下天の華 明智光秀√感想
下天の華って不思議なんですよ。
やるたびに推しが変わるというか。みんな好きになってまう。
特に個人的にはですね、このお方の√はスルメでしかなくて。
繰り返すたびにめちゃ好きになってしまう。なんだかんだもう兄様√、5回はやっとる。一応最推しは信長様なんですけどね…アレー?
というわけで、攻略3人目は兄様。
そもそもアンタ下天は兄様(の中の人)きっかけで気になったはずでは?という話ではあるのだが、私長髪キャラっていままでどうも守備範囲じゃなくて…モジモジ
今なら自分の頬を勢いつけてぶん殴りたいところです。食わず嫌いやめろって!
※個人の感想です
※ネタバレ配慮してません。ガッツリ。既プレイの方向け。
※いつも以上に文章がおかしいです。おかしいな信長様の時は割とまともに書けていたのに。(当社比) 兄様だもの仕方ないね。
初見の印象ですか?……やれやれ(CV:のじけん)
で、出たー!長髪男あるある外面良くて中身ドSー!
いやほんとすみません。だってそうだったんだもん。
そしてSっ気のあるキャラは好きなんですけどね、どうも今までは長髪属性がついたキャラだとウームだったんですよ。
ところがどっこい。兄様。
おれのヘキを変えやがったな…!
登場シーンからして美。
艶やか。妖艶。
んで腹の中で何考えてんのかわからんタイプだし、最初っからドS。
でも兄様をただのドSキャラで片付けてはいけない。
雇ったくのいちを自分の妹として近くに置くんですよ?タダモノじゃないよ!
兄スタンス(偽)としては優+色気パターン。
ほたるはあくまでも手駒だし、完全にビジネス兄妹で行くつもりだったんだろうと思うんだけど、主のことは知りたいとしつこいほたるを黙らせようと唇に触れる。唇に触れた人を好きになってしまうと里で教えられたから唇には触らないでとウブウブなほたる。
これが兄様のご興味ポイントに刺さったらしく、それ以後はことあるごとに唇を持ち出す。(なんせキャラソンまで唇がらみである。)
しかしまぁ隙を見せないこと見せないこと。外面はよく、ハイパー優秀家臣だし、信長のために自分を顧みずに働くし。いつも裏切りを周りから疑われていても涼しい顔。
あまりにも掴めないから主のことを知りたい一心のほたるは付きまとって質問責めするも流され、しまいにはお饅頭突っ込まれて口を(物理的に)塞がれ。
それに対して兄様、思わずその姿に思い切り笑ってしまって照れ隠しでそそくさ去っていく。もう私お饅頭でいいから近くで見ていたい。あのこれから大事なとこで出てくる困り顔立ち絵のお顔を…
ここですごい心の奥底ではほたるのことをゆるしてると思うんですけどね、なかなか人を信じられない光秀兄様はここからが長い。
任務こなしたりなんだりしているうちに光秀を疎む輩が陰で兄様のことをぐちぐち言っている現場に遭遇し、絶対許さんと乗り込んでいくほたるの勇ましさよ。
で、この輩本当にどうしようもなくて、腹いせに姫に水かけようとしてくんの。
避けられない…その時明智が動いた。
ありがとう水も滴るいい男。兄様のためにある言葉です。
やれやれ…って私も言われたい。
やれやれと言いながらほたるが自分のために怒ってくれたことが本当に嬉しかったんだろうな。
結果風邪に倒れる兄様。ほたるが心配してくれてることに戸惑い、あのしょげ顔立ち絵。ずるい。可愛い。ただの駄々っ子。わがまま。
でも今まで誰も信頼できなくて気を張ってきたんだなってのがよくわかる。人に純粋に心配されたことがないから、どう返していいのかわからんのやろな( ;∀;)
ただの雇い主と忍のはずが、主を純粋に思いやって「ふたごころ」のないほたるが献身的な態度で踏み込んでいったからこそ、光秀の鉄壁の牙城が崩れたというか。そのきっかけはおまんじゅうだったり風邪だったり。
ひとりで無理するな、抱え込むな、心配ですって言い続ける聖母ほたる。
そりゃ慣れないこともしたくなっちゃうよね兄様。
御礼にトトロのカンタよろしく懐剣ぶっきらぼうに渡してみたりしてさ。でも意図が汲み取ってもらえなくてしょぼくれてみたり。もうあなたさ…やれやれ。
そんなこんなを経てやっとほたるを信じると決めた兄様。
肝心なところで有能師匠に邪魔されてやっと得た信頼が崩壊の危機。光秀の悲しそうな顔を見て私も悲しくて泣いた。あそこでのほたるの動きはもちろん任務遂行のためではあるんだけど、愛以外の何物でもないと思う。
投獄されたほたるだったけど誤解は解け、今度は光秀が私を信じて、ってちゃんと言うのがさぁ…優しいあの顔でよ。もうたまらん。兄様は立ち絵の変化でもこちらを落としてくるんです。
そして光秀といえばのあれです。
「敵は本能寺にあり」
この回収の仕方!痺れずにいられるか!!本作屈指の激アツシーンだと思う。
本能寺の中で他の人にどう思われようと信長の夢のためならなんでもする光秀に対して、お一人ではない、共に戦わせてくださいというほたる。
そこでグッときた光秀殿による「私の可愛い、忍び」 出ました最上級活用( ;∀;)
その後の本能寺の中でのやりとりも好きすぎるんですが、危機乗り越えたあと「小鳥」に興味を持った信長様に対しての私だけの秘密でございますゆえって優しく微笑むのが本当にたまらん。
危機を乗り越えて。
もう任務もないし去らねば本当に去るの?でもさようならって言って振り返ったら。
あの!例の!しょげ顔!ずるいって!!
想いが溢れた光秀殿はもう止まらない。全体通して糖度が低かったからこそ最後の最後で甘さが致死量。ごちそうさまでした。
全部書きたいけどさすがに自粛します。(時すでに遅し)(ここだけで何百字か消した)
ただこれだけは言わせてくれ。
終わりのモノローグで雄弁になるのずるいから!
「お仕置きかな、ってすごんでみせても」
すごんで!みせても!?はぁ!?可愛いかよ!!
どこまでも素直じゃない兄様を私は地蔵になって見守り隊。
秀吉EDの時みたく、自分のことでもさっさと動けちゃったらいいのにね兄様。自分のこととなると難しいんだろうなぁ。
書きながら気づいたよ私どんどん兄様のこと好きになってるって。
癖になって何度もやりたくなるんですよこの方のルートほんとに。夢灯りと合わせて。言わずもがな罪の華も。
体に厚みがあって肩と胸がしっかりしてるのもいい。細っこくねぇんだよこのナリで。
あと髪の毛くるくるしてるのも、こめかみ抑えた呆れ顔のも、困りしょげ顔のも、やさ笑顔のも……立ち絵がすごくイイ。立ち絵にこんなに心乱される日が来ると思わなかった。髪の毛くるくるしてるのとかもう脳内補完で勝手に動いてるもの。
先に述べたキャラソンもいいんです。兄様の心情を素直に高らかに歌い上げてるのがね…もっとほたるに対しても素直になりなさい!
元々観察眼が鋭かったり勘もいいんだろう。ほたるの変化すぐに見破るし。
とてもシゴデキ光秀殿。でも有能すぎるあまり自分以外信じられなかった。
ほたるが諦めずにぶつかっていって信頼を積み重ねていった先の愛なんでしょう。
これは恋ではなくもっともっと深いものだなと。
「私の小鳥」、私の好きな言葉です。(メフィラス構文)