劇団も認める「輝きを増すスター」瑠風輝について語る場 #宙組はみんな最高
「\この喜びを皆で祝いたい!/公式から瑠風輝ポストカード・1stフォトブック発売に乾杯したい!」と言う、私の欲望駄々洩れのスピンオフ記事と連動し、お馴染みの#宙組はみんな最高 で、みんなの好きな瑠風輝さんについて、マシュマロ・DMなどでお寄せいただきました。
現時点で頂いたマシュマロ・DMで多くの「My Favorite もえこ」を寄せて下さりありがとうございました。ここだけのオフレコで~と言うコメントを頂き、そのコメントからも瑠風さんのお人柄が伝わってきました。
個人的に、瑠風輝のターニングポイントではないだろうか?と言う「新人公演」「バウ主演」とは何かを分かりやすく?説明しつつ、その見所やみなさんのコメントを紹介しながら、初めての人でも分かりやすい記事となればいいなと思いました。いやーしかし長い!!楽しい!
・4度の新人公演主演
宝塚大劇場・東京宝塚劇場で行われる「本公演」と呼ばれているものに、公演中1回限りの新人公演と言うものがある。通称「新公(しんこう)」研7以下の下級生だけで行う新人公演は、どのタカラジェンヌも必ず通る道であり、ファンにとっては贔屓がまだ「新公学年」であれば大きな晴れ舞台。本公演をこなしつつ合間にお稽古を積みたった1度の舞台に立つ。そして「新人公演の主演」と呼ばれる、トップスター/トップ娘役が演じる、主人公/ヒロインの役に選ばれる事は大変名誉な事。複数回選ばれる事はその組で大きく期待をされていると言う証拠です。
瑠風輝さんは「Shakespeare」「エリザベート」「神々の土地」(朝夏まなとさん時代)そして新人公演最後の学年で「異人達のルネサンス」(真風涼帆さん)の4回の新人公演を務められていて、2回3回はあっても4回って余り多くはいらっしゃらない。(同じ宙組だと愛月ひかるさん、同期だと暁千星さん)新人公演の円盤は販売されておらず、スカイステージで時々再放送される程度。特に新人公演かつ古い作品になると再放送の頻度も少なくなってくる為、放送スケジュールのチェック&放送リクエストをお忘れなくです!
個人的になんですが、責任感が強く自分に厳しい新人公演時代と言う印象。
初主演の緊張感&初々しさのシェイクスピア、朝夏さんのトートとはまた違う瑞々しいトート閣下。神々の土地と異人達のルネサンスは大劇場で実際に観劇したのですが、主演の朝夏さん・真風さんとはまた違う解釈の主人公。堂々とした歌唱力。特に最後の新人公演「異人達のルネサンス」は瑠風輝の繊細さこそレオナルドのキャラクターに合ってたように思った。まだ大劇場だったからか自身を律しより厳しく高みを目指していく志を感じ...と書きたい所だけど、当時はぶっちゃけてもうちょっと自信を持って自分を認めてあげてもいいんちゃう?と思ったのです。当時はね。そこが良い所でもあるのかな、と今となっては思います。
皆さんが1番多く挙げて下さっているのが「神々の土地」の新人公演。
朝夏まなとさんの退団公演でした。大好きなまぁ様のお役、役作りにはとても苦労されたようですが、ファンにとっても忘れられないものになったようです。私も個人的に初めて見た新人公演だったので忘れられません。
①冒頭の少年ドミトリー(本役)から青年ドミトリーまで通し。
②研1だった夢白あやちゃん(現・雪組)を引っ張るもえこさん。もえあやの始まり!
