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370杯目:【コラム】正義中毒と自粛警察は同一人物?

昨夜の西野亮廣さんのYouTubeライブ放送で話が出てた『正義中毒』
芸能人の不倫とか、その人には一切関係ないのに、行き過ぎた正義を振りかざして、その人を攻撃する…
西野亮廣さんが以前から言っていましたよね。

その話を聞いていたら思い出した『自粛警察』
このネーミング好きではないけど、理解しやすい言葉で言うとこうなっちゃうので、一応『自粛警察』

これも、その人には関係ないのに、正義を振りかざして、しまいにはその目的を達成するために違法行為までする、こうなると意味がわからない。

『正義中毒』と言うのは、脳科学者の中野信子さんのネーミングのようで本に書かれていました。
以前、中野信子さんの講演会を聴きに行った時も話していました。

テレビのワイドショーやニュースを見て、物事の良い悪いの判断は誰でもすると思います。
当事者と関係ない人でも、ひどい!と感想をもったり、怒りがこみ上げてくたり…

しかし、『自粛警察』『正義中毒』と言うのは、それらの感情をベースに、非難や行動に移して、最初の正義からはかけ離れてきて、正義のためなら何をしてもイイ!と思ってしまうのか、その人が正義のためにやっている言動や行動の方法そのものが正義じゃないでしょう?とツッコミたくなります。
何でこのようになってきてしまうんだろう?

中野信子先生の話だと、
「正義の制裁」を加えると快楽物質であるドーパミンが放出されるらしいのです。
そう『自粛警察』や『正義中毒』は快楽らしいのです。

快楽ということは、ハマってしまうとやめられなくなる依存症のような状態になる事でもあるので、そうなると当事者が自分には関係のない知らない人だろうが、粗探しをしてでも見つけ出して、それに対する非難や行動の『正義の制裁』をしてしまうそうです。

ネットの世界だけでなく、著名人に対して、テレビ番組に対して、政治に対して…自分の意見や感想を持つことは大切だけど、だからって行き過ぎじゃないの?って思うようなこと、確かに多いような気がします。


#コラム #正義の制裁 #自粛警察 #正義中毒 #中野信子 #西野亮廣



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きひろ
貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。