下天の華 徳川家康√感想
前回の感情むき出し兄様の感想で謎に燃え尽きて書くのにちと間が空いてしまいました…
4人目は家康殿。
元々柔らかい系がイマイチ引っかからないもんで、最初興味がいまひとつだったんだけどね、家康√終わると惚れるんですよね…。下天の不思議再び。
どうする〜見てたせいもあり、家臣団にそこそこ詳しくなってしまったので、家臣団がモブとしてしか描かれないの悲しいんだけどまぁそれは仕方ないね…(夢灯りだとほんの少し忠勝出てくるけども足らん。もっとやれの心。)
下天に今後展開があるなら、次はぜひ徳川家臣団にスポットをあててくださいおねがいしますどうかどうか。
しかし戦国ソシャゲやったことを皮切りに、信長の野望やったり、大河見たり、極め付けに下天にハマったことで、三英傑のゆかりの地を巡りたくて仕方ない。一人でふらふらできるようになったら絶対行くんや…
余計な自分語りまでしてすみません。以下感想やら何やら。
※個人の感想です
※ネタバレ配慮してません。というか、クライマックスが好きすぎて、なのでもうモロです。どうかプレイ後に…
まず家康√のいいところは周りがとても世話焼きなところである。
信長様しかり、兄様も、何より家臣団も…
贅沢は言わない、1人くらいモブじゃない家臣団くださいよ…(まだ言う)
過去のトラウマで女性苦手でどうにもならない家康殿のことを信長様から苦手克服に付き合ってやってくれって頼まれてそこから関係が始まるんだけども。
はじめは目も合わせてくれない家康殿…女嫌いのせいで自信もなく政にも うしろむきじれったい(つい言いたくなるネオロマンサーのSAGA)
趣味も鷹狩りとか武士らしいことが苦手で、薬草摘みやら香合わせやら調剤やらが好きで何とも柔…。
でもこのままじゃ嫁も持てんし徳川家の将来がピンチ!と周りも言うし、本人も自覚して苦手克服に努めるように…
ある日薬草摘みについていくことにしたほたる。
忍びであるが故に毒草ばかり知っているほたるは、毒として有名なトリカブトすらも薬になることを知って驚く。
そこで家康殿、
人を助ける薬草から人を傷つける毒は決して作りません
全ては使い方次第で毒にも薬にもなるんですと。
これが家康殿ルートだと激烈キーワードです。
深い。ほんとそうよな何事も…。
薬草摘みを通してやっと目を合わせて話してくれるようになり、傷の手当もしてくれて、初めて微笑んでくれて。この微笑みに落ちない人がいるだろうか、いやいない。
手当ての時にほたるに触れたことに気づいてアッってなるスチル差分がとても好きです。
だんだんほたるには普通に接せるようになってきて、苦手克服に付き合ってくれているお礼も兼ねてと琵琶湖散策へ。(このとき二の丸に誘いにきてくれたの、謎に達成感あった…。)
琵琶湖では家康が女性苦手になった経緯を知ったうえで、ほたるが一生懸命家康の魅力を説いて背中を猛プッシュ…そりゃもう家康殿はほたるに惚れるしかないよな。私もほたるに惚れたもん。しかし過去の女児、オメェは許さん。
琵琶湖の後はもう完全両思いでしょと言わんばかりのホワホワ度合いで…とにかくふたりとも純情…とにかく微笑ましい…でもこのままホワホワしていられるかと思ったらやってきました暗殺命令…
この時の兄様は流石に意地悪すぎて、
くない投げるよりも確実だからトリカブトで毒を作ってきなさいって…やめたげてよぉぉぉぉ( ;∀;)
つらい…ここまで散々同じものでも薬にもなるし毒にもなるって話をしてるわけですよ…薬をつくる家康と毒をつくるほたるの対比がつらい…でまた、思い悩むほたるに対していつも通り優しい家康殿だし、純粋な思いをほたるにまっすぐ伝えられるようになってて、それがまぶしすぎてまたつらい…( ;∀;)
結局家康と今までのやりとりを思い出して、毒殺を直前で阻止したものの、あの薬草摘みの場所にあったトリカブトを使って自分が毒を作り暗殺をしようとしたと全てを打ち明けるほたる。
信じていたのに…!って悲しんで去る家康。こんなんつらすぎる。つらいしか言ってねぇ。だってつらいもん。
見かねた信長様、碁を家康と本能寺で打つからお前もどうだと誘ってくださるのヤサシイ…
信長様の誘いには乗らなかったものの、心配になって小鳥になって家康にくっついて行って、家康も小鳥に話しかけて本心言っちゃうのが知り合ったばかりの頃を思い起こさせてまた…( ;∀;)家康は家康でほたるを傷つけたと悔いていて、もうお互い真っ直ぐすぎてよぉ( ;∀;)
で、クライマックス@本能寺。
家康を守ろうとして現れ怪我したほたるに向き合ったのち、
片手でほたるを担ぎ上げて!もう片方で刀ぶん回して!
あなたのためではありません!あなたを失いたくないと思う僕のためです!お願いだから守らせてください!
って他でもないあのもじもじしてた家康殿が!いうんですよ!( ;∀;)
オラァここで家康殿に落ちました。ほんとはこんなにクライマックスを詳細に書きたくない。しかしここで家康という男に落ちたのだ。あのクライマックスBGMと合わさって今までの家康殿との思い出が一気に脳内を駆け巡る。落ちずにいられないよこんなん( ;∀;)このための190cm設定だったのかと…。デッケー男が、ちゃんとデッケーのを活かしてるの、イイ。
なんとか脱出したあとの家康殿の対兄様と、対信長様のやりとりもすげぇ好きです。
やっとこ落ち着いて。お別れの時くらいは自分を偽らずにいたいとお礼と謝罪を伝え、お別れに。でも耐えられなくなった家康殿。
切ない顔の!バックハグは!反則です!!!
「あなたは、偽りを毒としてではなく薬として使える方 僕はそう信じていますから」
おぉぉぉぉぉぉぉぉん( ;∀;)
そして真っ直ぐな思いにほたるも偽りない本音で応えてHAPPY END…
エンディングも前髪切ってさっぱりして、自信がついてきたせいか真っ直ぐ口説いててほんとよかったねぇ…でした。
女性苦手のせいで自信も覚悟も何もかもなくて定まってなかった家康が、苦手克服をきっかけに成長して覚醒する、ある意味少年漫画の王道展開みたいな実はアツい√でした。
そして最初は目も合わせてくれなかったところから思いを告げられるようになるまでを見守るわけで、変な言い方かもしれないが何だか一番攻略してる!感があり、それも良かった。
あとはやっぱり家臣団がほんとよくてェ…
薬草摘みには籠背負っていきたかった家康を止めていたり、修練場での一幕を心から喜んだり、琵琶湖デートへナイスアシストしたり、本能寺にも止められたのに実はついて行ってて、助けに入って家康の勇姿を見て喜んだり。
家康LOVE団扇もっていつも近くで見守ってる気がして仕方ない。
私も家臣団とともに草葉の陰から2人を見守っていたい。