1140杯目：【コーヒー初心者日記】珈琲初心者が150人にコーヒーを振舞ってみた…2年目

今年も秋になり、各市町村の商工会議所が主催する産業祭の季節がやってきました。
自分達の業界も、PRを兼ねて産業祭に出展。
その中で、自分はハンドドリップコーヒーを振る舞うというのを今年もやりました。
昨年、自分の思いつきで初めてやったのですが、何気に好評で常に20分から30分待ちのお客様が列を作っていました。
正直、無料とはいえ自分が淹れるコーヒーにそんな価値があるの？なんて疑問はあったのですが、それだけの時間自分達のブースに留まるということは、自分達の業界をPRする機会ができるということなので、今年はリーダーの方から「今年もコーヒーやってください！」とお話をいただき2年目のハンドドリップコーヒーをやることになりました。

自分達のブースに留まってもらえる本来の目的に合致したから今年もやることになったとはいえ、初心者とはいえやはりコーヒー好きの端くれ。
やるからには、自分のドリップ技術を棚に置いても（笑）美味しいコーヒーを飲んでもらいたい！という思いは強くあるので、自分が飲んでみて万人ウケするだろうなと思う美味しいコーヒーをチョイスしました。

それと珈琲好きのこだわりとしては、コーヒーを淹れるにあたって、水とコーヒー粉と紙コップと珈琲器具一式を会場に持ち込めば事足りるのだけれど、自分は雰囲気というか世界観というか、そういうのもお客様との会話と含めてコーヒーの世界の一つだと思っているので、家のコーヒーコーナーからもいろいろなものを持ち込んで飾り付けしてみました。
テーマは『ディズニーと珈琲』（笑笑）

さらに今年は昨年の経験もあり、多少お客様の前でドリップする時の気持ちの余裕も出てきたので、映えを狙って!?ハリオドリッパーをポストコーヒーバージョンの蛍光イエローのドリッパーにしてみました😊

ところが天気は良かったけど、スタート時は風が強くて大苦戦。
ドリッパーにペーパーをセットした途端風で飛ばされちゃうし、コーヒースケール命の初心者なのに、ドリッパーやサーバーが風で煽られることにより、スケールに表示される重さが、コロコロと常に数値が変化して安定しない…という事で、風避けのために家から持ってきたボードを置くことになり、綺麗な蛍光ドリッパーはお客さまから見えない状態になってしましましたf^_^;)

こういうところが、いくら家でドリップの練習や温度管理をしてきても、本番になって気づく外でやる難しさですね。
しかし、焦りながらも、コーヒー屋やってるなーと!?ニヤニヤしている変態珈琲好きな自分がいたりもするf^_^;)

そして9時からスタートしたハンドドリップ。
今年も、昨年同様の列が常にできていて、14時45分の終了までに約150人のお客様にコーヒーを淹れることができました。
確か、昨年は同じ時間で120人くらいだったけど、今年は150人まで増えた理由。
もちろん2年目ということで、要領を得て無駄が少なくなってきたというのはあると思うけど、それ以上に今年お願いした助手の方の働きの素晴らしさ。

珈琲初心者がいうのも痴がましいけど、助手の存在ってめちゃくちゃ大きいですねー！今年はそれを大実感しました。

おかげで今年は、お弁当昼食15分以外は、お昼時間もスタッフへの賄いコーヒーに、お得意様への接待コーヒーをずっと淹れていたので、5時間半くらいはずっとハンドドリップしていたけど、最後まで気持ち良くコーヒー淹れができました。

趣味の世界でもそう実感するんだから、コーヒー屋さんだったら助手の重要性はさらに大きいよね。
それを知れたのも、今年の収穫ですね。
来年もコーヒーやるようになったら、直接お願いしてお手伝いしてもらいたいくらい。

今年も色々な気づきや発見があった珈琲初心者のなんちゃって珈琲屋さん、良い経験をさせていただきました。
やらせていただいたリーダーとスタッフに感謝🙏もちろん助手にも🙏🙏

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