自分が変わってゆくこと
夏
夕陽が北西よりの方角に沈み
19時台でも明るく、夕暮れを楽しめる時期
近くの川原に行くと
いい感じの夕景シルエットが撮れるようになる
いい感じやな〜
いい感じのシルエットを撮りながら
その時々でまったく異なる表情を見せてくれる夕暮れを堪能する
同じ場所でも、日によって
光も、色も、雲の形も違えば
刻一刻と移り変わる様を目にしていると
まるで絵画の中にいるような気がしてくる
強い絵に出会うたび
この世界は、僕等が思っている以上に美しい
そう思う
そんな美しい景色に触れると
星野道夫さんの『旅をする木』の一節を思いだす
" 自分が変わってゆくこと "
とてもじんわりした
いつも「今日が終わってゆくな」と感じながら撮っている
その時のうはーって広がる綺麗さとか
静けさ、切なさ、躍動感みたいなもの
写真でも言葉でも伝えきれないもんね
感動して、受け取って、自分にする
感動とか綺麗なものだけじゃなくていい
負の感情も同じ
受け取って、昇華して、自分にする
自分となって
それが感性となって
またいい景色に出会えるんだろうな
まあそんな綺麗なこと書いてみたけど
できるときに、できることを
関西人の「知らんけど」みたいな感じで
締めくくる笑
ではまた。