動画編集者の目線としてMacのM1対応ベータ版Premiere Proを使ってみた感想
気づいたら、M1チップに対応したPremiere Proのベータ版が使えるようになっておりました。
ベータ版という事なので、勿論仕事で使うことは出来ませんがスピード感は気になるところですよね。
というわけで、検証出来るところまでを実施した感想を記事にしました。
※ここで出てくる、MacBookPro16についてのスペックは以下になります。
MacBookPro16のスペック
・CPU Intel Corei9
・メモリ 32GB
【検証した点】
・アプリケーションの立ち上がり速度
・カット編集のスムーズ感
・書き込みの速度
・アプリケーションの立ち上がり速度
アプリケーションの立ち上がりは感想としては、「かなり速い」です。私としては悲報のような朗報のようなですが、MacBookPro16より立ち上がりに関しては速い感覚がありました。特に、プロジェクトファイルからPremiere Proを立ち上げるとサクサク立ち上がります。M1チップの8GBって32GBくらいのパワーがあるのかな?と思ってしまいますね。そしたら、16GBの場合は64GB…?
・・・という立ち位置になったとしたら、ここ最近での家電事情の発表としては革命ですよね!「8GBでは動画編集は出来ないよ!」なんて名言を崩してしまいます。世の中の常識というものを破る行為っていうのは本当に凄いものですし、M1 MacBookが今でもなかなか入手が出来ない理由も分かる気がします。これからのM1チップ対応のアプリケーションって、どこまで常識を塗り替えてしまうのやら・・・!
・カット編集のスムーズ感
カット編集のスムーズ感も、とてもスムーズで何一つストレスを感じません。ここでもMacBookPro16と変わりない感覚で使えてました。
これは、Rosetta 2上で動かすPremiereProもスムーズにカット編集が出来たので、カット作業だけなら8GBでも十分に動くということになります。
・書き込みの速度
カット編集後、9:55のフルハイビジョン撮影の60fpsデータを書き込みした時間は約3分半でした。8GBとしては速いのではないかと思いました。
まとめ
上記では、カット作業だけを行ったデータを書き込みというシンプルな検証となりました。その理由として、ベータ版は
・レガシータイトルが使えない
・BGMを入れられない(mp3が非対応と別のYouTuberの方がおっしゃられてました)
という点があるためです。ベータ版のため、これからどんどん開発していく点だと思うのですが、もしレガシータイトルがスムーズに行うことが出来たら本当にM1 MacBookAirで本格的な編集が出来るのではないのかなと感じております。
ファイルの重さを考えた時に、mp3データやレガシータイトルは比較的軽い方です。動画のデータが全体の作業の圧迫をすると思うので、装飾部分がスムーズに付けられたら動画編集者からはM1 MacBookAir8GBが多々選ばれることでしょう。
(コストを抑えられるし、本体が小さいので持ち運びも便利で動画編集が出来るなら、私もMacBookPro16よりM1 MacBookAirをメインに使いたくなります。)
まだまだ、完成版は先になるのかなとは思いますが今後のM1チップに対応していくAdobeアプリケーションの期待が大きく募っております。
今後も、私はM1MacBookをMacBookPro16と交互に使って検証していきたいと思います!