114杯目:ダウンタウン×西野亮廣を見てたら、西野さんの山登りの例えが変わった
以前、西野亮廣さんがよく言うお話に、
スターになったと思ったら、
まだ上に、たけしさんやさんまさんやタモリさん、ダウンタウンがいて、
スターになってなかった!
それを山登りに例えて、
頂上を目指して山を登りきり、
頂上に立ってみたら、自分の登ろうとしていた山ではなくて、
下山して別の山を登り始めたと言う例えに納得して、
以前、noteに投稿したのですが、
先日の西野亮廣さんゲスト回のダウンタウンなうを観て、
それとは別の視点ができました。
それは、ダウンタウンも西野亮廣さんも目指す頂上は同じエンタメという山。
人に笑ってもらおう!喜んでもらおう!楽しんでもらおう!
という頂上は共通の山。
ダウンタウンが登ったのは、王道のルートを登っての頂上。
そしてダウンタウン世代に憧れて、お笑いの世界に入った西野亮廣さんも、
もちろんダウンタウンが登ったルート通りに登って行った。
漫才をやりながら、他のコンビとのフジテレビの深夜コント番組で成功して、
ゴールデンタイムに昇格して、そこでも高視聴率を取るという流れで、
トップスターに!!
そこまでは一緒!
西野亮廣さんがスゴイのは、その状態でスターになったと思わなかったところ。
頂上かと思ったら頂上じゃなかった。
自分のようなものから見ると、充分にスターになってると思いますが(苦笑)
西野亮廣さんの場合、スターになることが目標じゃなくて、
一番のスターになる事だったのが、他の芸人さんと違うところなんですね。
そりゃあ先輩だけでなく同期の芸人にも、
ちょっと成功したからって、調子に乗るんじゃねー!!
って顰蹙は買うわねf^_^;)
でも、現在の西野亮廣さんの
ディズニーを倒す!
と、公言しているのを見ていると、
当時炎上した時の考え方と、一つ成功した今も変わっていない事が分かります。
山登りの例えに戻ると、
スターになったと思った西野さん、頂上に登ったと思った西野さんは、
頂上ではない事に気付いて一度山を下ります。
そして、違うルートでまた同じ山を登り始めます。
自分は、この精神力と思いに対する強さは尊敬でしかないです。
もちろん違うルートは、前の人が通った跡があるわけでもないので、
そのルートは険しい上に、頂上に辿り着けるルートかどうかもわからない。
そこを突き進む原動力は、西野亮廣さんの精神力と思いの強さだけです。
そして、西野亮廣さんは違うルートから、ダウンタウンのいる頂上に上り詰めた。
先日のダウンタウンなうの、ダウンタウンと西野亮廣さんを見てそう思いました。
そして、そうやって自分のいるところまで登ってきた西野亮廣さんに対する、
ダウンタウンの対応が素晴らしすぎる!
自分たちと違うルートで、ここまで登ってきた後輩の西野亮廣さんを認めて、
自分の知らないルートを登ってきた事にリスペクトして、
さらに、その知らないルートを自分にも応用できないかと吸収しようという姿勢、
後輩に対する温かさ、
まだまだ上を目指そうとする姿勢、
改めてダウンタウンのスゴさも感じてしまい、
この番組で、さらにダウンタウンのファンにもなってしまいました。
吉本芸人の闇営業の話題の時に、
ワイドなショーで、松本さんの悔しさがにじみ出る無念な表情、
後輩芸人をなんとか救いたい!
とコメントしていましたが、
今更ながら、その時のコメントが重かったのも実感しました。
色々なことを感じられた今回の放送。
毎週放送の1コーナーだったかもしれませんが、
自分にとっては、観て良かったと思う放送でした。
それにしても、西野亮廣さんのイジラレ芸も職人!?ですね。
別にリアクションが大きいわけでなく、
声を張り上げるわけでもなく、
ボソボソっという返しの的確な言葉に、
めちゃくちゃ笑いました。
それにダウンタウンから見て、
きっと可愛い後輩と思わせる感じもズルい!!(笑笑)