こういう動画編集者が私の考える「本末転倒」です

こんにちは!いつもnoteのご閲覧、ありがとうございます!

さて、今回は私が本業としている動画編集の本末転倒についてお話ししていきたいと思います。

「動画編集に本末転倒!?」

と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら、本末転倒にあたる編集をしている編集者さんが多いのです。では、本末転倒にあたる編集者さんの特徴とはどういう人なのか!?というお話をさせていただきます。

まず、本末転倒とは「本」が本学(基本)、「末」が末学(応用)となります。私は、この本学・末学を動画編集に以下のように当てて考えております。

本学→カット・テロップ入力

末学→BGM・SE・エフェクト

では解説していきます。


・本学

まず、本学が出来ない人は末学は活かせません。どんなにプロなアレンジ・装飾をしても土台がしっかりしていないと意味無しということです。

まず、カットというのは無駄なところをカットするのはもちろんのこと、さらに全体のストーリーをまとめて見やすくすることもカット工程で必要になります。つまり、喋っていないシーンがあってもテンポ感を大事にするためにあえて残したり、演者が良いことを言っていても展開スピードにより場合によってはストーリー上カットしたほうが良い時もあるということです。この差はカット時にしっかり動画の内容を確認できているか?というところが問われてきます。つまり、カットの時点で「やらせ仕事」な気持ちで編集しているのなら、その先はないということです。

クライアント様は演者の話も伝えたいという気持ちはありますが、一番望むのは視聴維持率の向上や再生数アップです。つまり、視聴者様が増えるような動画編集が求められているということなのです。

それを汲み取ることが出来て、カットという本学が成り立つのです。


次にテロップ。テロップの誤字・脱字に気をつけましょうとよく聞きますが、正直全体の1割くらいミスがあってもしょうがないと私は思います。人が行うことをミスゼロなんてかなりな難関です。それよりも大事なこと。テロップの表示タイミングや表示時間の方が大事です。ここがズレていると視聴者様はどう思いますか?(誤字・脱字も同じ気持ちかと思いますが)

テロップを演者のセリフと一緒に表記出来ない編集者さんがなかなか多く、原因としては文字起こしのVrewというツールを利用してあまりテロップのクリップをしっかり見ないで文字だけ確認するというような状況が発生しているためもありますし、そもそも雑な入れ方になっている場合もあります。

私のテロップが見やすい基準として、動画の音声を無音にしてテロップを見るだけである程度の全体間を把握出来ること。また、表示時間が短すぎて視聴者様にテロップの読みを急がせていないことです。テロップは1つ1つが一瞬なので視聴者様に違和感を持たせてしまうと動画なのでどんどん先に進んでいき、内容をあまり把握出来ないまま終わってしまいます。当然、このような動画では印象が残りづらく「次も見たい!」とはならないでしょう。

視聴者様が理解しやすいテロップ表記をする。これが出来て本学が出来ているというふうに思っています。


・末学

まず末学を読む前に、ここまで読んで自分に本学が出来ていないのでは?と思った方は末学はまだ読まなくて大丈夫です。嫌味とかではなく、本学を鍛えることに全集中して下さい。本学が出来れば自然と末学も活きていきます。

では、ここからは本学が出来ているけれど末学が出来ていない特徴をお話ししていきます。

末学には基本、正解はありません。言ってしまえば本学にも正解はないのですが末学はより正解がないため、自由な分謝ると動画が崩れます。では、どういう崩れ方があるのか?

例えば、ビジネス動画で演者が真剣に話をしているのに「パフっ」といった効果音があったらどうでしょう?

その動画の信頼が落ちると私は思います。

「いやいや、そんなさすがにないでしょ!」と思う人が多いかと思いますが、そのような編集をしている人が多いのです。

ただただ、効果音をバシバシ入れたりBGMを入れたり、エフェクトでも要所でもないところを強調したりすると動画のストーリーが崩れて何を伝えたいのかわからない動画になりカット・テロップで動画を引き締めても空気感で離脱します。

ここはセンスが求められるので明確な手段がないのですが、私はいろんな公開されている動画を見て「このジャンルではこういう編集を取り入れた方がよさそうだ」と少しずつ真似を取り入れていきました。

つまり、今の私は真似の集大成。とくに自分で見出したアレンジをしたことはありません。全部真似です。

なので、私からお勧めするのはどんどん真似をしてアレンジを入れていくということです。そして、その真似の中にさらに少しずつ自分のアレンジをプラスしていくのがよいと思います。(私も、やっていることは全部真似ですが見せ方は自分のアレンジを効かせてより強調させたりなど工夫をしています )

末学は常に勉強し取り入れる。これが出来て末学も成り立つのだと思います。


話が長くなりましたが、私の動画編集の本末転倒はこのような話でした。


自分に当てはまると思った人は焦らず、気づけたことが成長ですので、動画編集への成長の取り組み方を今一度見直してみてはいかがでしょうか?


私も、お渡し出来る報酬は低くなってしまいますが案件を通して編集者さんに講師みたいな事をさせていただいております。

もし、成長希望という事であれば一度ご連絡をいただければ協力させていただきます。

(報酬を貰いながら成長出来るので良いのかなと思います)

というわけで、今回も最後までご閲覧いただきましてありがとうございました。

この記事がよかったら「スキ」とフォローをどうぞよろしくお願いいたします!

皆さんに有益な情報を御提供出来るように、これからも「旅x旅ガジェットx動画編集」に関する情報を発信していきます!!