日本語は起源が不明である言語とされますが、『日本語の意外な歴史』と題するブログに興味深い記事がありましたので、そこから引用・抜粋してご紹介したいと思います。
ウラル語族は北シベリアやハンガリー、フィンランドなどで話されている言語群のようですが、元々は遼河地方(現在の内モンゴル~遼寧省あたり)で話されていたようです。
(ウィキペディアによると遼河文明は紀元前6200年程前から存在していたとのこと)
その遼河地方で話されていた言語の語彙が日本語の語彙の中核を成しているというのは非常に興味深いところ。
そして長江文明、黄河文明、縄文時代の日本列島、その他の地域で話されていた多くの言語の語彙も日本語に流入したようです。
言葉や民族の移動というのは複雑なものなんですね。