見出し画像

547杯目:GO TO イート…制度上の不備なの?

『トリキ錬金術』という言葉がテレビのニュース等で言われています。
これは、GO TOイートで予約サイト経由でお店を利用すると、昼食は500ポイント夕食は1000ポイントもらえる。
このシステムを利用して居酒屋チェーンの鳥貴族で、安い1品税込327円のものを注文のみで退店。
それにも1000ポイント付くので、それで支払額とポイントの差額を稼ぐ。
鳥貴族に限らず、夕食の1000円以下なら同様の事ができてしまう。
それを目的とした行為が問題になり、お店の方でコース料理のみ適用とかの対策をしたようなので、この方法はこれからは取れなくなるでしょう。

別に自分は見栄っ張りとかではないけど、それにしても、差額の673ポイントを稼ぐためにこれをする人って、すごいメンタルの持ち主だと思いますね。
1人何回も使えるシステムなので、チリも積もれば…でバカにならないポイントにはなっていくでしょうけど、その回数分その場でその強い!?メンタルで時間を過ごさなければならないので、それはそれですごいと思いますが…f^_^;

もちろん違法じゃないし、意味は合っているような気はしていますが、個人的には、こういう事に錬金術という美化したような言葉は使わない方が良いような気はしますが…
自粛警察の時みたいに。
なんか意味は合っているのかもしれないけど、本質に合っていないような気がするんですよねー。

話が逸れましたが、こういう問題が出てきた時によく言われるのが、『政府はこういうことがあるということを想定できないのだろうか?こんなの誰だって気付くようなことじゃないか!』という批判。
気付いていたかいないかは分かりませんが、必ずこういう時に出てくるモラルの問題。
政府もこういう抜け道があることを認識しておきながらも、コロナで苦しんでいる飲食業界を助けるという目的や、モラルというものを各自が持って貰えば避けることができるだろう。と思っていたのかもしれません。

モラルがあれば…とか、人として…というものが通用しない時代になったということなんでしょうかね?

自分さえ良ければ…が、そういうものは簡単に乗り越えられる時代。

政治家の先生方からすれば、恥も外聞も無いのか!って言いたくなるかもしれないけど、そういう時代になったのかもしれません。

かと言って、昔はそういう人はいなかった、という事でもないと思う。
生活するのに必死だった人だったら思いついて昔の人でもやったでしょう。
でも、現在のこれは抜け道を見つけてポイントを稼いでいくゲームのように感じる部分もあります。
実際、そうされている方の現状はわからないので断言はしませんが…。

これによって、これからのコロナ禍の救済キャンペーンを使う手続きが、煩雑になったり、数々の規制を設けてハードルが上がったりしないとも限りません。
手続きを簡単にしたり縛りを少なくすると、こういう人が出てくるから…とか思われて。

真面目に制度を利用している人だけが、馬鹿を見るみたいなことにはなって欲しくないですね。

最後に、GO TOイートのポイント荒稼ぎの記事のコメントで、『昼食5000円、夕食10000円の国会議員の先生方には分からないんだよ!』には、何となく納得してウケてしまったことにはお詫びいたしますf^_^;

#GOTOイート #キャンペーン #トリキ錬金術 #モラル #コラム #エッセイ


いいなと思ったら応援しよう!

きひろ
貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。