずつ見極めて解いていくのが物理学なのかなと勝手に自分は解釈しています。
何故を突き詰めた先にあるもの
さて、なぜを突き詰めていった先にあるものは何でしょうか?
答えは「あたらしい何故」です。
この辺は自分が今やっている研究に通ずるところなのでもう少し詳しく。
人間はまず肉眼のみで見れる現象について解明してきました。肉眼で見れる限界ってせいぜい0.001秒くらい、カメラのスローモーションとかを使っても一般的には0.000001秒くらい
もっともっと高性能なものを使ってようやく0.000000001~0.000000000001秒程度。
うんこの辺でよくわからなくなってくるね(笑)
ただ現在使われてる物理学はもっと短い時間の物理を使っていて、それが0.000000000000001秒の物理。フェムト秒っていうんだけど、今では当たり前のように使われている半導体(LEDやUSBメモリ、PCなどのチップなど)が使っている現象が、このくらいの時間で起こる現象を利用している。
そして僕が研究しているのが0.000000000000000001秒くらいの話。
ここを解明したところで半導体みたいにすごい現象が導けるかわからないけど、そういったものが出てくる確率はすごくある。またこの時間から何も出てこないってわかったらまた次のスケールの話に行けばいいだけで、なぜの追及に終わりはない。
今目の前で起きているすべてのことが、どこから始まっているのか?
何故始まっているのか。
こんな探求を純粋に楽しんでいる。
これが僕から見える物理学。