見出し画像

765杯目:【子育て番外編】猫の恩返し!?

数日前の早朝!?2時頃、寝ていたら微かに子猫の鳴き声が聞こえるような気が…
気のせい?と寝ようとすると、しばらくしてまた子猫の鳴き声。

気になって眠れなくなってしまったので、寒くてちょっと勇気がいったけど布団を出て鳴き声の聞こえる方へ…

時々聞こえるけど、結局姿を発見できずにまた布団に戻る。
それでも時々聞こえてくる子猫の鳴き声て眠れないので、思い切って起き出してそのまま事務仕事をしながら外が明るくなるのを待った。

午前6時前、外が明るくなり改めて外へ!
時々聞こえる子猫の鳴き声の方に行くのだが、やはり姿が見えず、ちょっと君が悪くなってきたf^_^;

人間の赤ちゃんもそうだけど、音量じゃなくて、なんとなく耳に残る周波数で!?発しているんですよねー、赤ちゃんの鳴き声って。
それは猫ちゃんも同様なのかも知れませんね。
そりゃそうか!?人間だって猫だって赤ちゃんにとっては、自分の感情や存在を伝える手段として唯一とも言える方法かも知れませんものね泣くってことは。

そして何気なく上を見てみたら、ひさしのように出ている事務所入り口の屋根の上に子猫を発見。
不安そうな目でこっちを見ていた。

そして、さらにその上の屋根から親猫がこっちを見ていた。
子猫はその屋根から、ひさしのように出ている屋根に落ちて、親猫のいる屋根に戻れなくなっていたようだった。
親猫もどうすることもできなくて、ただただ子猫の様子を不安そうに見ていた。

ちょっと脚立に乗って、子猫の様子を確認して観たけど、救出するには子猫の逃げ足の方が早くて無理そうだった。

それで、自分が脚立から落ちちゃってもシャレにならないしねf^_^;)

そこでどうやろうかと考えていた時に、尊敬する西野亮廣さんも言葉を思い出した。

追い込まれれば人は誰でも天才になる


自分の座右の銘でもあるこの言葉。

これって、人間だけじゃなく猫にも通用する言葉なのではないかと思った。

追い込まれれば猫も天才になる

そう思った自分は可哀想だけど、長い棒を使って子猫をひさしの屋根の端へ端へ追いやった。
子猫は、とうとうこれ以上は逃げられない屋根の端まで追い詰められた。

まさに崖っぷち。
子猫は時々その谷の方を見ては焦ってバタバタしている。
地面からの高さは3メートル。

自分も端まで長い棒で追い込みながらも躊躇はあった。

しかし、猫なら3メートルの高さから地面にダイブしても、落ちて怪我をするとか、着地に失敗して足を怪我するとかはないだろう!?
子猫とはいえ、猫本来の野生の能力(本能)を信じてみようと思った。

そして、もうこれ以上は逃げられないと悟った子猫は、覚悟を決めて屋根から飛び降りた!!!

そしたら、途中のテレビアンテナの線に引っかかった。

嘘でしょうf^_^;)

子猫も、せっかく覚悟を決めて飛んだのに、この覚悟を返してくれと言わんばかりに、テレビアンテナにしがみついていた。
精神的にこれは辛いよなー、子猫だって…
痛いほどよくわかるf^_^;)

子猫はそのアンテナ線から、覚悟を決めて飛んだひさしの屋根に戻ろうとしていた。
やっぱり一か八かの覚悟は1回が限度。
そりゃそうだ(苦笑)

でも、子猫には可哀想だけど、ここから戻ったらあの覚悟が無駄になってしまうと思った自分は、テレビアンテナ線にしがみついている子猫を棒で軽く突っついて落とした。

子猫はやっぱり猫だったf^_^;)
見事に地面に着地して、そのまま裏の方へ走っていった。

上を見たら、さっきまで屋根の上から不安そうに一連の行動を見ていた親猫の姿もなくなっていた。

きっと裏側から降りて、無事に子猫と合流できたことだろう。

一抹の不安は、自分は子猫を助けるためにやったことなんだけど、人間に自分の子供がいじめられて怖い思いをしたと親猫に誤解されていないだろうか?だった。

そんなこんなで、仕事前の長い朝が終わった。
何か、ドッと疲れが出た!仕事前に(苦笑)

次の日、仕事をしていて何気に空を見たら、屋根の上から昨日の親子猫がこっちを見ていた。
(それがこのnoteのサムネイル画像)

お礼を言いに来たのかな?

まっ、お礼はともかく自分の気持ちは伝わってるよね!?

今度は、今いるその屋根から落ちるなよ!
それとも、一度屋根から飛び降りて大丈夫なのを知った子猫、もしかしたら今度は平気になったかも知れないね。

今回の件で、自分もいろいろ学ばせていただきました。
そして…

なんとなく、子猫の成長の手助けができたように思えてるのは、自分の勝手なエゴだろうか?f^_^;)

#猫 #子育て #崖っぷち #成長 #一か八か #天才 #野生 #本能 #学び #エッセイ #コラム #日記  

いいなと思ったら応援しよう!

きひろ
貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。