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890杯目:ある町の臨時特別給付金誤送金のニュースから考えてみた

ここのところコロナのニュース以上に毎日多くの時間を費やして伝えられている、ある町役場がコロナウイルス対策臨時特別給付金463人分を間違って1人の町民に振り込んでしまい、またそのお金を振り込まれた町民がほぼ全部使ってしまったというニュース。

テレビなどを観ていると、誤送金したお金をその町民が使い込んでしまったのが悪い!の方向からの報道が多いような気がする。
そりゃ、自分のお金じゃないとわかっているものを誤送金だろうが使い込んでしまったのは悪い!それはそう思うけど、会見を見ていると町長が自分たちは被害者みたいに見えているけど、そもそも…という感じもするf^_^;)

振込詐欺に遭い、騙されて振り込んでしまったことによって人生が変わってしまった人もいれば、今回は逆に!?振り込まれてしまったために人生が変わってしまった。そんな出来事。
だからと言って、もちろん使い込みはいけませんが…

でも今回のニュースを見ていると、滅多に起きない役所の誤送金が発生して、なぜかそれに銀行の方でも気づかず!?その間違って振り込まれた町民が普通の感性の町民ではなく、ラッキー!!って大金を使ってしまう変わった感性の町民という、何重にも奇跡に近い確率のことが重なった上でこの事件が起きているようにも感じる。

もしかしたら宝くじで1等が当たるよりも低い確率なのではないか?

だから、小さな町で起きたことがこれだけ毎日全国でニュースとして扱われてるんだけどね。

でもこれって本当に何重の奇跡のような確率の上で起こった事件なのだろうか?

って、捻くれた考え方の自分は思うこともある。

ニュースにならないだけで、意外と役所の誤送金ってあるんじゃないの?
普通に考えれば???と思うような送金依頼でも銀行でチェックにかからないで通過してしまうこととかも?

ただ、誤送金した他人のお金を、短期間で大金を溶かしてしまうという人はそういないとは思いますが…

このニュースを見る度に、使いこんだヤツは悪い奴だ!と拳を上げるより、何かシステム的ないい加減なところが出たのが目立つ結果になってしまった事件のような気もするんですよね。

もちろんPC上で数字を入力してエンターキーをぽん!(実際の作業はわからないけど…)という作業じゃなければこういうミスは起きないでしょうしね。
例えば対象の463名のお宅に現金10万円持って訪ねて、直接手渡してくればそんな事は起こらないしね。

現代はキャッシュレスの時代。
俗にいう現ナマが物理的に動く時代じゃないので、こういうことも意外と日常茶飯事といえば言い過ぎかもしれないけど、このような事は起こり得る事なのかもしれない。

そういや、時々コンビニなどでも仕入れるおにぎりを誤発注してしまい大量のおにぎりが送られてきてしまい…なんてニュースも聞きますものね。

便利だけど、動作としてはちょっとした間違いが桁違いの結果になる怖さもあるというのも現代ですね。


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貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。