QEEG検査を受けました
ブレインクリニック東京院さんで、QEEG検査を受けてきました。
検査の概要をまとめたのがこちら↓
QEEG検査について
https://note.com/yosuke_sato/n/n0c28c036a643
病院についてからの流れで書いていきます。
①問診票の記入。
平日昼間だったからかほとんど待つことなく…
②QEEG検査
電極のついた帽子のようなものを被り、頭と帽子の間に水で濡らした綿を入れていく作業をし準備します。
頭がデカイこともあり安定させるまで大変でした。笑
その後準備でき次第脳波測定がスタート。
4分間前の扉の辺りを
・動かず
・まばたきも(なるべく)こらえて
じっと見続けるのですが、これがなかなか大変でした。スタートしてすぐ止められて、顔が小刻みに揺れてるやら、まばたきしてるのでなるべくこらえて下さいとか。
なんとか終えたあとは
③カウンセリング
問診票をもとに、今までの困り感についてのカウンセリング、面談を女性のカウンセラーさんが行ってくれました。
・衝動性のある行動
・ものの管理、片付けへの苦手意識
・時間管理が不得手
など、これまでのエピソード交えて話しました。共感的にしっかり聞いてもらえて15分間程度。すごく良かったです。
④検査結果の解説、説明
30分程度、医師の先生よりデータを見ながらの説明を受けました。③のカウンセリングの用紙をもとに、このデータだとこんな傾向が確かにありますよね、と体験談と性質との関連性をペンでメモしながら説明をして下さいました。
(以下個人情報のため、いつかのタイミングで非公開としたいと思います😃)
まず、この脳波の図は、脳内でのθ波の活発さを表しているそうです。
前回の記事の通り、θ波はレム睡眠時や瞑想時にみられる脳波。これが強く出ることでADHDの傾向を確認できるとのことでした。4.39Hz、5.86Hzどちらでも脳全体でのθ波の活発性が確認できますとの説明でした。
続いてこちら。
(3)のTheta/Beta Ratioは、θ波とβ波の優位さを脳の中で表しているもの。
左のSubjectは被検査者のデータ、
中のDatabaseはこれまでの一般的なデータベース、
右のz-scoresを見ると自身と平均の比較ができる
とのことでした。
右のデータを見て、赤が強い部分はθ波優位、青が強い部分はβ波優位の部分です。
つまり、全体的にθ波が強くやはりADHD典型的なデータ、脳の後側、つまり後頭葉、この部分は視覚形成の中心だそうなのですが、ここで青、つまりβ波が活発なのもADHD患者で多いそう。β波は能動的で活発な思考、集中状態、集中的な反応を現すので、視覚からの情報への過敏な反応、という衝動性の側面が見えるとのことでした。
(4)は、右脳左脳の優位性を見るものです。赤い部分に優位性、つまり私は完全に右脳優位人間でした!
右脳がつかさどるのは、ひらめきやイメージ、芸術性、創造性など。右脳が優位に働く人は、直感的にものごとを受け入れるのが得意だと言われているそうです。これは昔からそうだろうなぁ、と思ったいたので納得です。
最後に
こちらは、脳のなかでの神経の繋がり、情報伝達の活発性を見ているとのこと(赤い線で示されるのが強い反応)でした。多少これまでも登場したθ波の働きが強いことが読み取れるが、特に脳のパフォーマンスに大きな問題はないと。
全体的に見て、やはりADHDの傾向はかなり見られるので対処、治療をしていくと良いだろうとの言葉を頂きました。
この検査で、他の二次的症状や障害の可能性も見てもらおうと期待して行ったのですが、他は特に問題ないとのことでした。
今回少し遠くから検査通院をしたこともあり、TMS治療についてはとくに勧められることもなく、のべ1時間程で終了となりました。
診察料 ¥3,300
QEEG検査料 ¥14,300
計 ¥17,600
このクリニックでは、保険が使えません。
やはり多少高いな、とは思ってしまいますが、これからの治療に向け、自分の特性をまた確かめる良いきっかけとなりよかったなと思います。
QEEG検査に興味があり、受けようか迷いがある人の参考になればと思って書いてみました。
みなさんのコメントおまちしています。
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