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482杯目:キンコン西野氏からの学びは、成功を引き摺らない。

昔は『嫌われ西野』などと、西野亮廣さん本人も自虐で言うほどだったのが、ここ数年は世間の風向きも変わってきて、西野亮廣さんが目指す数々の西野亮廣エンタメも成功や好意的な話題になっているような気が自分はしています。
実は、世間の風向きが変わったというより、やっと数年遅れて西野亮廣さんに追いついてきた!の方が正しいかもしれませんがf^_^;

今まで、西野亮廣さんが提唱したこと、主張したことに対して、批判されたり疎外されたりした時を経て、ここ数年の数々の成功を重ねてくると、それらの世間に対して、成功を強調したりとか感情的にもしたくなったりするようになってもおかしくないと思うのですが、ずっと西野亮廣さんをみていると、極端に言えばそれらの成功にも興味がないように感じることがあります。

よく失敗を引き摺るな!と言いますが、成功を引き摺るな!とは言いません。
それなら成功は引き摺って良いものなのかというとそうでもない。
成功を引きずる、すなわちいつまでも他人に自分の成功体験を語っていると、嫌がられるものです。『また始まったとか言って。』
しかし、成功は引き摺りたくなるんですよねーf^_^;

失敗は引き摺りたくないのに引き摺ってしまい、成功は引き摺らない方が良いのに引き摺ってしまう…という人間の心理としては同じ引き摺るだけど、意味合いは全く違う。

それでは、西野亮廣さんは何で成功を引き摺らないのでしょうか?
昨年、西野亮廣さんが仕掛けた主なエンタメだけでも、満願寺というお寺を全部使った個展、東京タワーでの個展、日本人初のエッフェル塔での個展…それらの仕掛けたエンタメはことごとく成功して、これらの成功だけでも何年も語っていられるくらいの偉業だと思います。

しかし、西野亮廣さんはすぐに次回作の制作だったり、映画の仕事だったり、舞台だったりと、そのほか多数の諸々に移ってしまい、昨年のそれらの成功や偉業も西野亮廣さんにとってただの通過点にしか感じられないくらいに、終わったことに関してはドライに感じます。

西野亮廣さんにとってみれば、それらの成功体験は、次に向かうための信用を得るためのもの、西野亮廣エンタメ実験の結果が出たから、次へ!ということなのかもしれません。

そしてこれらは西野亮廣さんは…という事ではなく、自分もそこから学ばなくてはいけないと思っています。

西野亮廣さんを見るようになって、

成功を引き摺らない!

は、自分の中では大きな学びになっています。

もしかしたら、失敗は成功へのアップデートするための材料だから、

失敗は引き摺って、成功は引き摺らない!

が正解なのかもしれません。

そして補足すると、失敗は引き摺って…と書きましたが、本当はそうではなくて、これも西野亮廣さんからの学びでもある、世の中に失敗は存在しない、それは成功するための材料・経験でしかない。ということなのだと思います。

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貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。