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891杯目:1年前、人生初の入院【時間編】

今日、自分のフェイスブックを見ていたら【思い出】という項目で、1年前の入院初日の投稿がタイムラインに流れてきた。

人生五十数年目で初めての入院をしたのが1年前の今日だった。

入院理由は…突発性難聴の疑い。
先生の話では、耳の聞こえ方に違和感を感じてから2週間以内になんらかの処置をしないと難聴は残ると言われた。

病院慣れしていない自分はその言葉にビビったが、正直にいうと聴力に違和感を感じてから数ヶ月。
聴力だけでなく、平衡感覚がうまく取れなくなり、目の前がぐるぐる回って乗り物酔いのように吐いてしまいどうにもならなくなったので、観念して病院で診察を受けたという次第。

なので2週間どころの話ではなく、余裕で!?難聴が完治するには手遅れf^_^;)そんな状況での入院だった。

とりあえず6日間、入院して集中的に強めの薬を毎日点滴で入れてみましょう!
そういう状況での入院だった。
だからどこかが痛くて苦しくてという入院ではなかったので、毎日普通にベットの上で生活をしていた。

そのような状況での入院だと知っていただいた上での入院生活のお話をしていきたいと思います。

まずは時間について…
時間はゆっくりと流れていたような気がする。
午前11時に入院してすぐに昼食。
午後から点滴をつけにきますからと看護師さんに言われたのですが、午後っていったい何時なの?って気になる。
正確ではなくても大体の時間を伝えてくれないと…
なんて不満な気持ちもあったが、自分がそれまでにやらなくちゃならない事は何もない。
ただベットの上で寝るなり本を読むなりスマホをいじるなり、いわゆるフリーの時間なのだけど、心構えってものがあるので時間の目安がないのは気が気ではない。

その辺が病院慣れしていないというか、日ごろ常に時間に追われた生活をしていたというか…f^_^;)

まず、ここが入院生活をしていく上で、まず適応していかなければならない部分でした。
しかし数日が経ち、なんとなくこの時間の流れに慣れてきたら、何をするわけではないけど、毎日ゆったりとした充実した時間を送れていたような感じがしました。
日ごろ、どれだけ見えない時間の経過に怯えて生活していたのだろう?そんな気がしました。
時間を使うのではなく時間に使われていた…そんな生活なのを思い知ったような気がしました。

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貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。