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自分が変わってゆくこと


夕陽が北西よりの方角に沈み
19時台でも明るく、夕暮れを楽しめる時期

近くの川原に行くと
いい感じの夕景シルエットが撮れるようになる




夕景散歩








いい感じやな〜



いい感じのシルエットを撮りながら

その時々でまったく異なる表情を見せてくれる夕暮れを堪能する



水面が宝石みたいだった日




画質の悪いスマホでも圧巻だった




吸いこまれそう


同じ場所でも、日によって
光も、色も、雲の形も違えば

刻一刻と移り変わる様を目にしていると

まるで絵画の中にいるような気がしてくる




ふたり


強い絵に出会うたび

この世界は、僕等が思っている以上に美しい

そう思う





そんな美しい景色に触れると
星野道夫さんの『旅をする木』の一節を思いだす

「いつか、ある人にこんなことを聞かれたことがあるんだ。たとえば、こんな星空や泣けてくるような夕陽を一人で見ていたとするだろ。もし愛する人がいたら、その美しさやその時の気持ちをどんなふうに伝えるかって?」
(中略)
「その人はこう言ったんだ。自分が変わってゆくことだって……その夕陽を見て、感動して、自分が変わってゆくことだと思うって」

星野道夫「旅をする木」文春文庫
(本文119〜120ページより)




今日が終わる


" 自分が変わってゆくこと "
とてもじんわりした

いつも「今日が終わってゆくな」と感じながら撮っている

その時のうはーって広がる綺麗さとか
静けさ、切なさ、躍動感みたいなもの

写真でも言葉でも伝えきれないもんね



感動して、受け取って、自分にする

感動とか綺麗なものだけじゃなくていい
負の感情も同じ

受け取って、昇華して、自分にする





自分となって

それが感性となって

またいい景色に出会えるんだろうな


ちょっとずつ

まあそんな綺麗なこと書いてみたけど

できるときに、できることを

関西人の「知らんけど」みたいな感じで
締めくくる笑


ではまた。





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