56杯目:自己肯定力を読んで・・・でも書評じゃないよ 2
それでは元に戻って、親の立場から思うこと。
どうして、子どもの行動や考え方から学ぶとはどういう事なのでしょうか?
大人になると、
良くも悪くも様々な経験が加わり、
他と比べて体裁やプライドなどが加わり、
様々な要因が加わり、
本質が曇って、見えにくくなったり、
全く見えなくなり、
答えが見つからず。
って事がよくあります。
そんな時に、
クリアなガラス越しに、
本質を見ることができる子どもの意見に、
ドキッと、
ハッと、
させられます。
それは、新たに気付かされるばかりでなく、
自分が忘れていた何かを思い出させてくれる事も多いです。
この本に書かれているエピソードを読んでいると、
同じ歳の子どもでも、
気が利いているというか、
この歳で達観してるなー!?って感心させられるエピソードが多々ありました。
しかし、著者の鴨頭嘉人さんのお子様の気が利きすぎているのかというと、
そういう事だけではないと思います。
子どもは、この世に生まれた時から、
親の一挙手一投足を見て育ちます。
それをベースに、行動や言葉や思考に現れてくるものだと思います。
だから、ハッと気付かされたりする。
そういう意味で、さすが鴨さんと鴨あきさんの息子さんだとは思いますが…。f^_^;
子ども達は、成長するに従って、
親のこういうところはいけないとかの気付き等が入ってくれば、
自分の中で修正しながら、成長していくものだと思っています。
何れにしても、親である私達が、
子ども達のそのような言葉・思考・動作から、
どのように自分の中で変換できるかという事だと思います。
川上から流れてきた大きな桃をただ見送るだけなら、
大きな桃が流れてきたという事実以外は、
自分の中には何も残らないですからね。
そういった意味で、この本の感想というのは、
読んだ人の考え方によって、
かなり違ってくるものだと思います。
自分にはピッタリハマるもので、
今後予定されている長女から学んだエピソード、
周りの人から学んだエピソードの
自己肯定力2、自己肯定力3
がとても楽しみでもあります。
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