278杯目:【コラム】ご当地ナンバープレートを見て思う。
今日、国土交通省から新たに17地域のご当地ナンバーが発表された。
事前申し込みは4月13日からで、5月11日より交付だそうです。
このご当地ナンバーといい、
ラクビーワールドカップや東京オリンピックの特別仕様ナンバー。
そして寄付金なしはエンブレムだけで、
寄付金付きは絵柄付きだったり。
特に自分が愚策だと思ったのは、
軽自動車は黄色ベース、事業用は緑色ベースというのさえ変えてしまい、
全て自家用普通自動車と同じ白色ベースにしてしまった事。
国もサービス業!?
お客様に喜んでもらえるのなら、そういう基本的な決まりも変えてしまう。
恐ろしいわf^_^;
本来、ナンバープレートの目的とは何かと考えたら、
こういう発想なんて出てこないような気がするんですけどね。
ベースの色の変更だけでなく、図柄入りナンバープレートに至っては、
図柄によって、肝心の数字も見づらくなってしまっている。
その割には図柄も、ひとめで何々!って分かるほどはハッキリしてないし。
それじゃなくても交通事故だけでなく、最近は煽り運転とかの影響で、
ドライブレコーダーをマイカーに取り付けるという需要が高まっているので、
ナンバープレートが見やすいか見づらいかは、
今までよりさらに重要になっているはず。
国から営業許可を得ていない個人が、タクシー業を行うことを、
白ナンバーで営業しているから『白タク』って呼ばれるのが一般的なほど、
ナンバープレートの色って重要なのに、
国が自らそれを崩してるって笑い話にもならないf^_^;
むかーし、ヨーロッパ車とかが日本を走るのに、
日本のカッコ悪い四角いナンバープレートを付けることによって、
ヨーロッパ車のデザインの足を引っ張っていて、
いつか日本も、ヨーロッパのような形状のナンバープレートに!
なんて、車好きの中では話題になって、
声を上げたりもしていたけど、結局あの形状は変わることなく、
ガッカリしながらも、『まっ、ここは日本だから仕方ないよね。』
なんて、納得していた当時の自分が悔しくなるくらいです。
今の特別仕様やご当地ナンバーの状況を見ていると。(苦笑)
何か、国民に媚を売っているだけのようにしか見えないんですよねー。
もうちょっとナンバープレートの本来の目的を考えた方が良いんじゃないの?
って、思うのは自分だけなのかな!?
それに地名は、その管轄の陸運局のある場所を示していたんですが、
今のは…。
別に昔に拘っているわけではないし、
変えて良いものは変えて良いと思うけど、
ちゃんとした理由もないのに、変えるものではないと思います。
#コラム #ご当地ナンバー #白タク #ナンバープレートの色 #図柄入り