③上田先生が歌詞を変えた主題歌銀橋ソロ。「残す」「別れ」が「誓い」に変更。
夢白さんは大公妃イリナ/イレーネ役(伶美うららさん)研1で組配属後すぐで、ヒロイン格の役を演じるのも大抜擢でしたね。もえあやはバウヒロインやショーの場面などで沢山のトキメキと萌えを与えてくれました。更に、この新人公演でフェリックス(真風涼帆さん)役を演じた鷹翔千空さんとは、新人公演のステージトークでもゆるふわな雰囲気、後のヴィオレット辺境伯のご子息達(笑)ともなる「もえこってぃ」の始まりともされているそうです。
お芝居…「神々の土地」新公ドミトリーもえこちゃんといえばまずあの歌声が思い浮かびますが、彼女は芝居の人でもあるなと思います。特にそれが現れているのが、ドミトリー役だと私は思います!ご本人は役作りにずいぶん悩まれたようですが、一途で様々な人への思いやりに溢れた、本当に素敵なドミトリーでした。雪原のシーンは、冒頭もラストも必見です。役の感情が溢れ出るとはこういうことなんだと衝撃を受けました!
主演作品のプレッシャーから解き放たれた...と言う言い方はアレだけども、新人公演主演経験者の主演ではない時の余裕や遊び心を感じる公演の方が好きかも。「王妃の館」の金澤貫一(愛月ひかるさん)の愛さんのキャラの濃さに負けないド派手さクドさ「天は赤い河のほとり」のウルヒ・シャルマ(星条海斗さん)は本役越え?と思わせる麗しさ・神々しさも素敵だったな。
・バウホールの主演
宝塚の公演は5組が歯車のように、宝塚大劇場・東京宝塚劇場で1つの作品→別箱(バウや全国ツアー・ディナーショーなど)→大劇場・東京→別箱のサイクルで回っています。なので一年中どの組も公演が途切れません。
その中で「宝塚バウホール公演の主演」これがスターへのファーストステップと呼ばれ、「東上」と呼ばれている、バウホール公演+KAAT神奈川、梅田芸術劇場(ドラマシティ)+ブリリアホール、のように関西と関東の2会場で公演が行われる公演。その主演に選ばれる事が次のステップとされています。
2019年9月・バウ主演作品「リッツ・ホテルぐらいに大きなダイヤモンド」
一言で言うと…ブラックなディズニー映画と言いますか(笑)SF・ブラックユーモア要素の強い作品なので、好き嫌いが出るかもしれないけど…周囲のキャラクターがやたらと濃い所とか、癖が強くて大好きな作品なんですよね。舞台セットのトンチキ度合いも好き。かなりパンチの効いた作品ではあるのですが、その独特の世界観の中でまさに王子様!なキラキラ純粋な主人公はバウホールデビューにピッタリのキャラクター。もえこってぃでお馴染みの鷹翔千空さんと現・雪組の夢白あやちゃんと言う鬼に金棒なバディは完璧。特にアクアヴィーテ!!のホワイトホースのもえあやが好きな人は見て!こってぃのかなり癖の強い役も好き。後のヴィオレット辺境伯のご子息達である…(2回目)
早く2度目のバウ主演、もしくは思い切って「東上」しちゃってもいいんだよ?と言いたいです!!
My Favorite もえこ
#瑠風輝さんについて 格好良くスタイルが良い!王子様感が溢れているところが好きです。舞台の上だとキリッとした表情されたりドヤ顔ウィンクをするのですが、スカステの番組で見るオフ瑠風さんは柔らかい感じで癒しです。好きです。清らかさと優しさに溢れている歌声の瑠風さん、益々のご活躍をお祈り申し上げます。
オフの瑠風さんってふわっと柔らかく優しい雰囲気ですよね。お茶会ネタなのでここでは書けないのですが、お相手役の方への温かい思いやりに溢れたエピソードも聞きました。いつも芸に対して真面目で真っ直ぐストイックに芸を究める。下級生時代は痛々しいぐらいストイックにも見えたけど、様々な経験を経て余裕や遊び心が出て来たのかな?その余白がポーロックのような世界観を作り出すのかもしれない。そんな事を思いながら見ています。
個人的に外せないもえこちゃんはパーシャルタイムトラベルです!ジャンの不良仲間であるリシャールとシャーロットの婚約者であるピエールの2役を演じていて、対極な役柄なのにどちらもどこかご本人に似ていて、魅力がたっっっっっぷり詰まっています!!
