2024年BL総括
2024年は「おっさんずラブ」の続編でスタートし、引き続き多くの日本BLが放送されました。全国区のテレビだけでなく、地方局発信、YouTubeの企画もの、さまざまな動画配信向けのドラマも増えました。
日本以外だと、私はやっと History 5 や VBLシリーズも見れて台湾BLの満足度が高かった年でした。
その一方、タイBLは少し自分の中で旬が過ぎてしまって、少し熱が冷めてしまった気がしていました。Bright の独立、往年のカップルたちは30歳を超えてきて少し難しい状況が増えて、次世代のGMMTVの俳優は日本でまだそこまで放送されていないこともあって受け入れられず、少しモヤモヤしていました。
そんな中、「Cherry Majic」を熱演してくれたTayNewの活躍、SingtoKristの復活、EarthMix の「おっさんずラブ」と、ニュースが出て、少しづつまた見てみようかなぁと思った1年でした。
2024年は合計32作品を視聴しました。
その内訳をみてみましょう。
日本BLドラマ:23
台湾BLドラマ:5
タイBLドラマ:2
映画:2
今年もたくさん見ましたね。
日本BLは、ますます若手が名前を売るための登竜門となり、仮面ライダーや戦隊ヒーロー、ダンス&ボーカルのアーティストが数多く出演しました。
というより、そういう方しか主演になっていないような気もします。
元ジャニーズはちょっとこの状況だと事務所の件もあり、BLドラマには出演しずらいようで、その代わりに EBiDANとLDHが大活躍してます。
アイドル系だと、そのうちJO1やBE:FIRSTなども参戦するんでしょうか。。。(SKY-HIの方向性的にBE:FIRSTはやらなさそうですが出演するなら熱烈大歓迎!)
俳優側だと、俳優部がある事務所 => ライダー or 戦隊経験 => ドラマにちょっとした役で出演 => BL主演 (=> ブレイクして朝ドラ)、みたいなキャリアだとドラマを見ていてやはり安心感がありますね。
さて、今年も勝手ながらMy Best 3 を勝手に発表しましょう!
第3位 Cherry majic (タイ版)
赤楚くんの衝撃の可愛さを知ったのは、2020年の「ちぇりまほ」を見たときでした。もうあれから4年近く経つんですね。
このドラマ、圧倒的なピュアな赤楚くんがいないと成り立たないと思っていたので、まさか他のキャストで上手くいくわけないと思っていたのですが、タイにもそんな俳優さんがいたのをすっかり忘れてました!
皆さんご存じ、ちょっと天然、ちょっとかわいいNewももう30歳を超えてBLから遠ざかるのかなと思っていたら、まさかのTayNewでの日本BLのリメイク。確かに日本の赤楚くんに対抗できるのはNewしかいないですね。
バンコクの話にアレンジされているので、日本版を知っていてもまた新たな気持ちで楽しめました。逆に比較しながら視聴できるので2倍楽しかったのかもしれません。
後、日本企業ってこんなイメージなんだなっていうところも面白かったです。(本当にあぁいう感じなのかもしれませんが)
第2位 My Tooth Your Love
台湾ドラマは私と波長が合っている気がして、なんだか懐かしいような切なさの雰囲気があってとっても好きなのですが、今年の台湾ドラマでは「My Tooth Your Love」にとってもハマりました。
この後紹介する1位のドラマを見るまではダントツで今年の一番だと思っていたドラマです。
主演の2人がインスタライブやYouTubeのイベントなどでいつまでもイチャイチャしてくれて、二人で立ち上げたブランドANDYUも続いているし、放送終了のイベントで二人が泣きながらプレゼントし合う動画は、もう本当に感動しました。既に家族になっている感さえあります。
主題歌や挿入歌もとっても印象的で、最後の方でお姉ちゃんに許しを請うシーンも少しコミカルで少し泣けました。
第1位 ひだまりが聴こえる
2024年の圧倒的第1位は「ひだまりが聴こえる」です!もうこれは即決、心に決めてました。
まず、バックグラウンドがいいですよね、「高校球児」でバッテリーを組んでいた若手俳優がそのままBLの主演になるなんて、夢がありすぎる!
余談ですが、「高校球児」のオーディションも後追いしたのですが、BLに出てる他のかたや新浜レオンもいて、その後しばらく色んな若手俳優のオーディション動画をあさった記憶があります。
「ひだまりが聴こえる」は映画版も見ましたが、このドラマはBLという枠を本当に超えて、社会派の本格ドラマとして楽しめました(って書くとチープな感想だな)
映像美や脚本も素晴らしいのですが、何より主演の2人がとにかく素晴らしい!特に小林虎之介さんにベタぼれして、絶対売れると思っていたら、「宙わたる教室」に出演して、あっという間にメジャーになってしまいました、そりゃあの演技と魅力を見たらそうなりますよね。
エンディングの川崎鷹也さんの「夕陽の上」もめっちゃ泣けるいい曲だし、MVの中沢元紀さんがドラマとはまた違う表情を見せていてキュンとします。
他にも「ぜひこれはっ!」というドラマがたくさんありました。
「恋をするなら二度目が上等」の呂敏くん登場にはめちゃびっくりしましたし、「三ツ谷先生の計画的な餌付け。」の山崎まさよし(敬称略)の登場にはもっとびっくりしました。
「彼のいる生活」や「タカラのびいどろ」は純粋な気持ちを最終回まで見守ることができました。
「シュガードッグライフ」の田中洸希くんを見てますますEBiDANに興味をもったり、台湾のVBLもよかったですね、4カップルのプロモーション番組とかめちゃめちゃ豪華な気持ちになりました。
2025年も素敵なドラマにたくさん会えますように!