171杯目:【マイ考察】キャッシュレスが進むと価格の付け方が変わってくる!?
先日、セブンイレブンのコーヒーに新製品が。
高級キリマンジャロ・ブレンド。
青のカップで、見た目もちょっと高級感!
他のコンビニでは、既にスタンダードのコーヒーにプラスして展開しているので、
セブンも満を持してって感じでしょうか!?
そこで気になるのが価格設定。
ある意味、スタンダードのコーヒーの味が美味しいってのもありますが、
もう一つコンビニコーヒーの当たった理由に、
税込み100円というキリの良い数字の価格設定にあると思っております。
PB商品を除けば、缶コーヒーはどれも100円では買えず、
そこに豆から挽いたばかりのコーヒーが、
缶コーヒーより安い価格で飲めるのですから、
カップにコーヒーが出てくるまでの時間や手間があっても、
ヒットしないわけありませんよね。
そこで、一つ上のグレードということで発売されたキリマンジャロ・ブレンド。
価格差は10円。
スタンダードのコーヒーが美味しいからなのか、
キリマンジャロ・ブレンドを良心的な価格に抑えたからなのか分かりませんが、
個人的には価格差10円は意外と小さい印象。
しかし、価格差10円は小さいかもしれませんが、
それを財布から出すというお金の出し入れの観点から見ると意外と大きい。
その10円のために、
100円硬貨プラス10円硬貨を出さないといけないから・・・
お釣りになると90円というガサばる硬貨が財布に入るようになるから・・・
意外とこの辺の人の心理って大きいんですよね!
1度は試しに飲んでみるかとなるかもしれませんが、
価格差10円以上のものを感じられなければ、
次回はスタンダードのコーヒーで良いか!?美味しいし・・・。
ってなる可能性あると思うんです。
昔、自動販売機の缶飲料が110円になった時は、
はーーぁ・・・
ってなりました。
この出っ張った10円なんとかならないのかねー!?
などとメーカーの大変さをおいといて無責任に思ったりしました。
それが120円になり、今では130円になり・・・
慣れなのか分かりませんが、
その頃の値上げ時は、20円なんとかならないのかねー?とか、
そのような感情はなかったような気がします。
あっ、お祭りの屋台の大判焼きが110円になった時も思いました(笑)
こう思うのって、自分だけ?と思うこともありますが、
サンキュッパ・・・なんとか98円・・・とかの
品物の価格の付け方が多いところを見ると、
自分だけではないのではなく、人の心理によるものではないかと。
ずっと話が逸れていましたが、
キャッシュレスになる事によって、
100円プラス10円という硬貨を出す一手間からは解放されるので、
110円という価格設定が売れない要因にはならないのではないかと考えました。