変革推進原理原則の理解が深まる「カモメになったペンギン」を読みました
おつかれさまです。
みなさんは、組織やチーム、プロジェクトを変革推進できてますか?
はい、私はできていません。
新しい組織でもチームでもプロジェクトでも、途中から入ったとき
新たに立ち上げ始めたとき、何か違和感というかこの状態よくないなって感じるとき皆さん経験あると思いますが、そんな時どうされてますか?
まさか私と同じように、困ったなぁなんかいい雰囲気じゃないなぁ、○○さんと1on1して愚痴ろうかなとかそんなことしている人いないですよね。
変革推進の原理原則
変革推進は、大きく分けて8段階のプロセスによって成り立ちます。
1.危機意識を高める
2.変革推進のためのストーリーを築く
3.ビジョンと戦略を生み出す
4.変革のためのビジョンを周知徹底する
5.サポートする自発を促す
6.短期的成果を実現する
7.成果を生かしてさらなる変革を推進する
8.新しい方法を定着させる
カモメになったペンギンという本
この本は、「変革プロセスをいかに成功させるか」について
ペンギン達の中で起きた問題をどの様にクリアし解決していくかについて
ストーリーを読み進めながら理解する事ができる様になっています。
2007年に発売された本ですが、かなりの良書だと思って、周りの人に言いふらしています。
フレッドという好奇心と観察力の鋭い一羽のペンギンが自分たちの問題にある日気づくというところから始まり
変革推進の8段プロセスの原理原則に沿ってストーリーが進みます。
途中ノーノーという変革推進反対派のペンギンが現れたり、支持してくれるアリスが現れたりと、たくさんのペンギンが登場してくるのですが
私の場合、実際に自分たちの組織やプロジェクトを変えたいなと思ったり、変わった時の様子を思い浮かべて
「ああ、ノーノーは○○さんだな。」「アリスは△△さんね」
って想像しながら読めて非常に分かりやすく理解できました。
この本を読んで最後に感じた事
もちろん推進するための勇気というのは必要かもしれないけれども、自分は一人じゃない。
絶対に自分をサポートしてくれる人はいるし、浮き沈みは絶対に発生する。
そんな時に、今どのプロセスにいるんだろうって感じた時に、ペンギン達を想像する事で少し気が楽になる気がします。