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832杯目:子供の頃に見ていた未来を思い出してみたら…

小学生の頃、50年後の未来はこうなっているみたいな本を読んだ。
何か自動車は空を飛んでいるし、ドラえもんのようなロボットが日常生活の中で普通に共存していて、月に旅行も行けて、街は空や空中も利用できて三次元的な様子が描かれていたの記憶している。

小学生の頃に見た50年後の世界は、子供から見る50年は偉く長い年月の後だと思っていたので、『本にも書いてあるし、そうなるんだろうなー!?』って信じて疑わなかった。
実際、過ぎてみると思ってたより全然50年は短かったけどf^_^;

そして現状は、日常生活の中に普通にロボットは共存していないし、空飛ぶ自動車は空を見上げても飛んでいないし、街も3次元的にフルにスペースを使った様子にはなっていない。

あの時、本で見た未来はただの夢であり願望だったのだろうか?
今の子供たちの思う50年後の未来ってどう見えているのでしょうかね?
子供の頃から情報が溢れているのが当たり前の現代なので、自分が思っていた夢のようなことより、かなり現実的な様子を想像しているのかもしれませんね。

だから、自分達おじさん世代は、今の子は現実的で夢がないとかドライだとかいうんでしょうかね(笑)
でも、これだけ良いも悪いも大人の情報が溢れていて、それが子供たちにも容易に入ってくる現代、そういう背景を考えると、そうそれは仕方ないことなのかもしれません。

話戻りまして、自分が小学生の頃に期待した50年後の日常生活の未来予想図が何も実現していないとなると、夢も希望もない時代を過ごしてきたのかと思いきや、すでに何事もないように過ごしている日常に、小学生の自分が見たらビックリするような未来の中にいることに気づきます。

先日、何気に画面付きスマートスピーカーで、昨年感動して何度も観にいった映画『映画 えんとつ町のプペル』を観た時のことです。

昨年、映画館の大画面で見ていた映画を観たいと思い、『アレクサ…』と呼びかけて指示を出すと、5型の小さい画面に綺麗な映像と綺麗な音声で、あの映画館で観ていた『映画 えんとつ町のプペル』が流れてきました。

これって小学生の自分からしたら『未来』以外にないですよね?

5型画面の小さい物体に、ただ声だけで指示をしてそれで昨年まで映画館の大きなスクリーンで観ていた映画が観られる。
そしてその小さい5型画面の物体には電源コードが1本繋がっているだけで、再生するためのメディアも何も入っていない。

その上、その小さい5型画面の物体は、話かければ天気予報も教えてくれるしニュースも聞かせてくれる…

これは日常の一つの例ですが、確かに空を見上げても自動車は飛んでないけど、小学生時の自分からしたら、確実に未来と感じるものの中に、いま自分はいるんだなー!って思いました。

そうなると、改めて今の子供たちはどのように50年後を想像しているのか聞いてみたくなりました。

うちの子供たちは大きくなったので、現実的なことしか返ってこないでしょうけどf^_^;

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きひろ
貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。