Final Cut ProとPremire Proの使いはじめの差について
動画編集ソフトで一番最初に気になるのが、
・Adobe Premire Pro
・APPLE Final Cut Pro X
どちらから始めるのが良いのか?という悩みを持つ人が多いのかなと思います。
勿論、上記2つの編集ソフト以外にもフィモーラなど、素晴らしい動画編集ソフトは多々ございます。
私の経験としまして、上記2つのソフトの入り出しの差をブログという形でお話していきたいと思います。
<目次>
・とにかく、調べながらやるという点
・操作性
・基本的な操作が出来てきてからの大枠な良い点・気になる点
・とにかく、調べながらやるという点
この点に関しては、結論から話すと「どちらも調べながら操作をした」という答えです。
「Macの方が感覚的に操作が出来て、すぐに取組みやすい」というのをよく聞くと思いますが、確かにFinal Cut Pro Xの方が入り口のハードルは低く感じました。
ですが、結局1つ1つの項目を行うためにはどこから操作を行うのか?という点では同じようにネットや参考書を見ながら行なっていきました。
但し、調べる量に関してはFinal Cut Pro Xの方が少なかったかなと思います。
Final Cut Pro Xは、かなり便利に作られておりPremire Proで必要な操作を一部自動で行なってくれます。
例えば、音声の速度を早くした時にPremire Proはエフェクトからピッチの調整を行わないとなのですが、Final Cut ProXは音声の速度を上げても自動でピッチの修正を行ってくれます。
その分、調べる量はFinal Cut Pro Xの方が少なくなるのは当然です。
車で言えば、Final Cut Pro Xがセミオートマで、Premier Proはマニュアルみたいなイメージです。
そのため、Premire Proは本当のプロの仕様になっているのだなと感じております。操作性に自動といった機能は感じられません。(まだ、この記事を書いてる時点でPremire Proの使用は4日目なので、もしかしたら自動化している事もあるかもですが)ですが、全て細かく行えるだけに、プロとして利用する際にきっと手の届いて欲しいところまで届くような機能性になっているのだろうなと感じております。
一方、Final Cut Pro Xは自動化な点が多く、作業も時短になります。上記の通り、最初は色々調べながら操作しないと分からない事だらけなのですが、慣れてくると感覚で色んな事に挑戦出来るようになってきます。
それでいて、動画編集代行者として成り立つ編集が出来るので破格のプロ仕様ソフトだと思います。(私が購入した時は34800円の買い切り価格でした)
私はFinal Cut Pro Xを利用し始めて1年半くらい経過しましたが、とっても使いやすいソフトだなと感じており、今後もFinal Cut Pro Xを利用しつつも、Premire Proを使っていく二刀流の運用になっていきそうです。
・操作性
操作性に関しても、結論から話すと「どちらにも操作性が良い場所がある」と言う答えです。
Final Cut Proに関しては、先ほども言いましたが使い慣れてくると感覚で編集作業が出来てしまいます。編集画面の開いた中でほとんどの事が出来るように設計されているので、機能が色々と見える化されているからなのかなと思います。
一方、Premire Proは編集をする画面とエフェクトを掛ける画面、グラフィックに特化した画面と、やる事に対して画面を切り替えていくので最初はどの画面でどんな事が出来るかというのに、その都度迷います。
しかしながら、使い慣れてくるとFinal Cut Pro Xよりも修正が素早くで出来る事も多く、Final Cut Pro Xで細かな編集で見えてこないところを表で表してくれたりするので、その点ではPremire Proの方が手を込めた編集がしやすいのかなと感じました。
・基本的な操作が出来てきてからの大枠な良い点・気になる点
私の経験上で話す内容なので、人によって思いが違うかと思います。私としては、基本的な操作が出来てからの大枠な良い点・気になる点としまして、
<Final Cut Pro X>
・良い点:とにかく操作が分かりやすい。使いこなせるまでのハードルがそんなに高くなく断念する事もなかった
気になる点:せっかくソフト自体が買い切りでコスパも良く、プロ並みな編集ソフトなのに、動画編集代行者として活動しようとすると、Premire Proのスキルを求められる事が多く、仕事の幅が狭くなる。
<Premire Pro>
・良い点:色んなPremire Proユーザーが情報をネットにて紹介してくれるので、応用での使い方に困ったら大体の解決策の情報を無料でゲットで出来る。
・良い点2:使い方が分かってくると、色んなエフェクトの種類が用意されているので、色んな事に挑戦したくなり、挑戦する事でまた新しい技術を身に付ける事が出来る。
・気になる点:月額制でソフトの買い切りが出来ない(今は気になりませんが、Final Cut Pro XからPremire Proにしようとした時に迷ってはいました。)
・気になる点2:最初にバグが発生していたようで、依頼の8時間分の作業が水の泡になってしまった事。(バグは結構あるようです)
と、まあ色んな事に巡り合ったわけですが、どんな事でも自分の成長になった事ではあるので、1つも無駄な事はありません。
上記の動画編集ソフトを2つ使えるようになったのも、動画編集が好きだからという理由が一番。好きな事なら、苦戦しても解決出来た時の達成感と成長感を自分でも感じられるので最終的にとても楽しいです。
あとは、自分の予算やこれから動画編集をどれくらい本気でやっていくかで動画編集ソフトを決めるのが良いのかなと思います。
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![ずっきー@動画編集代行者](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59810306/profile_de69ed6b0f80089e6b13b077caf1a565.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)