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はなびら
はなび、はなびのはなびら。
美しくてその時間ごとスケッチブックに閉じ込めておきたいけれど、
そう思うとともに儚く散ってゆくのです。
わたしたちの心もはなびら。
見つめていても、大切にとっておきたくても姿かたちは変わり、何もしなければ枯れて散ってしまうのです。
押し花にしても、ドライフラワーにしてもそれそのものではもはやないのです。しかり。
だから、レンズに写して焼き付けておくのです。
本物ではないけれど、本物のように愛せるから。
今一瞬一瞬を大切に撮って、取っておくのです。
それがわたしたちの心の軌道となってまた次に、次に繋がるから。