1122杯目:【my考察】個人情報の取り扱いを斜めから考えてみた
先日のnoteに記したように、『天才たけしの元気が出るテレビ』を観ていて思った。
個人情報ダダ漏れな時代だったなと。
バラエティー番組だから、リアルとファンタジーの境目は曖昧だけど、そんな感じがした。
この番組で『お嬢様を探せ!』という人気コーナーがあった。
お金持ちが住むと言われる高級住宅街を、番組が設定したお嬢様の条件にあったお嬢様を見つけて、お家にまでお邪魔してインタビューするというコーナーで、当時の自分は、ただただお金持ちの家に生まれたお嬢様ってこんな感じなんだー。
って、感心しながら自分とは違う生活をしている人を画面越しに観て単純に楽しんでいた。
個人情報ダダ漏れでもテレビで放送して、それをただ視聴者が楽しむという時代だった。
現代脳で考えたら、よりによって住所も特定できるお金持ちの家や家の中までテレビで放送するなんて、誘拐犯など悪い奴でも観てたら洒落にならない情報量でしたね。
それを放送できていた時代というのは、世の中が大らかな時代だったからなのでしょうか?
少し考えてみました。
昔はなんでこのような放送ができたのでしょうか?
個人情報保護法がなかったとか法律の部分はあるとしても、自分が思うには、それだけの個人情報が流れてても、自分の日常生活上関係ない人の個人情報には興味がなかったのではないかと思います。
それがいつからか、自分には全く関係のない人の個人情報にまで興味を持つ人が多くなり、それを悪用する人が増えた。
先に書いた『個人情報保護法』を調べてみたら施行されたのが2003年5月。
今から19年前。
意外と思ったより最近なんですねf^_^;
そもそも『個人情報保護法』という法律ができるということは、個人情報を利用して悪用する人が増えたから、法で守らなければならなくなったという事になる。
なんで、自分の日常生活上関係ない人の個人情報にまで悪用しようと考える人が多くなったのか?
ネットの影響も大きいと思うけど、もしかしたら日本人が他人の足を引っ張る思考になったのかもしれない。
それの対象が、昔からある近所レベルではなく国レベルで。
みんな苦しくて、余裕がなくなり他人の足を引っ張ろう思考になった?
ニュースでよく言われる『失われた30年』
バブルが弾けて、急に不景気になった。
でもいつかは復活できると信じて頑張って30年。
いまだに出口が見えない。
法律が施行されるまでの年月というのは、政治家ではないのでよく分からないけど『個人情報保護法』は施行されて19年前。
『失われた30年』ということは、不景気になったのが30年前。
不景気になってから、徐々に人の心に余裕がなくなり、こうなったら誰でも良いから他人の足を引っ張ってやろう、他人の情報を悪用してやろう思考になり、巷に溢れている個人情報を利用して悪いことをする人が増える。
それなら法律で規制しなけりゃ!と法律を作り始める。
そして施行される。
失われた30年から、個人情報保護法施行19年を引くと11年。
世の中の情勢により良くも悪くも人の考え方が変わって行動に現れて、法で規制する11年という時間はちょうどピッタリ合うような気がするのは自分だけでしょうか?
現代は、芸能人や著名人など、自分の日常生活上関係ない人の失敗や過ちも許さない時代。
景気が良くなれば、みんなの心に余裕が生まれて、そんなことにも興味がなくなる時代が来るかもしれませんね。
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