「パーシャルタイムトラベル」過去と未来を行き来するSFの作品、殆どの人が現世と過去の2役を演じていましたよね。この公演観劇してて、群舞のセンターに立ったのを見た時に「この人はいつかバウの主役になる」と鳥肌が立った記憶があるんですよ。
もえこさんはやはり今回の「バロン/ヴィーテ」が1番、魅力が伝わりやすいのではないかと思います。素の実直な人柄が役に愛着を持たせる力はバロンでわかりますし、その少しスモーキーで個性的かつ毛布にくるまれるような心地よさのある歌声はショーで味わえます。また、ショーのダフタウン・ビーストにて珍しくオラオラしたギャップ的一面も見られてまさに一石三鳥かと!それ以外ですと個人的にはサパを推します。シンプルにあのビジュアルが一定の層の胸を撃ち抜くからです。
「バロンの末裔」のウィリアムは、真面目で真っ直ぐなもえこさんのお人柄そのものみたいな役柄でしたね。オープニングの登場の仕方も堂々としていましたし、凛城きらさん演じるトーマスパパとの掛け合いも良かったです。
「FLYING SAPA」のペレルマン、「シャーロック・ホームズ」のポーロックは一定層に突き刺さるけしからんビジュアル。個人的には影のある「群盗」のフランツ、軍服見たきゃ「神々の土地」のロマン(本役)「アナスタシア」のニコライ二世あたりも一定の層の胸を撃ち抜くかと…
「あかねさす紫の花」や「花の業平」みたいな感じの和のビジュアルもぶっ刺さるんじゃないかなぁ。古き良き宝塚の和物のリバイバルとか似合いそう。どうでしょう、バウ主演・東上で和物。瑠風輝で昔の和物の再演は。
ショー…全ツ「アクアヴィーテ!!」たくさん好きなショーはありますがそれを全て上書きされてしまうくらい、全ツのアクアヴィーテでのご活躍は素晴らしかったです!!歌がお上手なのはよく知っているつもりでしたが、私の知っているもえこちゃんをさらに超えてきていました。ミステリアスクラウン(中詰冒頭)の歌は、私がおばあちゃんになっても子孫に語り継ぐと思います。また、特にターストや響の場面ではダンスも本当にかっこよくなっていて…新たにもえこちゃんにハマった民はとにかく必修のショーです!
アクアヴィーテ!!を挙げて下さる方が多かった。全国ツアー版の方が見せ場も多く、あのもえこが…あんな恥ずかしいセリフを…恥ずかしがらずに言えるなんて!と言う感動もあり(笑) 昔から定評のある歌唱力も更に磨きが掛かり最高のショーでした。初演の方は今となってはもうお目に掛かれない「もえあや」の「ホワイトホース」で全力の萌えを補給出来る所、ウイスキーボンボンでの華麗なるダンス。見どころがそれぞれ違うので見比べるのも面白そう。
ヅカポタが一番好きな瑠風輝は…「エルハポン」の西九郎さんです!!
男臭さと言うのか骨太さと言うのか、今まで瑠風輝には無縁だったような役。ミステリアスだったり、やんちゃだったり、純粋な青年みたいな役だったりの中で、骨太な武士の役はとても新鮮に見えた。治道(真風さん)の同門の先輩と言う立ち位置、学年は下級生ながら治道や藤九郎(和希そら)のよき兄貴分の貫禄。このお芝居は瑠風輝の新境地と言える、私は大好きな役なんです。
みなさんの「瑠風輝」はどんな人?好きな作品、好きな役やショーは何ですか?皆に知って欲しい「もえこのエピソード」なんかもあれば寄せてくださいね♪note転載OKの場合、確認次第こちらで紹介させていただけたらと思います!原則匿名でメッセージのみ掲載していきますのでご安心ください。noteの転載はNGだけどTwitter上のリプでも「お茶でも飲みながらもえこの話聞いて!」でもいいです(笑) いつか会った時にお話ししたい♪でも歓迎!
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